麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2013年09月01日
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2013年09月01日(日)
収録作のうち唯一「ひとよがたり」はミステリとは言い難いものの、大阪夏の陣に纏わる策略を描いた「抜け穴」の後日譚的な側面があると共に、魔性に取り憑かれた秀吉の糟糠の妻・ねねの壮絶な姿には思わずぞくりとさせられる。
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posted at 17:24:10
ミステリとしては「明智光秀の密書」に見られる作者お得意の暗号もさることながら、個人的には不老不死を求める秀吉と果心居士の心理戦を目の前で起こった若返りという魅力的な謎を通して描いた「賢者の復讐」と家康の死の原因は何かという史実の謎に大胆な策略を絡めた「最後の罠」の二編を挙げたい。
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posted at 17:23:39
本作に収録されている七つの短編はそれぞれ独立してはいるものの、永禄三年の桶狭間の合戦から元和二年の家康の死まで、史実をなぞるかのような順番で収録されているために、まるで一大叙事詩のような読み応えがある。
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posted at 17:23:21
井沢元彦「暗鬼」読了。徳川家康の妻が子を生んだ。今川義元の人質だった幼少の頃に家康は子種を経たれていたはずなのに……家康の我が子に対する疑心暗鬼を描いた表題作を始め、豊臣秀吉、徳川家康を巡る様々なコンゲームを収録した歴史ミステリ短編集。
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posted at 17:23:02
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