麻里邑圭人
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- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2021年07月14日
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2021年07月14日(水)
そして結論から言うと本作はその趣向を見事に成立させており、しかもそれだけでなく、大胆すぎる伏線に裏打ちされたとんでもない物的証拠付きなのだから恐れ入る。本作は真相が明かされた瞬間、思わず背筋が寒くなること請け合いの、黒西澤の真骨頂とも言うべき秀作である。
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posted at 01:29:50
「そういうアクロバティックなミステリの趣向、奏人は大好きだったな。被害者は犯人と面識がなく、従って危害を加えられなければならない覚えが全く無い。(中略)しかもそれが通り魔的な無差別殺人の類いではなく、あくまでも合理的な動機がちゃんと隠されていたという真相が最後で明かされるという」
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posted at 01:29:18
回想の殺人テーマに、死者と交信できるワープロという特殊設定を絡めた長編ミステリ。本作でまず目を惹くのが主役の三人組――特に初音とユウさんの、修羅場スレスレの複雑な関係と、それ以上に複雑な事件の背景だが、それらはひとえに作中で語られる以下の趣向を成立させるために存在している。
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posted at 01:29:00
西澤保彦「スリーピング事故物件」読了。21年前に作家志望の青年・箕浦奏人が殺された部屋で共同生活をすることになった初音、ユウさん、真歩の三人は部屋に残されたワープロで死者と交信できることに気付く。三人は怯えながらも21年前の事件の犯人が誰なのか死者と交信しながら探っていくが……。
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posted at 01:28:22
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