麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年07月01日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月1日

織守きょうや「学園の魔王様と村人Aの事件簿」読了。片方の個室だけ悪戯されるトイレ、犯人を見ても名乗り出ない目撃者、酔って寮から転落死した生徒、そして半グレの仲間割れ殺人事件。四つの難事件にラノベ好きの高校生・山岸巧と魔王と恐れられつつも卓越した推理力を持つ御崎秀一のコンビが挑む。

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posted at 00:25:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月1日

オタクな探偵助手と孤高の名探偵の男子高校生コンビが四つの事件の謎を解き明かす連作ミステリ。しかしながらミステリと言っても第三話まではそこまで大した謎はなく、どちらかというと主役コンビのイチャイチャぶりの方が印象に残る。

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posted at 00:25:28

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月1日

むしろミステリとしてはトリを飾る第四話からが本番で、ちょっとした捻りのあるフーダニットもさることながら「なぜ本作の事件は組織犯罪がメインなのか」「なぜ本作は現代劇であるにも拘わらずRPGみたいな奇妙なタイトルがついているのか」といったそれまでの様々な疑問に応えてくれるオチが○。

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posted at 00:26:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月1日

伊吹亜門「京都陰陽寮 謎解き滅妖帖」読了。臓腑を喰らう妖蛇と食い違う証言、呪詛封じの古御堂での密室殺人、継承の儀を妨げる黒い藁人形と衆人環視の毒殺未遂事件……陰陽師育成機関・京都陰陽寮明學院に通う狩埜師実が仲間たちと共に陰陽術と推理力を駆使して三つの不可解な怪事件を解き明かす。

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posted at 13:29:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月1日

時代ミステリの書き手として知られる作者の新境地とも言うべき学園退魔ファンタジー×本格ミステリ連作。作者のファンであれば主人公の名前にニヤリとする一方、陰陽師周りの設定や展開は既存の寄せ集めに過ぎないもののそれでも本格ミステリ要素と組み合わせたことで独自色を出すことに成功している。

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posted at 13:29:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月1日

ミステリとしてみるとやはり二編目と三編目に出てくる不可能犯罪が目を惹くが、どちらかというとそういったハウダニットよりも一編目や二編目のホワイダニット部分にこそ見るべきものがある点が何ともこの作者らしい。

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posted at 13:32:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月1日

仮にシリーズ化したとして今後もこのクオリティーが維持できるかどうかは不明だが、少なくとも本作に関しては良作と言っても差し支えないだろう。

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posted at 13:32:59

2022年07月02日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月2日

「ブラック・フォン」観了。謎の誘拐殺人犯に拐われ地下室に監禁された主人公が、既に拐われ殺された少年たちの霊に助けられながら脱出を試みる話。色々と失敗を重ねながらも最終的にそれらが伏線として綺麗に回収される展開と主人公の成長譚としても楽しめる点がいい。最後まで気が抜けず面白かった。 pic.twitter.com/pd6YemzsyK

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posted at 15:16:50

2022年07月04日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月4日

辺天使/津田穂波「ボクとキミの二重探偵」6巻読了。限られた時間で約二万冊の蔵書の中から犯人が残した唯一の物的証拠である一冊の本を探すというシチュエーションで読ませる一方、個人的には前巻同様ギャグとしか思えない決め手に笑ったwこの調子で引き続き刑事との第二ラウンドに期待したい。

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posted at 09:16:25

2022年07月05日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月5日

小島正樹「仮面の復讐者 浜中刑事の逆転」読了。会社社長が渋川市の自宅で殺害された。被害者は麻薬取引に関わっている可能性があり半年前から麻薬取締官によって密かに自宅を監視カメラで撮影されていたがそこに犯人と思しき人物は映ってはいなかった。犯人は監視カメラの網をどうくぐりぬけたのか?

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posted at 00:25:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月5日

強運の持ち主・浜中刑事が活躍するシリーズの五作目。まず最初に断っておくと本作はタイトルにある「仮面の復讐者」とは誰なのかに迫る話ではない。その正体に関しては途中で倒叙形式に切り替わることであっさりとばらしており、どちらかというと不可能犯罪のハウダニットがメインという印象を受ける。

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posted at 00:26:22

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月5日

但し現代パートで起きた二つの不可能犯罪は既存のトリックの域を出ていなかったり、そんなに巧くいくものかと思ってしまったりとイマイチ精彩に欠けており、何とか評価できそうなのが過去に起きた不可能犯罪くらいしかないのが難。

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posted at 00:28:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月5日

また前述した倒叙形式にしても巧く機能しているとは言い難く、更には終盤の犯人の行動に至っては何がしたかったのかかなり疑問が残る。地味めだったシリーズ前作とは打って変わって不可能犯罪を三つも盛り込んだにも拘わらず、結果的には前作の方が面白かったと言わざるを得ないのが残念。

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posted at 00:28:54

2022年07月06日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月6日

羽生飛鳥「揺籃の都 平家物語推理抄」読了。平清盛邸で続発する怪事件。清盛の寝所から平家を守護する刀が消え、化鳥が出現し、平家にとって不吉な夢を見たという青侍がバラバラ死体で発見され、更には可愛がっていた猿が殴り殺されたばかりか密室で惨劇が……。清盛の異母弟・平頼盛の推理が冴える。

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posted at 08:53:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月6日

作者のデビュー作にして、平清盛の異母弟・平頼盛が探偵役を務める「蝶として死す 平家物語推理抄」の続編。連作ミステリだった前作は謎解きよりも策謀の方が印象に残る作品だったのに対し、長編になった本作では一転、謎解きにも力が入っており、次々と起こる謎の数々も実に魅力的。

