黒木玄 Gen Kuroki
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2012年04月24日(火)
立川 (2.3) QFT とはd次元リーマン多様体に複素数を対応させるもの.計量の摂動に対して解析的であることを仮定する.テイラー展開の各項はエネルギー運動量テンソルのn点関数を含む積分で書けることも仮定する.
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posted at 22:29:04
立川 (2.4) n点関数は考えているリーマン多様体のn個の直積上の関数だが,対角で発散する.n点中の2点が近づくときの挙動はn-2点関数の微分で書けることも仮定する.OPE.
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posted at 22:32:48
立川 (2.5) 対称性Gをもつd次元QFTから経路積分によってただのd次元QFTを作ることができる.Yang-Mills汎関数によるGaussianを重みとしてG接続つきG主束全体の空間で経路積分する.Yang-Mills汎関数はg上の不変内積に依存する.
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posted at 22:41:12
立川 (2.7) G対称性をもつ4次元N=2超対称QFTは,GxSU(2)対称性をもつ4次元QFTである.例はGのH^nへの表現に対する半hypermultiplet.SU(2)作用は,ボソンの場合単位四元数として,フェルミオンの場合自明.
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posted at 22:53:10
立川 (2.8) G対称性を経路積分したものをN=2QFTにするために,g_Cに対する自由ボソンとg_C\otimes C^2に対する自由フェルミオンを付け加える.このC^2にSU(2) が作用する.
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posted at 22:57:02
立川 (2.9) QFTは非コンパクト・リーマン多様体に対しても複素数を対応させることができる.ただし境界条件を与えなければならない.QFTに対して真空のモジュライ空間というリーマン多様体が決まる.その点を指定すると境界条件が決まる.
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posted at 22:59:56
立川 (2.10) G対称性をもつ4次元N=2QFTの真空のモジュライ空間は,Coulomb branchとHiggs branch という部分集合をもつ.前者はスペシャルケーラー,後者は超ケーラー.前者は複素多様体としてはr次元アフィン空間.rはGの階数.
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posted at 23:04:45