麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2020年05月02日(土)
結末といえば三編目の「長崎から来た女」もまた最後に唐突に知らされる事実が物語に何とも言えない深みを与えているし、トリを飾る表題作においてはそれぞれの思いを胸に山を目指す男たちの姿に「風よ、緑よ、故郷よ」でも見られた爽やかさを見出だすことができるだろう。
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posted at 17:37:11
ミステリとして見るべきものがあるのは二編目の「ぼくの愛した少女」で、何気ない場面や性的描写が奇抜なトリックや動機と繋がる点もさることながら、何より青春の苦さが結末の絶妙な余韻を生んでいるのがいい。
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posted at 17:36:03
四編の小説とエッセイで構成された作品集。四編中ミステリと言えるのは前半の二編のみで、後半二編はどちらかというとミステリアスと読んだ方がいいかもしれない。その一方で四編中三編が何らかの青春要素を含んでおり、そういう意味では実に作者らしい作品集と言えるだろう。
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posted at 17:35:29
岩崎正吾「風の記憶」読了。列車に首を切断された死体の謎、溺死した野球部のエースと幼なじみの少女の関係、チケット販売のノルマを押し付けられて困っているぼくが出会ったミステリアスな女、少年時代に山中で見た幻の村と失踪した親友……表題作含む四編を収録した著者初の短編集。
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posted at 17:35:07
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