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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2014年07月11日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

「落頭民」は自分の首を切って飛ばすことのできる一族を巡るホラーだが、異様な内容とは裏腹に描写はあっさりめなので怖さは殆ど感じない。加えてテンポのいい展開は最近読んだ「ロマネスク」と通じるものがあるかもしれない。ベストは「蛙男島の蜥蜴女」。

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posted at 19:50:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

あとの二編「兵隊カラス」は山奥に捨てられた少年が戦争の生き残りだという「兵隊さん」と出会ったことから始まる物語で、前の二編とは異なり、二転三転する展開で魅せるサスペンスという印象。

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posted at 19:49:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

表題作はネタだけ見ると差ほど優れているとは言い難いが、異世界要素を取り込むことで非常に個性的な本格ミステリに仕上げている点が秀逸。それに対し「蛙男島の蜥蜴女」はネタ自体が一読忘れることができないとんでもないバカミスであり、それを成立させるために異世界を作り上げているのが興味深い。

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posted at 19:49:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

時代小説の書き手によるミステリ三篇に角川ホラー大賞の最終候補作一編を収録した短編集。このうち表題作と「蛙男島の蜥蜴女」は「新・本格推理」に採用されただけあってミステリ度が高いのは勿論のこと、飴村行の粘膜シリーズで本格ミステリをやったような、何とも濃い作品になっている。

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posted at 19:49:15

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

高橋由太「紅き虚空の下で」読了。オカルトマニアの少女が絞殺され、両手首が切り落とされた事件を未確認飛行生物(!)が解決する表題作の他、孤島の密室で秘密結社の支配者が変死した謎に生贄として囚われていた男女が挑む「蛙男島の蜥蜴女」など四編収録。

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posted at 19:48:58

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

ちなみにタイトルに関して途中まではピンとこないかもしれないが、終盤に至りその意味するものが分かった途端、この作者らしいロマンが浮かび上がってくるところも巧い。本作はプロット次第で意外性をここまで引き上げられることを証明した佳作である。

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posted at 02:03:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

作者当ての懸賞小説として書かれた作品。本作の魅力は何と言っても作者が真の狙いを最後まで隠し通すために構築した先の読めないプロットにある。加えて人間を描くことが更に真相を見えなくしている点が実に秀逸。

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posted at 02:02:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年7月11日

笹沢左保「盗作の風景」読了。麻知子の父・庄吉郎のせいで家族が崩壊したとして脅迫状を送り付けてきた青年・能坂魚男。父を守ろうとした麻知子が彼と接触してから数日後、今度は食品会社社長が殺され庄吉郎に疑いがかかる。そして庄吉郎のアリバイの証人となったのは、あろうことかその能坂だった。

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posted at 02:02:24

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