麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2019年11月09日(土)
とはいえ、その物理的な無機質のトリックは発想としては悪くないし、ある描写が後に犯人が残した証拠として機能する点も○。しかしながら第二の被害者の行動が悪い意味でバカすぎるため、正直キワモノ好きで寛大な心の持ち主にしかお勧めできない作品である。
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posted at 18:34:25
ちなみに本作について作者は「推理小説の場合、ベッドシーンはべつに必要ではない。そこに事件を解決する鍵が隠されていなければならない。(中略)この小説は、色と、物理的な無機質のトリック、この二種混合の作品である。」と語っているが自分が読んだ印象だとその二つは乖離しているように感じた。
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posted at 18:34:16
官能小説の書き手が手掛けた長編ミステリ。冒頭から「○リトリスからオシッコ」というパワーワードの連発に頭がクラクラするが(しかもそれを発言したのが医大卒業生というのがまたひどい)残念ながら本作は終始そういうノリなので少しでもまともな展開を期待する人がいたら速やかに諦めてもらいたい。
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posted at 18:34:08
川上宗薫「夏が殺した」読了。三流医大を卒業するも国家試験に失敗して浪人中の葉山昭はひょんなことからデートクラブの風俗嬢が絞殺され、壁の高いところに吊るされた事件の容疑者として疑われてしまう。それから間もなくして今度はデートクラブの経営者の男がホテルの密室で絞殺されてしまい――。
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posted at 18:33:20
あとがきによると、このシリーズは三巻までが前半、五巻から後半であり、四巻はちょうどその橋渡しになる中間の巻とのことなので、物語の本性を覗かせ始めるという次巻以降に期待したい。ちなみに作中で唐突に出てくる内容とは全く関係ない「夢野久作」というワードに思わず笑ってしまったw
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posted at 18:33:05
二重人格の少女と僕の恋愛模様を描いたシリーズの四作目。文化祭回だった前作に対し、本作は修学旅行回と着実に学園物の定番で攻めているものの、中身の濃かった前作に比べると今回は分かりきった着地点ということもあり、どうしても長い遠回り感が否めない。
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posted at 18:32:53
岬鷺宮「三角の距離は限りないゼロ4」読了。わたしたちと矢野くんとの恋が終わりを迎えて以来、おかしくなった矢野くんを元に戻すべく、修学旅行でわたしたちは奮闘する。そう――たとえ、わたしたちがもう、恋人ではないとしても。僕と「二重人格」の彼女たちが紡ぐ、三角関係恋物語第四章。
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posted at 18:32:40