麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2012年12月05日(水)
そして本作で驚くべきは、ただのトリビアからこれだけの長編をでっちあげてしまったことだろう。これはある意味有栖川有栖にも通じる手法だが、個人的にはいい加減このネタから離れて普通の本格ミステリを書いてくれることを切に望みたい。
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posted at 21:04:57
本作読了後の感想を一言でいえば「またかよ!」……そろそろこのネタを用いた作品には折原マジックならぬ石崎マジックという言葉を提唱した方がいいかもしれない(爆)。しかし一方でこのネタに拘るあまり、段々盲点をつくというよりただのトリビアミステリになっているのは正直どうかと思う。
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posted at 21:04:22
石崎幸二「皇帝の新しい服」読了。瀬戸内海に代々伝わる名門・美蔵家婿取りの儀式。その花婿候補に仕立てあげられた石崎と共に島を訪れた櫻藍女子学院ミステリィ研究会のミリア、ユリ、仁美。だが儀式では過去数回にわたり殺人事件が発生し未だに犯人は捕まっていない。そして今また新たな事件が――。
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posted at 21:03:53
真相はなんてことのないものだがエピローグまで含めた思わぬ人の繋がりがなかなか面白い。その他、奇妙な国語のテストを扱った一編目も解き方や動機の意外性は悪くないものの、ミステリというには少々ゆるめ。ただ三編目になると完全にミステリではなくなるが、よく練られたいい話で楽しませてくれる。
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posted at 18:03:05
「子ひつじは迷わない」シリーズの二作目。一作目同様、三話構成となっているが、そのうち最もミステリ度が高いのは、喫茶店でオムライスを出すと翌朝、必ず店の裏手に小動物や虫の死体が置かれているという謎の死体遺棄(?)事件を扱った二編目だろう。
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posted at 18:02:17
玩具堂「子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき」読了。生徒からの悩みに答える「迷わない子ひつじの会」に今回持ち込まれたのは、恋の行方に関わる奇妙な国語のテスト、オムライスが殺しを呼ぶ怪事件、一人の部員の対処に悩むソフトボール部顧問と、いずれも厄介な案件ばかりで――。
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posted at 18:01:36