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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2017年05月09日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月9日

ドラマ化もされた幽霊事件シリーズの一作。何故犯人が死体の腕を切ったのかという点に関してはある程度読めるものの、茶室での消失劇と組み合わせることで真相を見えにくくしているのは○。また何気にキャラ設定を活かした動機も巧く、更に後半では暗号まで盛り込まれるサービス精神旺盛な作品である。

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posted at 23:22:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月9日

風見潤「冬の京都幽霊事件」読了。京都・嵯峨野に初雪が降った日、密室状態の茶室に人の片腕が突如出現し、少し目を離した隙に消失する奇妙な事件が発生した。誰かのイタズラか? それとも……。謎が深まる中、遂に腕のない死体が発見されたとの知らせが……。

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posted at 23:19:06

2017年05月04日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月4日

一方、下巻はアクションサスペンス物らしいテンポの良い展開で魅せつつも、さりげなく殺人事件を巡るロジックとアリバイトリックを盛り込み、名探偵の活躍の場をきっちり用意している点が○。上下巻のボリュームに相応しく、見所が多い力作である。

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posted at 17:40:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月4日

上巻は何故犯人が現場にある複数のグラスを割ったのかという謎にアリバイの壁を絡めることで事件をより不可解なものに演出してみせる手腕もさることながら、何気ない事実から導き出される単純ながらも効果的な仕掛けと序盤から仕組まれていたミスディレクションが秀逸。

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posted at 17:40:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月4日

幽霊事件シリーズの一作。シリーズ初の上下巻である本作は、上巻がリゾート会社社長殺しをメインとした本格ミステリ、下巻が製薬会社の新薬を巡るスパイ事件をメインとしたアクションサスペンスとなっており、それぞれ違った趣向が楽しめるようになっている。

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posted at 17:39:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月4日

風見潤「沖縄幽霊事件」読了。夏休みを利用して沖縄へとやって来た麻衣子たち。ところがその矢先にリゾート会社の社長が殺され、近くに飾られていたグラスが幾つも割られる不可解な事件に遭遇。更に麻衣子の弟・孝夫が製薬会社の新薬を巡るスパイ事件に巻き込まれて暴力団に拉致されてしまい――。

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posted at 17:39:32

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月4日

幽霊事件シリーズの一作。謎が魅力的であればあるほど真相にガッカリする作品というのはよくあるが、本作もまたその一つと言っていいだろう。特にミイラ死体の謎はある設定を聞いた時点で誰もがそれしかないと思うものなのが難。せっかく謎は良いのだからもう少し意外性というものを考えてほしかった。

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posted at 17:38:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月4日

風見潤「札幌雪まつり幽霊事件」読了。大阪に住む女子大生の和歌子が久々に遠距離恋愛中の恋人に会うため札幌のマンションを訪ねると、そこにいたのは恋人と同姓同名の別人だった。一方、雪まつり会場にある氷のピラミッドの中からミイラのように全身を包帯で巻かれた他殺体が発見されて……。

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posted at 17:38:27

2017年05月03日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月3日

全体的に派手さはないが、随所に蜘蛛の糸を始めとする小道具の丁寧な使い方が光る作品である。

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posted at 16:49:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月3日

歌舞伎役者・芳沢達也と女子高生・佐伯真琴のコンビが活躍するシリーズの二作目。本作には蜘蛛の糸という変わった小道具が出てくるが、その使い方自体はさして目新しいものではない。しかしながらそれを活かした犯人の絞り込みと、ロジックにより込み入った状況を少しずつ解きほぐしていく手腕は○。

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posted at 16:49:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月3日

風見潤「軽井沢の秘密 女子高生真琴の推理レポート②」読了。歌舞伎役者の芳沢達也らと共に軽井沢へやって来た佐伯真琴。滞在一日目の夜、知り合いの中学生が幽霊屋敷で肝試しをすることを知った達也は先回りして歌舞伎で使う蜘蛛の糸で驚かすが、その蜘蛛の糸が翌日、殺人事件の道具に使われて……。

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posted at 16:48:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月3日

雪の密室の真相に関しては正直肩すかし感が否めないものの、作中で語られる三つの出来事を無理なく結び付けた点は○。また犯人の設定も理にかなっており、過剰な期待をしなければそれなりに楽しめる作品である。

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posted at 16:48:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月3日

小学館キャンバス文庫から出ていた歌舞伎役者・芳沢達也と女子高生・佐伯真琴のコンビが活躍するシリーズの一作目。同じく少女小説レーベルから出ている作者の幽霊事件シリーズ同様、こちらも不可能犯罪を扱っているが、幽霊事件シリーズと比べるとこちらの方が動機に俗っぽさが感じられる。

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posted at 16:48:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月3日

風見潤「京舞妓の秘密 女子高生真琴の推理レポート①」読了。女子高生・佐伯真琴の父で料理評論家の益男が車にはねられた。はねたのは会計士の安西昭次。その安西が十日後、雪の密室で殺され真琴に疑いの目が向けられる。憤然とした真琴は知り合いの歌舞伎役者・芳沢達也と共に事件の調査に乗り出す。

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posted at 16:47:38

2017年05月02日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月2日

そして焦点となるのはやはり犯人がいつ毒を仕込んだのかであり、それを巡り二転三転するロジックとその結果立ちはだかる矛盾が導き出す毒殺物らしからぬトリックがいい。加えて犯人のもう一つのトリックが後半の盛り上がりに一役買っているのも○で、全体的に少女小説らしさが活かされた良作である。

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posted at 21:51:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月2日

幽霊事件シリーズの一作。前作「秋の安曇野幽霊事件」に引き続き登場する駆け落ちカップルの恋の行方も見所の一つではあるが、ミステリ的にはシリーズ初の毒殺物ということで作者が一体どんな手を使ってくるのかが気になる。

