麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2013年10月24日
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2013年10月24日(木)
しかしながら、本作の本領発揮はここからであり、そこから怒濤のように明かされる毒殺トリックを踏まえた構図にはなかなか見るべきものがある。尤も最後のアレに関しては些かやり過ぎな気がしないでもないが、個人的には処女作はこれくらい冒険しているくらいが丁度いいと好意的に捉えたい。
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posted at 23:15:13
当然のことながら、これは余程毒殺トリックに自信があるのだなと考える読者もいるだろうが、そんな期待とは裏腹に終盤で登場人物の口から語られた毒殺トリックはものの見事に予測の範疇に留まってしまう。
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posted at 23:14:39
第三回アガサ・クリスティー賞受賞作。本作を読み初めて最初に思ったのは「今時珍しいくらい、潔いハウダニット物だな」ということだった。挑むべき問題は毒殺の方法のみ。犯人は最初から分かっているばかりか、要所要所で自分の犯行のヒントまでくれるという親切ぶりである。
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posted at 23:12:12
三沢陽一「致死量未満の殺人」読了。「弥生を殺したのは俺だよ」……雪の降る夜、花帆と夫の営む喫茶店を訪れた龍太は自分が弥生を殺した犯人であることを告白した。今から十五年前、大学のゼミ仲間が宿泊する雪に閉ざされた山荘で毒殺された弥生。彼はいかにして衆人環視の中で毒殺を成功させたのか?
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posted at 23:11:46
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