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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2014年03月06日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月6日

またこの作者らしいイラストを用いた仕掛けも健在で、表紙絵に隠された意味に気付いた瞬間、やられた感と同時に「六とん」ならではの脱力感(?)も味わうことができる。本作はミステリ作家にしか書くことができない恋愛小説の良作である。

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posted at 23:54:48

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月6日

ミステリ作家でもある作者がミステリの技巧を駆使して書き上げた連作形式の恋愛小説。運命の恋をキーワードに畳み掛ける偶然の連鎖は、さながら恋愛小説版ファイナル・デスティネーション(!)とでも言うべき様相を示しており、その凝りに凝った構図はミステリ読みにも楽しめることだろう。

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posted at 23:54:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月6日

蘇部健一「運命しか信じない!」読了。仙波莉子と京川俊は絶対に出逢うはずのない二人だった。しかしある朝、一人の青年が飼っている猫がミルクをこぼしたことがきっかけに、いくつもの偶然が積み重なり、二人は恋に落ちる――運命の恋を信じたくなる六編の短編を読み終えた時、待ち受ける結末とは?

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posted at 23:53:59

2014年03月05日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月5日

また人間ドラマにしても、外の世界に憧れる主人公と幸薄い混血のヒロインの恋愛模様を軸に、様々な愛と欲の物語をじっくりと読ませてくれる。異世界本格好きは勿論のこと、心震える物語を読みたいという人にも是非お勧めしたい作品である。

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posted at 00:03:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月5日

出島という特殊な環境ならではの人間ドラマと本格ミステリを高い次元で融合させた傑作。ミステリとしては出島だからこそ成立する仕掛けや動機、犯人像がとにかく素晴らしく、その完成度は現代における異世界本格としても充分通用することだろう。

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posted at 00:03:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月5日

多岐川恭「異郷の帆」読了。元禄時代の長崎・出島でオランダ人が刺殺された。出入口で通行が厳しく管理され、武器の持ち込みが一切許されない、言うなれば島全体が密室という状況で起こった殺人に出島は騒然となる。この事件の犯人として想い人が疑われたことから若き通詞・浦恒助は調査に乗り出す。

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posted at 00:03:33

2014年03月03日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月3日

加えて第一作を思わせる幕切れも実に心地良い。本作はシリーズの最終作に相応しい秀作である。

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posted at 22:32:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月3日

そして、この終章で炸裂する大仕掛けに自分は国内作家Nの某作に対するオマージュが込められているように感じた。これを成立させるために一部かなり無茶な要素を持ってきているが、そこはバカミス好きとして好意的に受け止めたい。

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posted at 22:32:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月3日

ルヴォワールシリーズの最終作にして作者の国内作家Nに対する愛がしみじみと伝わってくる作品。双龍会での展開の大半はこれまでの三作を読んでいる読者にとっては差ほど意外に感じられないだろう。だが作者もそれは織り込み済みであり、その上で「最後の一撃」と題した終章に全てを賭けてみせる。

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posted at 22:31:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月3日

円居挽「河原町ルヴォワール」読了。京都・鴨川で龍樹家投手・落花が水死体で見付かり、その死の謎を巡って私的裁判・双龍会が開かれる。落花の妹・撫子は兄・大和を姉殺しの真犯人として告発、弁護役の元恋人・城坂論語と対決することに。果たして双龍会で暴き出される真相とは?

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posted at 22:31:42

2014年03月02日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月2日

「黒い爪痕」はこの展開だからこその意外性が、「雨夜の悪霊」はバカミス的な真相が秀逸。その他、何かと娘のことを気にかける探偵役を始めとした登場人物たちはどれも個性的で、ミステリ部分以外にも読みどころは多い作品である。

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posted at 19:54:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月2日

収録作は大まかに盲点をついた仕掛けを扱ったものと凝った仕掛けを扱ったものの二つに分けることができ、前者だと「黒い爪痕」、後者だと「雨夜の悪霊」がベストになる。

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posted at 19:53:41

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月2日

本作は鑑識ならではの視点でバラバラ死体、消えた凶器、密室、アリバイ崩しといった本格ミステリ的仕掛けを解き明かしていくのが特徴で、そういう意味では横山秀夫「臨場」などの先駆的作品と言えるかもしれない。

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posted at 19:53:22

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月2日

島田一男「特捜検屍官」読了。鑑識課のベテラン主任・近江警部が探偵役を務める短編集。夫の愛人の一人がもう一人の愛人を刺し殺し、その死体遺棄を手伝った妻が自首をする「黒い爪痕」、女社長が江戸川の離れ島にある自宅の箪笥の中から全裸死体で見付かる「雨夜の悪霊」など七編収録。

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posted at 19:53:08

2014年03月01日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月1日

また主人公のキャラクターを活かした駆け引きも面白く、この二編がツートップなのは間違いないだろう。とはいえ、それ以外の短編にも仕掛けとどんでん返しが詰め込まれており、大谷作品の入門編としてもお勧めできる作品集である。

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posted at 16:29:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月1日

ちなみにこの密室に関して作者は並々ならぬ拘りがあるようで、収録作七編中五編が何らかの形で密室を取り入れている。そのうち最も魅力的な密室を扱っているのが「殺意の二重奏」で、難攻不落の密室と鉄壁のアリバイがタイトルにも象徴される構図の反転によって鮮やかに解かれる様が実に秀逸。

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posted at 16:28:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月1日

全編ハズレなしのミステリ短編集。収録作はどれも高水準だが中でも完成度が高いのは密室での一人の女の死を巡る「偽装自殺」だろう。被害者が自殺をするはずがないことを唯一知る老刑事が他殺説を主張すればするほど混迷を極めていく謎。それを突き崩す、ある偶然には深い衝撃を覚えずにはいられない。

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posted at 16:28:48

麻里邑圭人 @mysteryEQ

14年3月1日

大谷羊太郎「真夜中の殺意」読了。ヤクザの情婦に手を出したせいで北九州に都落ちしたバンドマンが、難攻不落の密室殺人事件に巻き込まれる「殺意の二重奏」、娘の新婚旅行を機に上京した老刑事が、ひょんなことから知り合った偽装自殺に関心を持つ若い女の死の謎を探る「偽装自殺」など七編収録。

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posted at 16:28:38

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