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posted at 21:51:20

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月2日

風見潤「雪のバレンタインデー幽霊事件」読了。上高地での駆け落ちから四ヶ月。親の反対で恋人との仲を引き裂かれた椿悦子が北海道のスキー場でお見合いをすることになった。麻衣子たちはそれをぶち壊すために北海道へやって来るが、そこで待っていたのは毒入りチョコレートを巡る不可解な事件だった。

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posted at 21:51:01

2017年05月01日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月1日

幽霊事件シリーズの一作。テーマがアリバイトリックということでアリバイ講義を盛り込んだり丁寧に状況整理をしてくれたりするのはいいが、それが却ってトリックに容易に気付かせてしまうのが難。むしろそういったミステリ部分より最後の引きもあって駆け落ちカップルの今後が気になる作品である。

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posted at 22:36:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年5月1日

風見潤「秋の安曇野幽霊事件」読了。醍醐玲子の親友・椿悦子が恋人と駆け落ちを決行したのも束の間、その行く手には殺人事件が。上高地で悦子が何者かに殺されかけたのとほぼ同時刻、数十キロ離れた黒部湖では悦子の父・大介が黒曜石で殴り殺され湖に浮かんでいた。犯人はどんなトリックを使ったのか?

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posted at 22:35:41

2017年04月30日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月30日

しかしながら肝心の真相はというと悪い意味で予想の範疇に留まってしまっているのに加え、ある人物の心理を考えると一部矛盾しているように思えるのが難。せっかく謎は面白いのだから、それに相応しい意外性のある真相を用意してほしかった。

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posted at 19:32:37

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月30日

幽霊事件シリーズの一作。十年前に小説通りに起きた誘拐事件が十年の時を経て繰り返される謎、それに作者・風見潤と探偵役の水谷麻衣子が挑む展開もさることながら第一部と第二部の冒頭に挿入される土屋隆夫「針の誘い」やエラリイ・クイーン「最後の一撃」からの引用文が否応なしに盛り上げてくれる。

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posted at 19:32:16

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月30日

風見潤「東京・京都二重誘拐幽霊事件」読了。一九八七年四月、推理作家・万里小路さくらの妹すみれが誘拐される事件が起こった。事件は何故かさくらの小説通りに展開し、幾つかの謎を残したまま終息した。それから十年の月日が流れ、再び同じ事件が繰り返される――。

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posted at 19:31:58

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月30日

しかしながらそれも作者の計算の内であり、そこから一筋縄ではいかない犯人当てにしてやろうという作者の意気込みが窺える。また使われるトリックはどれも初歩的なものながらバランス良く配置されており、突出したものはないが最後までテンポ良く読める作品である。

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posted at 09:34:24

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月30日

幽霊事件シリーズの一作。遺跡の中で発見された女優の全裸死体に足跡なき殺人と冒頭から魅力的な謎が示されるが、それをメインの謎だと思って読むと中盤であっさり解かれてしまうので人によっては少々肩すかしを覚えるかもしれない。

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posted at 09:33:48

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月30日

風見潤「秋の飛鳥路幽霊事件」読了。飛鳥地方にある遺跡の中で発見された女優の全裸死体。その側では醍醐玲子がナイフを手に気を失っていた。しかも現場までの地面には被害者と玲子の足跡以外残されていなかったという。玲子の窮地を救うべく駆けつけた麻衣子だったが、その直後に第二の殺人が――。

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posted at 09:33:04

2017年04月28日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月28日

ベストを選ぶなら最終話で、逆転の発想が光るロジックもさることながら不思議の国のアリスと絡めた事件の構図が秀逸。次点は第三話でさりげない人物描写に隠された伏線とこの設定を活かした犯罪計画が○。とはいえ他の短編も見るべきところは多く、全体的に安定した出来の良作である。

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posted at 14:50:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月28日

この作者にしては珍しい高校生探偵物。一部例外はあるものの、基本的には殺人以外の事件を扱っており、その内容も倒叙にホームズなどでお馴染みの某趣向、連作ならではの仕掛けにロジック重視の犯人探し……とバラエティに富んだものに仕上がっている。

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posted at 14:50:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月28日

滝田務雄「不良品探偵」読了。学校で起きた不良殺し、幽霊が場所を指定する肝試し、スキャンダルに絡んだ窃盗事件、警察署での犯人探し、ハロウィンイベントの最中に切り裂かれたウサギのぬいぐるみ……伝説の不良品探偵・藍須救武の活躍とその後輩・白城一馬の毒舌が楽しめる全五編の連作短編集 。

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posted at 14:50:17

2017年04月27日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月27日

どちらかというとミステリ部分より日下クンの女装や麻衣子に一目惚れする美少年の登場など、主に少女小説らしい見所に力が入れられた作品である。

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posted at 23:21:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月27日

幽霊事件シリーズの一作。孤島にある女子大の寮で起きる幽霊騒動にアリバイトリックを絡めた本作は舞台設定や事件の内容だけ取り出せば魅力的と言えなくはないが肝心の真相がいただけない。幽霊騒動の真相はしょうもないの一言に尽きるしアリバイトリックもさすがにこれはバレバレと言わざるを得ない。

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posted at 23:21:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年4月27日

風見潤「大阪ウォーターフロント幽霊事件」読了。大阪湾に浮かぶ無人島・恩根島。そこに建つ女子大の寮に痴漢の幽霊が出るという事件の調査を依頼された麻衣子たちだったが、島を訪れて間もなく寮生の一人が崖から落ちて無残な死を遂げる。事件は幽霊の仕業なのか?

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posted at 23:20:14

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