radio_attack
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2011年04月14日(木)
セシウムに関しては特定の生物が特定の部位にため込むというものではなさそうなので、上位捕食者でもこの程度。 RT @P_lunulata: @katukawa Heldal et al. (2003) だと食物段階5段目のネズミイルカでセシウムの濃縮係数が150程度ですね
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posted at 04:24:29
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
放射線防護に於けるICRPとECCRの考え方の違いはこちら。bit.ly/ebT2by 私は、基本的に放射線・原子力利用に積極的なICRPの立場を支持する。その上でも、100mSv閾値説は到底、許容できない。
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posted at 05:49:44
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
ICRPによって提案されている放射線防護の基本的考え方 (09-04-01-05) ATOMICA bit.ly/dS9zGc 放射線防護の3原則 (09-04-01-09) ATOMICA bit.ly/gLg2ML (続
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posted at 06:51:44
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
続)ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考えATOMICA (09-04-01-08) bit.ly/hLvYGj 放射線防護に於けるICRPとECCRの考え方の違い bit.ly/ebT2by (続
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posted at 06:54:54
それとトリウム溶融塩炉が良い理由に放射性物質の内ウランやプルトニウムを出さないというのがあるんですが bit.ly/hpym4G その分他の放射性核種割合がかなり高く事故に弱い "@mat20101224 トリウム熔融塩炉って実現できそうですか?@yasushi64
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posted at 08:57:04
半減期は短いですが核種にタリウムあるのはなんとかならないのか、と思います"@WATERMAN1996 トリウム炉は強力なガンマ線がガシガシ出るんで事が起きたとき近寄れず対処できないという問題が。@yasushi64 @mat20101224 トリウム熔融塩炉って
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posted at 09:16:43
トリウム炉は黒鉛が弱点で今は黒鉛不使用型が提案されてます。技術は新提案が出る分実用化は遅れると見なければなりません"@mougennsya ht.ly/4z7Hb @WATERMAN1996 トリウム炉は強力なガンマ線が@yasushi64 @mat20101224
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posted at 09:28:41
(高線量)放射線被曝の場合、DNAのダメージが起こすのは、第一義的には「細胞死」。増殖性の高い細胞(骨髄の造血幹細胞とか…当然、正常細胞に比べれば癌細胞も該当)ほど、この影響を受けやすい。
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posted at 11:17:35
特に電離放射線の照射で起きる、DNA二重鎖切断の場合は、そのままだと「突然変異」にすらならない。染色体が正常に複製できなくなって中途半端な状態で止まる。この状態のままだと細胞は死ぬ…DNA修復されない限り。
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posted at 11:21:27
DNA二重鎖切断の修復の機構には、何パターンかがある。(1) 相同組換え修復って機構だと、完全に元通りに修復できるのだけど、これは細胞周期のS期と呼ばれる期間(DNA合成期)しか使えない。
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posted at 11:25:03
もう一つ、(2)非相同組換え末端結合(NHEJ)というのがあって、これには、(2-1)DNAダメージ複合体(MRN複合体)依存型と、(2-2) MRN非依存型(Ku-70による)がある。ただし、こちらでは切断部分が少し欠落したりするなどの変異が生じる。
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posted at 11:27:43
二本鎖切断で、複数の箇所が同時に切断されたとき、「元のDNAのどこと、どこが繋がってたか」を見分けて、正しくつなぐのが難しい…これに対して、一本鎖切断や修飾核酸などによる損傷だと「正常な鋳型」が残ってる分、まだまし。(1)の相同組換え修復は、姉妹染色分体が「正常な鋳型」役になる。
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posted at 11:37:51
「どことどこが繋がってたか判らない、DNA断片を結合する」関係から、NHEJはまた、同時にゲノム不安定性の引き金になる…この辺りは、発がんリスクとも関係が深くなる。
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posted at 11:39:43
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
ICRP2007年勧告(Pub.103)の変更点についてはこちら→bit.ly/dSOuI0 要約はこちら→bit.ly/ey0oa8 更に抜粋はこちら→bit.ly/dRYIJ9 ICRP1990年勧告Pub.60から大きな変更は無し。
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posted at 20:05:57
Hiroshi Makita Ph.D. @BB45_Colorado
ICRP 2007年基本勧告に基づく線量評価用換算係数についてbit.ly/f5VTQi 対して、低線量被曝の影響を大とする立場からの簡単な資料→bit.ly/eLU1Mz ECRR2003勧告の紹介 bit.ly/ebT2by
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posted at 21:34:45
2011年04月15日(金)
(承前)セシウムはイオン化傾向が大きいので、通常の塩の形では分離しにくい。ゼオライトなどのイオン交換体による吸着は可能だが、他の塩類が高濃度で共存すると効率は低下する。これに対してフェロシアン化物イオンによる吸着(おそらくキレート化でイオン半径が関係して)はCs特異的で効率的。
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posted at 15:37:32
(承前)ただし、あまりに吸着効率が良すぎて、いちどくっついたら離れないのが問題。そこで、こちらも参照。 www.rada.or.jp/database/home3...
