麻里邑圭人
- いいね数 9,797/10,375
- フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
Favolog ホーム
» @mysteryEQ
» 2021年02月22日
並び順 : 新→古 | 古→新
2021年02月22日(月)
尤も最初の密室トリックに関しては正直肩透かし感が否めないかもしれないが、続く第二の密室トリックの方はメインだけあってだいぶ力が入れられており、あるものがそれを解く大胆な手掛かりになっている点もさることながら、さりげなく示されたこのトリックが可能な人物の伏線が素晴らしい。
タグ:
posted at 20:53:42
そしてそれにプロットの面白さが加わり、読者をぐいぐいと惹き付けてからダメ出しとばかりにある特殊な密室殺人を起こして、読者を更なる謎の中へ放り出す手腕は新人離れした老獪さすら感じさせるだろう。
タグ:
posted at 20:53:05
第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。本作でまず目を牽くのはタイトルにもある報復のために用意されたある大胆な着想に基づく罠であり、これを思い付いた時点でこの作者がただ者ではないことがよく分かる。
タグ:
posted at 20:52:29
平野俊彦「報復の密室」読了。薬学部教授・大日方敏夫の最愛の娘・千佳が大学のキャンバス内の密室で自殺に見せかけた首吊り死体で発見された。大日方は千佳の交際相手に疑いを持ち、その人物が本格ミステリーの新人賞に応募しているらしいという数少ない手掛かりから、ある罠に嵌めることを思い付く。
タグ:
posted at 20:51:52
スポンサーリンク