麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2020年05月20日(水)
ちなみにタイトルは「パンダ探偵」となっているが事件を解決するのは主にライガーの先輩探偵・タイゴの方だったりする。とはいえ一応最後に続編を匂わせているので、パンダ探偵が颯爽と事件を解決する姿は今後の展開に期待したい。
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posted at 19:46:32
但しその反面、動物にかなり詳しくないと全く解けない内容になっているため、いまいち謎解きの面白さが伝ってこないのが難。それでも最終話に関しては構図の反転や大胆な伏線などが盛り込まれているので、その手の知識に明るくなくてもある程度楽しめるようになっているのは○。
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posted at 19:45:26
動物たちの世界で起こる事件を描いた全三話構成の連作ミステリ。動物の世界が舞台のミステリだと個人的には新庄節美の「名探偵チビー」シリーズを思い出すが、あちらと比べると本作の方がリアル寄りの設定で動物の生態や特徴が活かされたミステリに仕上がっている。
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posted at 19:45:12
鳥飼否宇「パンダ探偵」読了。ヒトという種が絶滅し動物たちのユートピアとなった世界。ジャイアントパンダで新米探偵のナンナンはライガーの先輩探偵・タイゴと共に白黒ツートーンの動物誘拐事件、密室から消えた草食動物の干し草の謎、共和国大統領暗殺事件など、様々な事件に立ち向かう。
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posted at 19:44:26
四人の個性的な魔女がそれぞれの魔法を駆使して殺し合う様は読んでいて実にワクワクさせられるし、その中で描かれる黄の魔女・ジャッカルと使い魔・スチーマーの関係性の変化が物語の程よいアクセントとして機能しているのも○。コンパクトに纏まった、良質なエンタメの見本のような作品である。
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posted at 13:48:23
第1回集英社ライトノベル新人賞《特別賞》受賞作。帯の裏面には「スチーム×ファンタジー×謎解き」とあるけれど、黒の魔女の死の真相に関してはオマケ的な扱いにすぎず、メインはあくまでスチーム×ファンタジーの方――スチームパンクの世界で四人の魔女が巻き起こす壮絶なバトルになるだろう。
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posted at 13:48:10
狗彦「五色の魔女」読了。蒸気機関車が走り、科学の発展した大国『ヤルングレイプ』の治安は『五色の魔女』と呼ばれる五人の少女たちによって護られていた。そんなある日、黒の魔女が死亡した。なぜ黒の魔女は突然死んだのか? 謎が深まる中、残った魔女四人が数十年ぶりに集結することになる――。
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posted at 13:47:48