麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2012年06月25日
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2012年06月25日(月)
但しこちらはミステリというより、結末のブラックな味わいを楽しむ作品という印象。個人的にはこの二編を読んだことにより、山村美紗という作家に対する評価を大いに改めた次第である。
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posted at 18:12:43
そしてその狙いが終盤で明らかになった瞬間、鮮やかな手品を見せられたような驚きがそこに待っている。加えて最後の一行による効果も絶妙で、無駄なところが何一つない文句なしの傑作と言っていいだろう。それと比べると浮気妻の悲劇を描いた「不用家族」は大分毛色が異なるもののこちらも秀作レベル。
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posted at 18:12:08
そのうちの一編「新幹線ジャック」は武装した犯人グループが新幹線のグリーン車二輛を占拠するという短編にしては珍しい題材を扱っている。人質の解放と引き替えに莫大な身代金を要求する犯人側と警察の緊迫したやり取りが描かれる中、焦点となってくるのはやはり犯人たちの狙いがどこにあるかである。
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posted at 18:11:32
山村美紗「幻の指定席」読了。ノンシリーズ物のミステリ短編集。本作に収録された七編のうち五編は正直微妙な出来と言わざるを得ないが、残りの二編に関しては例外中の例外。ぶっちゃけこの二編だけでも本作を読む価値があると言っても決して過言ではないだろう。
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posted at 18:11:10
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