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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2018年05月19日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月19日

次点は「東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き」で、既に起きた射殺事件の真相究明は勿論のこと、更にこれから起きようとしている事件をどう防ぐかというタイムリミットサスペンス展開が加わって最後まで予断を許さない緊張感に満ちているのが良かった。

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posted at 16:13:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月19日

福家警部補と犯人たちの対決を描く倒叙ミステリシリーズの五作目。今回収録された四編のうちベストを選ぶならやはり「是枝哲の敗北」になるだろう。犯人の仕掛けたトリックを崩していく過程もさることながら何より犯人の職業を活かした決め手とタイトルに隠された二重の敗北の意味が素晴らしい。

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posted at 16:13:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月19日

大倉崇裕「福家警部補の考察」読了。地位と愛情を天秤にかける医師、夫の企みを察知し機先を制する料理好きな妻、身を挺して師匠の名誉を守ろうとするバーテンダー、数年越しの計画で恋人の仇を討つ証券マン――犯人の思惑を福家警部補が透徹した眼力で見抜く四編収録。

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posted at 16:12:42

2018年05月13日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月13日

加えてどんどん追い詰められて凶暴化する主人も○で、同じトビー・フーパー作品である「悪魔のいけにえ」と比べると小粒だが、地味に良くできている作品である。

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posted at 19:32:20

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月13日

「悪魔の沼」観了。襲った人間を飼っているワニに食わせるモーテルの主人を巡るホラー映画。内容紹介にあるスプラッターを期待するとやや物足りないかもしれないが、それ以上に演劇風の演出と多彩な人間ドラマ、そして惜しげもなく晒されるおっぱい(!)が実にいい。

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posted at 19:32:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月13日

「リヴィッド」観了。お宝を求めて寝たきりの老婆が住む屋敷に忍び込んだ若者たちが体験する恐怖。お化け屋敷物に吸血鬼や美少女要素を絡めたゴシックホラーでゴア表現を美しくも残酷に演出しつつ現代の御伽噺を実に見事に作り出している。幻想味のあるラストも含め好きな人には堪らない作品である。

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posted at 19:31:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月13日

(但し地獄なのに電ドリなどの工具がいっぱい出てくるのはかなり違和感があるが)。正直真っ当なホラー映画ファンには全くお勧めできないが、スプラッター部分だけは一見の価値がある珍品である。

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posted at 19:30:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月13日

「バーニング・ムーン」観了。ヤク中不良青年が幼い妹に聞かせる残酷寝物語。ストーリー、演出、役者の演技、音楽、画質とどれをとってもビックリするほどチープだが、スプラッターだけはやたらと気合が入っていて特に終盤におけるルチオ・フルチばりのスプラッター描写が炸裂する地獄のシーンは圧巻。

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posted at 19:30:31

2018年05月12日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月12日

とはいえその試み自体は面白いと思うしレザーフェイスになる過程もシーンの対比を盛り込んだりしてなかなか巧く演出していたのではないだろうか。欲をいえばそつなく纏めすぎている点とせっかく可愛い女優を起用しているのにお色気要素が少ないのが少々気になるが全体的に見れば悪くない作品だと思う。

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posted at 23:03:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月12日

「レザーフェイス 悪魔のいけにえ」観了。一言でいえばレザーフェイスができるまでを描いた作品。一応登場人物の誰がレザーフェイスになるか終盤にならないと分からないというミステリ的趣向が用意されているが、ミステリファンからするとバレバレかもしれない。

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posted at 23:02:39

2018年05月10日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月10日

加えて今回も「犬神家」を彷彿とさせる遺産相続を巡る連続殺人のプロローグというなかなかいい引きで終わっているのが実に憎い。次巻がますます楽しみになった。

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posted at 09:04:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月10日

田村由美「ミステリと言う勿れ」2巻読了。前回バスジャックからの急展開で終わった「犯人が多すぎる」は何気ない人間観察がもたらす構図の反転の連続とぞっとする幕引きが絶妙の一言に尽きる。また「つかの間のトレイン」は一話完結の暗号もので、暗号の解釈により変化する物語が秀逸な佳品だった。

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posted at 09:00:17

2018年05月02日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月2日

マツキタツヤ/宇佐崎しろ「アクタージュ」1巻読了。メソッド演技を独学で使いこなす少女・夜凪景が女優を目指す物語ながら異能を活かした心理戦が実に熱い。連載当初は作画の弱さがネックだったが、回を重ねるごとに画力が上がってきて、ようやく物語の面白さに追いついてきた感があるのは○。

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posted at 09:28:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月2日

仕掛けとしては極めてシンプルながら、山ならではの怪談を効果的に使ってあっと驚かせてくれるのがいい。やはり作者の山岳ミステリにハズレなしということを改めて思い知らせてくれる佳品である。

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posted at 00:32:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月2日

長井彬「幽霊とピッケル」(「ミステリー傑作選 24 頭脳明晰、特技殺人」収録)読了。山で転落死した男の魂がピッケルに乗り移ったとしか思えない不可解な出来事が相次ぐ中、再び問題の山でかつての転落事故を再現したような事件が起きて――。

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posted at 00:31:33

2018年05月01日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年5月1日

香吹茂之「山比見村の殺人 第一回」読了。あのエロ漫画本格ミステリ「雄鳴館殺人事件」のまさかの続編、しかも今度は山奥の因習が残る村を舞台にした見立て殺人物だと言うのだからテンションが上がらずには入られない。今回は作者ならではのドMエロスにどうトリックを絡めるのか、大いに期待したい。 pic.twitter.com/AlUl5c03dq

