麻里邑圭人
- いいね数 9,797/10,375
- フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
Favolog ホーム
» @mysteryEQ
» 2013年10月23日
並び順 : 新→古 | 古→新
2013年10月23日(水)
また本作のトリを飾る「なほあまりある」では貴族探偵という設定の思わぬ活かし方で大いに唸らせてくれる。頼りの使用人が一人もいない状況で貴族探偵が事件に巻き込まれるという趣向もさることながら、そのオチも非常にふるっており、徹頭徹尾「これぞ麻耶雄嵩」が堪能できる作品と言っていいだろう。
タグ:
posted at 22:57:56
そのことをイヤというほど見せ付けてくれたのが「幣もとりあへず」であり、ネタ自体は定番なのに使い方が相当捻くれているために謎解きで一瞬何が起きたのか分からなくなる感覚は「螢」にも通じるものがあるかもしれない。
タグ:
posted at 22:57:44
貴族探偵シリーズの第二弾である本作は、基本的に女探偵と貴族探偵の二段構えの推理で構成されている。女探偵の一見完璧と思われる推理を貴族探偵がどうひっくり返すかが焦点であり、それだけでも充分難度の高いことをやっているのだが、それだけでは終わらないのが麻耶雄嵩の恐ろしいところである。
タグ:
posted at 22:57:32
麻耶雄嵩「貴族探偵対女探偵」読了。推理は全て所有物である使用人に任せる貴族探偵と新米女探偵が対決する連作ミステリ。友人に招かれやって来た別荘で女探偵が殺人事件と貴族探偵に遭遇する「白きを見れば」、座敷童子がいる旅館で起きた事件に仕掛けられた意外な罠「幣もとりあへず」など五編収録。
タグ:
posted at 22:57:11
スポンサーリンク