麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2021年10月22日(金)
どちらかと言うと最後に明かされるある設定のための長すぎる前フリといった感が強いが、それ以外の設定――超探偵体質にしても女難体質にしてもまだ1巻の段階ではお世辞にも活かされているとは言い難いので、事件内容も含めこれからに期待したい。
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posted at 22:13:41
超探偵体質兼女難体質の主人公が遭遇する事件を解決しつつ文字通り命を賭けた運命の人探しをする連作学園ラブコメミステリ……なのだけど正直ミステリとしては事件が解決も含め全く面白くなく、あくまでこれだけ主人公が事件に巻き込まれやすい体質なんですよというただのアピールでしかないのが難。
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posted at 22:13:06
日向夏「迷探偵の条件1」読了。十七回目の誕生日を迎えた真丘陸はヤンデレばかり引き寄せる女難体質に外を歩けば事件にあたる超探偵体質、そして十八歳までに運命の女性に出会わないと必ず死ぬ運命に悩まされていた。今日もまた死体に出くわした彼は犯人探しと運命の女性探しに奔走することになる。
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posted at 22:12:48
一応あるミステリの手法が盛り込まれてはいるものの、どちらかといえばある人物もまた怪談を求める事情があったという物語としての補強という意味合いが強く、ミステリというよりはやはり徹底した怪談小説と呼ぶべきだろう。故にその手の物語が好きな人にこそお勧めしたい作品である。
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posted at 17:03:20
第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉受賞作。何らかの事情で怪談を求める人間たちを描きつつ、幾つもの怪談を織り交ぜながら怪談とは何かに迫る作品とでも言うべきか。また噂のルーツ探しという点では「将棋殺人事件」みたいな作品が好きな人の琴線には触れるものがあるかもしれない。
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posted at 16:36:27
新名智「虚魚」読了。“体験した人が死ぬ怪談”を探す怪談師の三咲は“呪いか祟りで死にたい”カナちゃんと暮らしている。ある日「釣り上げた人が死んでしまう魚がいる」という噂を耳にした三咲は似た怪談がある川の河口で幾つも発生していることを知る。噂の源を求めて怪異の川を辿った先に待つものとは?
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posted at 16:36:04