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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2012年04月07日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年4月7日

加えて巻末には「酒島警視のマル秘料理教室」と題したエッセイも収録。ミステリ部分は一切期待せず、グルメネタ、エロネタ、古代史ネタの方を楽しむのが吉だろう。

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posted at 18:14:48

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年4月7日

一応ミスリードと意外な犯人が用意されてはいるものの、本作のメインはどちらかというと酒島、西郷、由紀のトリオが巻き起こすドタバタ珍騒動の方だろう。一番の見所は何と言っても女拓作りのノリに乗った変態描写だが(爆)その他にもお馴染みのグルメネタや邪馬台国の新解釈を披露している。

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posted at 18:14:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年4月7日

本作において事件の話が途中まで出てこないのは、作者がアルツハイマー気味で、あまり先に事件を出すと後半で忘れてしまうから……というのは嘘のようなホントの話(!)。それを受けて、探偵役である酒島警視もアルツハイマー設定になっているのはある意味、斬新(?)と言えるのかもしれない。

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posted at 18:13:24

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年4月7日

嵯峨島昭「『活けじめ美女』殺人事件」読了。美人料理評論家が絞殺後、全裸にされ全身の毛を剃られたあげく、塩と酢でシメられるという猟奇事件が発生した。酒島警視が事件を追う一方で、部下の西郷刑事とその恋人の由紀はひょんなことからオカマ三人組と女拓製造怪人にそれぞれ狙われる羽目になる。

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posted at 18:12:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年4月7日

また一部の謎に関しては自力で解くのが無理だったり、そもそも入れる必要があったのか疑問視するものもあり、正直全体的な完成度としては微妙と言わざるを得ない。しかし、帯の「いま横溝正史に、一番近い女流作家」という島田荘司の言葉を見てると、某彼残の推薦文を思い出して仕方がない(爆)。

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posted at 14:33:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年4月7日

暗号と機械トリックの共演。塔の先端に突き刺さった死体の謎に関しては、これしかないだろうという真相で興醒めだったものの、暗号と墜落死のトリックはそれなりによく練られている。とはいえ、この手のトリックが陥りがちな欠点も抱えていて、「へえ、そうだったんだ」以上の感想が出てこないのが難。

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posted at 14:32:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年4月7日

司凍季「蛇つかいの悦楽」読了。フランスから日本に移築された中世の城館「オランジュ城館」――かつて壁を抜けたとしか思えない状況で男が墜落死したこの城館で宴の余興の宝探しが行われた夜、二つの奇怪な死体が発見される。一つは大時計の硝子の箱から、もう一つは塔の先端に突き刺さった姿で……。

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posted at 14:31:48

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