麻里邑圭人
- いいね数 9,797/10,375
- フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2019年12月07日(土)
とはいえ一部でオエッとなる(読めば分かる)殺害トリックや解説でも指摘されているいつもとは異なる手掛かりの配置など見るべきところも多く、何より一作だけとは言わず続きが読みたいと思わせてくれる作品である。
タグ:
posted at 11:39:16
しかしながら最初の二つの事件に関してはさすがに結びつけ方が強引で必然性に乏しいと言わざるを得ないし、作者の作品を読み慣れているとストーリー展開が最終的にいつものパターンになってしまっているのも気になる。
タグ:
posted at 11:39:02
また扱う事件も荒川河川敷に遺棄されていた性転換者の変死体と三人のテロリストによる大阪刑務所ジャック事件という不可解かつ一見何の繋がりもなさそうな二つの謎で読者の興味を惹き付けつつ、更にそこに密室殺人の謎も加わるという大盤振る舞いを見せてくれるのだから堪らない。
タグ:
posted at 11:38:44
安楽椅子探偵物と警察小説を融合させた意欲的な作品。作者は過去にホラー要素を盛り込むことで警察小説に新たなバリエーションを与えようとしたが、本作では一転、警察小説にその対極とも言える安楽椅子探偵形式を導入、そのために生み出されたタイトルにもある〈ドラキュラ分室〉という設定が面白い。
タグ:
posted at 11:38:26
吉田恭教「捜査一課ドラキュラ分室 大阪刑務所襲撃計画」読了。荒川河川敷に遺棄されていた性転換者の変死体と三人のテロリストによる大阪刑務所ジャック事件。なぜ彼らは大阪刑務所を選んだのか? 奇病を発症して日光に当たれなくなったキャリア警視・堂安一花と新任刑事の舟木亮太が捜査に乗り出す。
タグ:
posted at 11:38:13