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posted at 15:38:41
(承前)(1) ゼオライトなどでも除けるが、海水や高濃度塩溶液中では効率が低下 (2) 不溶性フェロシアン化物を使えば、高効率で取り除けるが、普通のフェロシアン化物は再利用できない(処理できる量は、供給量に依存する) (3)そこで、再利用可能なフェロシアン化物を…という流れの模様
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posted at 15:44:13
2011年04月16日(土)
moto-yasu kinoshita @motokinoshita
トリウムとウラン原子力の本質的な違いは、核廃棄物に、長寿命の重い原子(超ウラン元素=現時点の宇宙年齢では地球上に存在しない)が出るかどうかの、核物理的なしきい質量が、両者の境目にあること。トリウムでは超ウラン元素をほとんど発生しない。 bit.ly/dH5brs
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posted at 00:14:26
これは昨年12月の中電の話だが、電力というのはわずか0.07秒の瞬間的な電圧低下があっただけで、これだけの莫大な影響が出るものである。東電を潰せ!というのは簡単だけれど、それなら高品質・安定供給をちゃんと実現できるスキームを考た上でなければ。 ow.ly/4B6ii
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posted at 00:22:33
関東直下のプレート。 ow.ly/4Bwb2 RT @mihoko_nojiri: この辺はやっぱり深くなりますよね。RT @yaguhiro: 深さはプレートの境界付近ですね。
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posted at 11:29:33
MIZUNO Yoshiyuki 水野義 @y_mizuno
高緯度で宇宙線が増える理由は複数。太陽宇宙線で比較的低エネルギーの成分は地球磁場に引っ掛かって極地まで移動、そこで地上に降り注ぐ。つまり、飛行機での放射線被曝の緯度依存性が大きい理由の第2は、地磁気の効果。
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posted at 11:42:17
MIZUNO Yoshiyuki 水野義 @y_mizuno
航空機での放射線被曝は、地球上空の宇宙線による。その緯度経度の依存性データ。緯度依存性が非常に大きいのは、地磁気の効果もあり想定範囲内だと思う。経度に対する依存性は(地球の自転で平均されるため)小さいはず。 twitpic.com/4ld7jt
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posted at 12:09:17
moto-yasu kinoshita @motokinoshita
フィンランドでは95%以上のエネルギーは原発が供給。昨年の時点で、トリウムの利用に一番熱心(会議の議長を買って出たり)だったのがフィンランドの電力会社。 bit.ly/ijPH9n
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posted at 13:32:38
ゴアはGEの株主だった。排出権ビジネスにも手をだしていた。RT @oremus69: ゴアが言い出してからCO2による温暖化議論が世界的に広がった。裏には原発推進派の利権が絡んでいた。@kazu1961omi 私が週刊朝日の編集長時代、もっとも売れなかった号のひとつが「ゴア元副大
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posted at 18:55:16
MIZUNO Yoshiyuki 水野義 @y_mizuno
地震マグニチュードの定義。1935年リヒターの定義が元。海外は今もRichter scaleと命名。基本は地震計の振幅Aの対数x距離減衰補正。日本はMj=logA+1.73logΔ-0.83(浅い場合)、Δは震央と測定点の距離。距離二乗の減衰効果を補正。1.73乗なのは深さ効果。
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posted at 23:09:35
MIZUNO Yoshiyuki 水野義 @y_mizuno
続)地震マグニチュードの定義。日本の気象庁の定義Mjは地震計の針の振幅で定義。故に長時間(10分も揺れが)続くような巨大地震に対応できない。値を小さく計算する。今回もそれが起こった。よって想定内だが、内陸で世界最大の濃尾震災(1891)M8より巨大な地震は想定してなかった模様。
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posted at 23:18:11
MIZUNO Yoshiyuki 水野義 @y_mizuno
続)地震マグニチュードの定義。私が「M8より巨大な地震は想定してなかった模様」とは、気象庁がマグニチュード定義を2003年改善時bit.ly/eblU8Qに全図でM8が最大値だったから。海底地震では南海のM8.4もあるが。何にせよMj方式の限界は想定内で既知と思う。
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posted at 23:30:24
MIZUNO Yoshiyuki 水野義 @y_mizuno
続)地震マグニチュード。他方で金森の定義Mw(モーメントマグニチュード)は巨大地震にも対応。Mw=(logM_0 - 9.1)/1.5、ここでM_0 = μDS、μは岩石の剛性率(ガリガリ度)、Dは動いた距離、Sは動いた断層の面積。μSは摩擦力に類似、Dを掛けてモーメントに対応。
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posted at 23:40:21
MIZUNO Yoshiyuki 水野義 @y_mizuno
結)地震マグニチュード。Mw=(logM_0 - 9.1)/1.5の定義は合理的、いくら巨大でも計算可能は自明。逆にMjのような地震計の針の振幅での定義は巨大地震に無理、それは定義上当然。逆に長所は多数の微小地震の系統的研究に有用。気象庁も当然、分かっている。改善に期待したい。
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posted at 23:48:16