麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2015年06月18日
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2015年06月18日(木)
勿論その「一番有り得ない解答」を真相として成立させるための作り込みは抜かりなく、ミステリ読者にはお馴染みのあの手この手を駆使してあっと驚かせてくれるのが実に心地いい。本作は「悩虚堂の偏屈家」を読むことで真価が発揮される作品である。
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posted at 23:04:36
だがその感想も最終作「悩虚堂の偏屈家」で一変することになる。全体の三分の一を占めるこの作品はルヴォワールシリーズのロジックと駆け引きの面白さを凝縮したような内容であり、「一番有り得ない解答を真相にする(大意)」という作者のミステリ手法を最も体現しているように思う。
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posted at 23:04:07
名探偵キングレオとその助手・大河の活躍を描きつつルヴォワールシリーズのキャラも登場する連作ミステリ。さりげない伏線から導き出される推理にはおっと思わせられるところはあるものの、基本的にはどれもネタが小粒で物足りなさを覚える――それが四編目まで読んだ時点の正直な感想だった。
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posted at 23:03:48
円居挽「キングレオの冒険」読了。赤毛連盟、踊る人形、まだらの紐、白面の兵士……京都の街で次々と起こるホームズ譚になぞらえたような難事件の数々。それらを超人探偵キングレオが全て解き明かした時、ある殺人事件を巡り伝説の老探偵との対決の火蓋が切って落とされることになる。
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posted at 23:03:32
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