麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2011年07月12日
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2011年07月12日(火)
個人的に良かったのは「皮を剥ぐ」と「闇の中の柩」。前者はそのタイトルからも察しがつく通りイヤ感たっぷりのホラー。後者はこの短編集のコンセプトから些か浮いている感はあるものの、作者らしいどんでん返しが鮮やかなサスペンス色の強い本格ミステリである。
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posted at 21:18:58
他にも異常に性欲が強い貧乏画家が見た淫夢がある洋館の惨劇と結び付く「死霊の家」や感度良好な若妻を得たことで初めて性の悦びを知った老博士が事故で植物状態になってしまった若妻を蘇らせるべくおぞましい人体実験に手を出す「呪いの幽体」などどれをとってもキワモノ好きには堪らない内容である。
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posted at 21:17:14
例えば表題作。知能発育が遅れた子供にある天才教授の「脳汁」を皮下注射したところ、言語の発達・判断力の増加が見られるようになった一方で美人の母親に対し「女の人のあそこが見たい」と発言、性への異常な関心を示すようになっちゃったというあらすじの時点でかなりアレw
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posted at 21:16:04
草野唯雄「甦った脳髄」読了。ホラー要素の強いミステリ八編を収録した短編集。草野唯雄のホラーミステリというとキワモノ&ダメミスである確率が極めて高いが(!)本作に関しては幸いにもダメミスではない。ただし、キワモノではあることに変わりはなかったりする(爆)。
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posted at 21:14:09
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