麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2019年02月23日
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2019年02月23日(土)
内容紹介にある「社会派と本格ミステリーの融合」に関しては些か疑問が残るが、少なくとも本作が難しいテーマを読ませるエンタメに仕上げた意欲作であるのは間違いない。
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posted at 17:39:00
だがその一方で読者の予想を大きく裏切ろうとしたのか、後半で問題になる村の出来事のせいで社会派としてのテーマが大きくぶれてしまった感が否めない。また主人公の兄が死んだ理由にしても絡め方があまり巧くいっていないように感じた。
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posted at 17:35:45
第22回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。自衛隊のPKO派遣を扱った本作はあえて問題が起きる直前でシーンをぶった切る序章といい、隊員たちの証言により少しずつ真相を見せていく手法といい、読者の興味を引き付けるのが非常に巧く、新人離れした筆致も手伝ってぐいぐいと読ませてくれる。
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posted at 17:35:23
辻寛之「インソムニア」読了。PKOに派遣された陸上自衛官七名。一人は現地で死亡、一人は帰国後自殺。現地で起きたことについて、残された五名の証言はすべて食い違っていた。メンタルヘルス官の神谷啓介は遺族からの頼みで医師の相沢倫子の協力を得ながら真実に迫るが――。
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posted at 17:35:06
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