麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2015年08月17日
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2015年08月17日(月)
本作でまず目を惹くのは火炎密室と首切りという二つの謎だが真相が明らかになるとこれらが実は切っても切れない関係で成立していたことに唸らされる。ダミーの解決もよくできているが、それを首切りの論理によって覆す点がとにかく圧巻。本作は現時点の作者の最高作と言っていい伝奇本格の秀作である。
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posted at 23:25:52
ここ最近は現代的な舞台の本格ミステリを書いていた作者が一転、刀城シリーズばりの伝奇本格ミステリを書いたことにまず驚かされるが、読んでみるとこの舞台あっての仕掛けという点が何とも「月光蝶」以降の作者らしい。
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posted at 23:25:21
月原渉「火祭りの巫女」読了。父が亡くなったのを機に母の死の真相を探るため山深きヒマツリの村を訪れた緋佐子。そこで彼女は十五年前、巫女だった母が炎に囲まれた密室状態の社の中で首を切られて殺されていた事実を知る。そして三つ子の巫女が揃い秘祭が復活する時、再び火炎密室の悲劇が――。
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posted at 23:25:10
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