麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2022年12月30日
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2022年12月30日(金)
ただ後半に色々なネタを詰め込み過ぎたせいでやや描写不足に感じてしまう部分も多々あるし過去と現在の事件に関してはもう少し決定的な繋がりが欲しかった気もするがネタの物量や某有名探偵のゲスト出演、公権力に対する毅然としたメッセージ性など全体的に何とも言えない熱量が感じられる力作である。
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posted at 19:23:21
だが一方で特殊知識に依存しすぎてイマイチ謎解き興味が薄い……と思っていたら後半にこれでもかとばかりに怒涛の密室殺人三連発をぶちこんでくるのがなんともこの作者らしい。しかもいずれの密室もネタ自体はシンプルかつ原理は同じものであるにも拘わらず、そうとは思わせない謎の見せ方が実に秀逸。
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posted at 19:22:57
弁護士・森江春策シリーズの三作目にして後に「時の密室」「時の審廷」と続いていく過去と現在が交錯する社会派本格ミステリ三部作の第一弾。現代の誘拐事件での身代金奪取の方法と過去の連続絞殺事件でのアリバイトリックにはそれぞれ当時の最新技術や鉄道事情が駆使されており読み応えがあるのは○。
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posted at 19:22:28
芦辺拓「時の誘拐」読了。府知事候補の娘・樹里が誘拐された。身代金運搬に指名されたのは全く無関係の青年・阿月。だが大阪の都市構造を利用した犯人に金を奪われ疑いの目は阿月自身に。彼を救うため捜査に乗り出した森江春策だったが、やがて半世紀前の大阪で起きた連続絞殺事件の謎も絡み始めて――。
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posted at 19:22:19
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