麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2019年12月09日
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2019年12月09日(月)
そして終盤あえて犯人をぼかし読者に考えさせる余地を与えることで犯人とそれに関わるある人物の悲哀を描いている点もいい。本作は社会派テーマを巧くプロットに落とし込んだ良作である。
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posted at 00:16:08
第25回江戸川乱歩賞受賞作「プラハからの道化たち」に続く長編ミステリ。本作をミステリとしてみた場合、事件の構図はそこまで意外性はないだろう、どちらかというと外務省の病理とそれに付随する動機こそがメインであり、そこを際立たせるための人間ドラマ部分が実に秀逸。
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posted at 00:15:55
高柳芳夫「影を裁く日」読了。東京サミットが終了した晩、ホテル・ニューオークラのパーティー会場から朝倉外務省欧州局長の姿が消え、ほどなくして中庭にある滝つぼから他殺体となって発見された。彼が残したと思われる新聞の切り抜きがやがて、悲しい権力による悲劇を浮き彫りにしていく――。
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posted at 00:15:42
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