麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2012年02月07日(火)
唯一面白かったのはヨーロッパから帰ってきた蘭子が○○○だった点だが、それだけのために本作を読むのはあまりお勧めできない。個人的に期待していた作品だけにこの結果は非常に残念だった。
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posted at 17:32:45
一応ミステリらしいトリックもあるにはあるが、バレバレだったり、必然性に疑問だったりとお世辞にも上手いとは言い難い。また肝心のラビリンスとの決着の仕方に関しても、腰砕けもいいところで、読み終わった時はガッカリ感しかなかった。
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posted at 17:32:20
特に酷いのがニューホリー村で起こった事件で、作者曰く本作は「島田荘司流奇想ミステリーの手法を大胆に取り入れ」たとのことだが、どうも島田荘司流奇想ミステリーを勘違いしているとしか思えない。実は○○でしたというオチをたまに使うのはいいが、それを何回も用いるのはさすがにどうかと思う。
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posted at 17:31:27
「悪魔のラビリンス」以降、四作に渡って続けられてきた「名探偵・二階堂蘭子 VS 魔王ラビリンス」の最終章……なのだが、正直これは微妙。というのも本作に出てくる謎のほとんどが特殊知識に依存するものなのがまずいただけない。
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posted at 17:30:51
二階堂黎人「覇王の死 二階堂蘭子の帰還」読了。資産家・邑知家の後継者になりすまして能登半島にある眞塊村へとやって来た青木俊治を待っていたのは血も凍るような惨劇だった。村を襲う怪物、狂気にかられる村人、猟奇殺人、殺人予告、密室殺人……果たして名探偵・二階堂蘭子は真相に辿り着けるか?
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posted at 17:30:17