麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2015年12月26日
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2015年12月26日(土)
何より兄の無実を晴らそうとする妹の行動が絶妙な煙幕となっており、妹の事件を担当する弁護士の設定にしても単なるキャラ立てに留まらず、きちんと終盤に活かされているのが素晴らしい。
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posted at 19:16:29
ミステリとしては妹の真の狙いがどこにあるかが焦点になるが、それを解き明かすにあたり過去の事件におけるある謎が関わってくる展開は巧いし、最終的にその鍵を握る人物の証言によって鮮やかにひっくり返される構図には見事と言うしかない。
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posted at 19:16:18
被告人の自殺という形で収束した過去の殺人事件が、被告人の妹が起こした新たな殺人事件により再びクローズアップされる本作は、一見するとマスコミや裁判制度に対する妹の復讐劇のように思われるが、勿論それだけでは終わらず意外な仕掛けが用意されている。
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posted at 19:16:00
小杉健治「二重裁判」読了。東京高輪で起きた社長殺しの容疑で逮捕された古沢克彦は無実を叫びながら獄中で自殺した。マスコミらによって殺人者に仕立て上げられた兄の無実を晴らすため、妹・秀美は事件を調べ始める。やがて西池袋である殺人事件が起こるが逮捕されたのはあろうことか秀美自身だった。
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posted at 19:15:40
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