麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2020年07月09日
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2020年07月09日(木)
加えて個々の短編としてみても不可能犯罪に隠された犯人の工作をロジックで突き止める技巧が冴え渡っており、とりわけ「文芸部長と『音楽室の殺人』」と「文芸部長と『狙われた送球部員』」が秀逸だった(その一方で解決編の後にダメ出しが必ず入る点がいかにもアマチュア創作っぽくて◯)。
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posted at 13:16:26
本作がユニークなのは全編水崎アンナの手による創作ミステリを読むという設定の作中作物である点であり、それが最終的に連作らしい仕掛けとして活きてくるのもさることながら何よりどうしてそんな仕掛けを用意したのかという動機にこれまでの東川作品には見られなかった甘酸っぱさがあるのが興味深い。
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posted at 13:16:11
「探偵部への挑戦状」以来、久々の鯉ケ窪学園シリーズ連作。鯉ケ窪学園シリーズというと個人的には烏賊川市シリーズと並ぶ、作者の作品の中でも高いクオリティーを維持した鉄板シリーズという印象があるが、それは本作もまた例外ではない。
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posted at 13:15:37
東川篤哉「君に読ませたいミステリがあるんだ」読了。鯉ケ窪学園に入学したばかりの僕は第二文芸部の部室に迷いこんでしまったのをきっかけに部長・水崎アンナが書いたミステリ短編集を強引に読まされる羽目になる。全五編のミステリに仕掛けられた謎を、果たして僕は見抜けるだろうか?
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posted at 13:12:56
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