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posted at 22:17:10

2018年04月29日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月29日

ミステリとしてみると終盤追い詰められた犯人が持ち出すアリバイトリックがただのトリビアでしかないのが難点だが、そこに至るまでのプロットの転がし方にベテランならではの巧さがあるのでそれほど不満を感じさせない。意外性はさほどでもないかもしれないが、徹頭徹尾安心して読める快作である。

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posted at 18:25:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月29日

ゴッホの幻の遺作を巡る、イギリスと日本を股にかけた連続殺人の真相を追う長編ミステリ。ゴッホに纏わるエピソードと思わせぶりな人間関係を描いたスローテンポな前半から一転、古城での不可解な墜死事件が起きてからはサスペンスタッチな展開で一気に読ませてくれる。

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posted at 18:25:21

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月29日

長井彬「ゴッホ殺人事件」読了。イギリス・ウェールズ地方の古城でイギリス人の伯爵と日本人の画商が殺された。二人が売買の取引をしていたはずのゴッホの幻の遺作と巨額の小切手が現場から消え、犯人は行方をくらました。事件に巻きこまれた日本人の若いカップルが犯人捜しに乗り出す。

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posted at 18:24:21

2018年04月28日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月28日

「リズと青い鳥」観了。みぞれと希美、二人の少女の心の機微を丁寧に表現したアニメーションとそれを盛り上げる美しい音楽が実に素晴らしい。進路と作中の物語を経て反転する構図がTHE 青春映画という感じで何とも言えない気持ちになった。

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posted at 16:14:39

2018年04月27日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月27日

但し作者お馴染みのグロ要素もあるので人を選ぶかもしれないが、本作のプロットとロジックの密接な繋がりは惚れ惚れするほど巧く決まっており、少なくとも真相が明かされた瞬間のやられた感はかなりのものがある傑作と言っていいだろう。

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posted at 22:28:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月27日

しかしながらこの「スラスラと読める」というのがかなりの曲者で、そこにさりげなく仕掛けられたある罠と連動したフーダニット構造が実に素晴らしい。しかも途中で犯人自身が堂々と姿を現す(!)という破格の展開ながら、それすらも強力なミスディレクションとして機能してしまうのだから恐れ入る。

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posted at 22:28:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月27日

「アリス殺し」「クララ殺し」に続く御伽の国を舞台にした本格ミステリシリーズの三作目。現実と夢の世界が交互に語られる構成はこれまでと同じだが、ひたすら物語が退屈だった前作に比べると今回は展開にきちんと起伏があるのでスラスラ読むことができるのがまず好印象。

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posted at 22:27:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月27日

小林泰三「ドロシィ殺し」読了。普段は頭の切れる大学院生なのに夢の中では間抜けな蜥蜴のビルになってしまう青年・井森。彼は少女ドロシイに連れられてオズの国を訪れるが宮殿内で殺人事件が発生し、井森が暮らす現実世界でも相似形をなす死亡事故が起きる。狂気の王国で起きる死の連鎖の真相とは?

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posted at 22:27:37

2018年04月26日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月26日

その中で最も見るべきところがある作品を挙げるとするならやはり「赤いスーツの女」になるが、長編の「殺人連結のささやき」と比べると全体的に展開が駆け足かつ説明不足の感が否めない。「殺人連結のささやき」との比較のために「赤いスーツの女」を読む以外ではあまりお勧めできない短編集である。

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posted at 20:17:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月26日

長編「殺人連結のささやき」の原型となった短編「赤いスーツの女」などを収録したミステリ短編集。収録作六編中五編がアリバイ物だが、そのほとんどが古めかしいトリックかつ出来があまり良くないのが難。

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posted at 20:17:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月26日

長井彬「赤の殺意」読了。探偵社に勤める加藤泰彦は清水扶美の浮気調査を依頼された。目をひく真っ赤なスーツを着た彼女は男と接触することはなかったが不可解な行動をとる。そして三日後、名古屋で扶美の他殺体が発見されたが、彼女の夫には鉄壁のアリバイが――「赤いスーツの女」含む六編収録。

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posted at 20:17:13

2018年04月25日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月25日

加えて動機も取って付けたような安っぽさであり、総じて本作が作者の言うような「上高地でなら成立しうる本格推理」とは到底思えなかった。

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posted at 22:33:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月25日

またアリバイトリックに関しては一部おっと思うところもなくはないが、残念ながらそれを巧く活かしきれておらず、悪い意味で二時間サスペンス的展開が全てを台無しにしてしまっている印象が否めない。

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posted at 22:33:45

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月25日

上高地を舞台にしたアリバイ物。冒頭から地味な作風の作者にしては珍しく(?)人間消失と離れた場所での同時出現というなかなか強烈な謎を提示してくれるが、その真相はというとまんま過ぎてかなりガックリくる。

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posted at 22:33:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

18年4月25日

長井彬「殺人路(ロード)・上高地」読了。上高地・明神池で殺された女は殺される直前、五千沢にいたところを小出刑事に目撃されていた。だが不可解なことに彼女は刑事の眼前で忽然と消失、そしてほぼ同時刻に四キロ近く離れた場所に出現していた。更に容疑者全員には鉄壁のアリバイが――。

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posted at 22:32:14

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