麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2012年04月28日
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2012年04月28日(土)
個人的に本作で最も秀逸だったのは三度にわたって絨毯が濡れていた謎に異なる解答が用意されていた点で、一度目こそ脱力したものの、二度目で感心、三度目に至っては唖然(!)の一言。とはいえ全体的にはよく練られており、傑作と言っても差し支えない出来だと思う。
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posted at 21:15:45
そして中盤以降になると大人しかったそれまでの展開から一転、甦る死者や、棺の中の有り得ない死体の状況などで話は盛り上がってくるものの、相変わらず事件の全体像は掴めない。一体何が起こってるのか?――そこには、ある犯人の遠大な計画が巧妙に隠されている。
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posted at 21:15:20
最初に断っておくと、本作はかなり地味である。不可能犯罪の類いは一切出てこず、ひたすら殺人がどうかも分からない事件が繰り返される。謎といえば死者が出る度に濡れている絨毯くらいで、読者はいまいち煮え切らない、モヤモヤした思いを抱えることになる。
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posted at 21:14:48
ポール・アルテ「狂人の部屋」読了。百年ほど前ハットン荘のある一室で憑かれたように予言の書を書いた男が怪死した。以来あかずの間となっていたその部屋を現代の当主・ハリスが開いた途端、悲劇が再び屋敷を襲う。ハリスの変死と百年前の事件と同じく濡れた絨毯の謎。甦る死者。有り得ない死体……。
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posted at 21:14:01
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