麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2011年09月09日(金)
個人的には今年刊行された東野長編(「麒麟の翼」「真夏の方程式」)の中では一番ミステリらしい作品だと思う。あと新田浩介というキャラに関して、悪いキャラではないが、ニューヒーローと言われると、あまりぴんとこない印象。
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posted at 18:36:09
正直言うと自分は途中までミステリとしては全く期待していなかったのだけど(爆)終盤、犯人の名前が明かされた時は少なからず吃驚してしまった。一見、事件とは何の関係もなさそうな場面にさりげなく重要な伏線を隠しているのが何とも心憎い。
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posted at 18:35:43
一言でいえば東野圭吾版「HOTEL」。超一流ホテルに送り込まれた刑事・新田浩介の目を通してホテルで起こる様々な人間模様が描かれる……とこう書くと、本作が単にミステリの形式を借りただけの作品のように思えるが、そこは東野圭吾。最後の最後でミステリとしてもきっちり纏め上げている。
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posted at 18:35:03
東野圭吾「マスカレード・ホテル」読了。都内で発生した不可解な連続殺人事件。現場に残された数字の印刷された奇妙なメモから次の犯行現場が超一流ホテルであることを知った捜査陣は、連続殺人犯の新たな凶行を防ぐべく、ホテルに一人の男を送り込む。
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posted at 18:34:26
個人的なベストを挙げるとするならユニークなアリバイ物の「ドアの向こうに殺人が」だが、むしろ本作の場合、一編ずつ取り出してどうこう言うよりも全部ひっくるめた何でもアリのごった煮感を楽しむものなのだと思う。何が飛び出すか分からない、いい意味でヤミ鍋のような作品である。
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posted at 00:07:58
芦辺拓「黄金夢幻城殺人事件」読了。「黄金夢幻城」を目指す少年探偵の冒険譚から戯曲、ショートショートまで収録されたバラエティー豊かな作品集。本格要素もなくはないが、どちらかというと芦辺拓という作家を構成するものが何かを知ることができる内容に仕上がっている。
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posted at 00:07:27