麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2013年08月27日
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2013年08月27日(火)
尤も前座だけだったらトリックに前例があったり、島田荘司作品のような幻想的な挿話がないためにスーパー偶然が気になったりと苦言を呈したい部分もなくはないが、むしろそれらの謎の中にさりげなく伏線を張り巡らせてフーダニットに繋げ、最終的に構図の反転へと昇華させた技巧が何よりも素晴らしい。
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posted at 22:35:25
ミステリとしては相変わらずのトリックの詰め込みっぷりを見せてくれるが、それはただの前座に過ぎない。本作の一番の見所は前座が終わった後に明かされる大胆なミスディレクションを凝らした鮮やかな構図の反転であり、これだけで個人的には非常に満足度が高い。
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posted at 22:35:01
本作は孫の木こり(!)におんぶされたおばあちゃんが探偵役を務めるというほのぼの設定と、読み進むにつれて血腥さが増していく凄惨な事件のギャップにまず驚かされるが、もしかしたらこれは少しでも展開を明るくしようという作者の配慮なのかもしれない。
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posted at 22:34:41
小島正樹「永遠の殺人者 おんぶ探偵城沢薫の手日記」読了。ある月曜にアパートの浴室で両手首を切断された男の死体が発見される。その後列車のコンテナの中、空き家の壁の中と相次いで見付かった左手と右手は土曜のうちにそこへ置かれたとしか思えなかったが男は日曜に生きている姿を目撃されていた。
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posted at 22:33:50
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