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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2016年09月18日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年9月18日

「リザとキツネと恋する死者たち」観了。恋した相手が次々と死んでいくことに悩むヒロインの話。話としてはありがちながら勘違い日本テイストを盛り込むことで個性的な映画に仕上がっている。個人的には挿入歌にそれほどピンとこなかったり日本語演技が聞き取りづらいなど不満もあるが、概ね楽しめた。

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posted at 19:13:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年9月18日

何というか事件を成立させるために設定したはずの犯人のカリスマ性もとい変態性が強烈すぎて、動機の悲劇性が霞んでしまった感が強いのだ。加えて人間関係も無駄に込み入りすぎた印象がある。とはいえ、犯人の描いた奇想は一読の価値がある作品である。

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posted at 13:47:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年9月18日

怪作。あるいは荒唐無稽なホラ話。真相だけ取り出せば「んなアホな」の一言に尽きるが、それを猟奇と官能に彩られた人間関係と文体でねじ伏せようとする豪腕ぶりが凄い。ただ最終的にねじ伏せられたかと言われれば、正直微妙なところと言わざるを得ない。

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posted at 13:47:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年9月18日

連城三紀彦「わずか一しずくの血」読了。一年以上前に失踪した妻から突然かかってきた電話。「自分が出ている」と指示されテレビをつけるとそこには白骨化した左脚が発見されたニュースが流れていた。そしてそれを機に日本各地で女性のバラバラ死体が発見されるが、それらは全て別人の体の一部だった。

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posted at 13:46:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年9月18日

個人的にはまだ飄々とした名探偵に留まっていた第一話の霊太郎の方が好みだが、第二話における天罰の代行者ともいうべき霊太郎もまた強烈な印象を残す。ベストはアレと絡めるために事件から五十年の時を経た構成が秀逸な第二話で、次点は定番ながらネタの密度が高く、かつオチが笑える第一話か。

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posted at 00:22:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年9月18日

名探偵・呪師霊太郎シリーズの三作目にあたる短編集。本作は一応本格ミステリの体裁をとっているが、扱っている題材や超自然的存在と化した探偵の描き方を見る限り、どちらかというと昭和という時代への郷愁や幻想小説の趣が強く、多分これが今の作者が思い描く探偵小説の形なのだろう。

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posted at 00:21:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年9月18日

山田正紀「屍人の時代」読了。海獣退治に隠された奸計。飛行中の零戦という密室で首を絞められた挙げ句、零戦と心中した男。啄木の歌を巡る連続死。そして謎の怪盗・少年二十文銭との対決……戦前から戦後のあらゆる場所に姿を現す探偵・呪師霊太郎が遭遇した四つの不可思議な事件とその解決を描く。

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posted at 00:21:31

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