麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2020年04月09日
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2020年04月09日(木)
加えて物語としても終盤は明らかに書き急いでおり、せっかくの余韻が台無しになってしまった感が否めない。どうせなら推理小説の形だけではなく、中身もきっちり練り込んでほしかった(あと唐突に挿入される場違いとも言える作者からのクイズ(!)にはちょっと笑ってしまったw)。
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posted at 19:56:11
一応本作にはアリバイトリックが盛り込まれてはいるものの、当時の交通手段と手垢のついたネタで構成されているので特に語るところはないし、Vの字の意味や死体の両目が抉られていた理由にしても読者が考えて解けるものではないのはいただけない。
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posted at 19:55:20
戦争の実相と今なお残る「戦後」を推理小説の形で書こうとしたーーとは本作に寄せられた作者の言葉だが、実際動機の背景となるその部分に関しては納得できるものに仕上がっているように思う。しかしながらミステリとしてみると正直問題があると言わざるを得ない。
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posted at 19:54:44
幾瀬勝彬「殺しのVマーク」読了。真山周子の叔父で新潟市の市議会議員・河原田宗作の許に、彼の名前に赤マジックでVの字が付けられた手紙が届いてから間もなく、東尋坊近くの海岸で両目を抉られた宗作の絞殺死体が発見される。周子は夫の俊一と共に事件を調べ始めるが、やがて第二の事件がーー。
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posted at 19:54:08
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