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posted at 08:53:37

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月6日

その謎解きに関して言えば不可能犯罪よりもどちらかというとこの時代ならではのホワイダニットの方に見るべきものが多く、特にバラバラ死体や逆さ吊りの巫女に纏わる動機が秀逸。また策謀の方も抜かりなく、清盛の四男・知盛との推理対決や一連の事件に隠された意図には思わず唸らされるに違いない。

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posted at 08:53:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月6日

何よりもこれだけの謎を有機的に繋ぎ合わせ、更には史実とも巧く絡ませてみせた手腕が素晴らしく、歴史本格ミステリとして前作を上回る秀作なのは間違いないだろう。

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posted at 08:54:15

2022年07月07日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月7日

柴田勝家「メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿」読了。メイド喫茶が大好きなボクが秋葉原で出逢った美人メイド・黒苺フガシさんは「メイド喫茶専門の探偵」だった。馴染みのメイド喫茶〈はぴぶる〉で発生した密室殺人事件の現場に連行され、ボクはフガシさんの犯人捜しに付き合わされることに……。

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posted at 10:49:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月7日

メイド喫茶専門の探偵・黒苺フガシがメイド喫茶で起きた四つの事件を解き明かす連作ミステリ。正直言うとミステリとしての出来は密室殺人を扱った一編目の「すていほぉ〜む殺人事件」以外はかなり微妙でどちらかというと作者がメイド喫茶好きのためかメイド喫茶と探偵役のキャラの方が印象に残る。

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posted at 10:49:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月7日

その「すていほぉ〜む殺人事件」に関して言えば「どうやって密室を作ったのか?」よりも「なぜ密室だったのか?」によって見えてくる構図がユニークではあるものの、登場人物の少なさや話の構成などメタ的な部分から作者のやりたいことが透けて見えてしまうのが難。

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posted at 10:50:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月7日

そして続く二編目はミステリというよりブラックユーモア、三編目は定番ネタの域を出ておらず、四編目に至っては偶然頼りの犯人の計画にモヤッとしてしまう。できれば一編目のクオリティーを最後まで維持してほしかった。

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posted at 10:51:09

2022年07月10日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月10日

「X(エックス)」観了。殺人鬼ホラーにも押し寄せる高齢化問題(爆)。導入部がやや長いものの全体的にはツボを押さえた作りで「悪魔のいけにえ」や「血みどろの入江」等のオマージュにニヤニヤしつつ殺人鬼が老人であることを活かした恐怖演出やシュールな笑いが楽しかった。次回作にも大いに期待。

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posted at 22:45:48

2022年07月14日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月14日

貫井徳郎「紙の梟 ハーシュソサエティ」読了。デザイナーが目と指と舌を奪われた理由、論理的に考えると犯人がいないことになってしまうクローズド・サークル状況下の殺人、いじめの加害者が次々と襲われる事件を巡る様々な思惑――。これは、人一人を殺したら死刑になる世界の物語。

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7月14日

人を一人殺したら死刑になる架空の日本を舞台にした全五編の連作ミステリ。面白いのは収録作五編の方向性が見事にバラバラである点である時は猟奇サスペンス、ある時はクローズド・サークルの本格ミステリ、またある時は倒叙――といった具合に作者の引き出しの多さを楽しめるようになっているのがいい。

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posted at 00:10:41

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月14日

特に前半の作品に顕著なのは人一人殺したら死刑になるという設定が真相やミステリ的仕掛けの絶妙な隠れ蓑になっている点で「籠の中の鳥たち」は論理的に考えると犯人がいないことになってしまう状況のユニークさもさることながら一筋縄ではいかないフーダニットと設定を逆手に取った動機の異常性が○。

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posted at 00:10:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月14日

次点は「レミングの群れ」で社会派テーマで読ませつつ不意打ちの仕掛けで一気にブラックユーモアへと転じる読後感が心憎い。またトリを飾る表題作は前半のミステリ趣向から一転じっくり小説として読ませる内容になっており、全体的にシリアステイストながらバラエティー豊かな物語が揃った良作である。

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麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月14日

加藤元浩「Q.E.D.iff ―証明終了―」22巻読了。他人を疑うことを知らない刑事が担当した、現職の噂国会議員が容疑者の宝石盗難事件が思わぬ展開を見せる「盗難、収賄そして殺人」、亡き歯科医師の遺品整理中に発見された鑑定額500万以上の古伊万里の器が忽然と姿を消す「他人の生活」の二編収録。

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posted at 09:42:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月14日

「盗難、収賄そして殺人」は扱っているテーマから真相がだいたい読めてしまうものの、序盤の何気ないやり取りがその後に齎す影響や、終盤のある人物の問いかけに対する燈馬のロジカルな反論など細部の作り込みにこそ見るべきものがある。

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posted at 09:42:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月14日

一方「他人の生活」は作者が度々取り上げる「人は見たいものしか見ない」というテーマを地で行く内容で、数々の疑惑を探偵役の燈馬がどう晴らしていくかもさることながら読了後にタイトルの意味がじわじわと沁みてくる快作である。

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posted at 09:43:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月14日

花林ソラ/伏見航介「ウェルベルム ―言葉の戦争―」1巻読了。「動詞の力」を駆使して戦う異色の異能バトル漫画。しかしながら遺体に無数の小銭が突き刺さっている連続変死事件の現場の状況から犯人の能力――「動詞」を絞り込む過程は正にミステリであり、その能力が分かって以降の駆け引きも熱くて○。

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posted at 21:37:00

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