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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年07月28日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

作者はあとがきで『〈理〉に満ちた話が好きです。(中略)〈理〉によってのみ動く人々、つまり〈情〉のない人しか出てこないミステリというのはどうだろう。そう思って考えたのが「情無」の基本設定』と語っているが本作はその「〈理〉によってのみ動く人々」が織り成す異形の構図が強烈な秀作である。

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posted at 20:04:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

また事件の不可能状況もなかなか魅力的で、特に第一の事件は綾辻行人の某作を思い出す人もいるかもしれない。尤も真相に関してはハウダニットだけ見ればよくあるものながら、特筆すべきは本作ならではの設定と絡めたことで秀逸なホワイダニットとしての意外性を生み出すことに成功している点だろう。

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posted at 20:03:37

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

あらゆる欲求を失い怒りも悲しみも感じない「情無」達が集う屋敷で起きた連続殺人を扱った長編ミステリ。本作は「情無」の設定もさることながら主人公が探偵役を務めることになる理由や「情無」達の中にいる犯人の設定が非常にユニークで、そこだけでも本作が極めて個性的な作品であることが窺える。

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posted at 20:03:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

浅ノ宮遼/眞庵「情無連盟の殺人」読了。徐々に感情が失われていく病「アエルズ」に罹患した元麻酔科医・伝城英二はある日、アエルズ患者八名が共同生活を送る〈情無連盟〉から加入の誘いを受ける。だが英二が彼らの住む屋敷を訪れていた最中、連盟員の一人が半密室状況下で殺害されてしまい……。

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posted at 20:02:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

作者が得意とする伏線も残念ながらそれをカバーするまでには至っておらず、無理やり感のある結末含め、全体的に消化不良という印象が否めない作品である。

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posted at 11:35:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

とはいえ一応交換殺人を活かした仕掛けは用意されているもののそれ自体は前例があるものだし、何より問題なのは意外な展開を意識するあまりどんでん返しをする度に偶然の多用と人物の描写不足で説得力に乏しくなるプロットだろう。

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posted at 11:35:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

交換殺人の依頼状を機に始まる奇妙な往復書簡の顛末を描いた長編ミステリ。最初に断っておくと本作のメインは交換殺人ではなくどちらかというと交換殺人計画に関わるようになった男女の背景を描くことにあるため交換殺人目当てに読むといつまで経っても始まらないので肩透かしを覚えるかもしれない。

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posted at 11:35:24

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年7月28日

天祢涼「拝啓 交換殺人の候」読了。パワハラのトラウマで退職から半年が過ぎても社会復帰できない秀文は首を吊ろうとした桜の木の洞に白い封筒が差し込まれているのを見つける。封筒を開けてみると、中身は交換殺人の依頼状だった。それを機に始まる奇妙な往復書簡。その先に待つ殺人計画の行方は?

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posted at 11:35:12

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