麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年04月30日(土)
また「愛と見分けがつかない」「卵胎生」はミステリと怪談のブレンドが絶妙だし「果てなき世界の果て」はコロナ禍という状況と現代テクノロジーを巧く結び付けた仕掛けであっと驚かせてくれる。その一方で純粋な怪談としても、表題作から始まり「母の自画像」で終わる夢の余韻が忘れ難い傑作集である。
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posted at 16:43:35
特にそれが顕著なのは水族館を訪れる私が雨の日に起きたある事故を回想する「水族」で、水族館の何気ない描写が浮き彫りにする事故の真相とそれを機に見えていた世界が一変する仕掛けは、ホラーミステリのアンソロジー「魍魎回廊」に採用されるだけのことはある逸品である。
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posted at 16:42:42
「るんびにの子供」「角の生えた帽子」に続くバラエティーに富んだ怪談短編集。元々怪談短編でデビューした作家だけあって今回もまた作者の本領が遺憾なく発揮されているが、特筆すべきは今の作者が手掛けているもう一つのジャンルであるミステリが色濃く反映された話も幾つか見受けられる点だろうか。
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posted at 16:41:43
宇佐美まこと「夢伝い」読了。孤独を愛する人気作家・猿橋ヒデヲが突然の断筆宣言。担当編集者の増元は一人、猿橋の住む地方へ向かった。作家を脅かすものを探しに――。表題作の他、昭和から現代までを舞台に日常に潜む怪異や心理の歪みから生まれる怪奇を描いた全十一編を収録。
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posted at 16:41:14
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