麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2017年04月05日
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2017年04月05日(水)
そして何より凄いのは全ての設定がその真相を成立させるために用意されていることであり一見ギャグのように思われる気付きの部分でさえも完全に計算されたものだったのには思わず脱帽。正直この真相には怒る人もいるかもしれないが個人的には駕籠真太郎系(?)バカミスの傑作として大いに評価したい。
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posted at 22:02:08
尤も最初に語られる真相の方はトリビア的側面が強いため肩透かし感を覚える人もいるかもしれない。しかしながら本作の一番の見所はそれがある一つの矛盾(この矛盾の仕込み方も何気に巧い)によってひっくり返されてからであり、そこから語られる真相は早坂作品史上最も衝撃的と言っても過言ではない。
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posted at 22:02:01
援交探偵・上木らいちシリーズの四作目。前作「誰も僕を裁けない」はエロミスと社会派を融合させた画期的な作品だったが、本作では初心に戻ったというべきか再びデビュー作「○○○○○○○○殺人事件」のような凄まじいバカミス的真相で読者を唖然とさせてみせる。
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posted at 22:01:37
早坂吝「双蛇密室」読了。援交探偵・上木らいちの常連客である藍川刑事は二匹の蛇の夢を見続けていた。藍川自身は一歳の頃に自宅で二匹の蛇に襲われたのが由来だと信じていたが、らいちに矛盾点を指摘され両親に尋ねてみることに。だがそこで語られたのは過去に起きた蛇に纏わる二つの密室事件だった。
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posted at 22:01:16
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