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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2015年04月22日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月22日

また今回出てくる新たな能力とその攻略法に関しても後出し気味だったりチート過ぎたりで、正直面白味に欠けると言わざるを得ない。その辺のところを次回作ではきっちり練り込んでほしいと思う。

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posted at 21:37:45

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月22日

異能デスゲーム物シリーズの二作目。ミステリ的ガジェットと丁寧に伏線が張られたジンクスの能力当てが楽しかった前作に比べると色々と退化しており、特に伏線がらみが全体的に雑になってしまっているのが残念。

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posted at 21:37:28

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月22日

アダチアタル「ジンクスゲーム2」読了。ある条件で発動し命を問答無用で奪い取る能力――ジンクス。そのジンクスを持つ蒼馬は再びデスゲームへと誘われる。勝利条件は「遊園地にいる『魔女』の正体を看破せよ」。断れば遊園地に屍の山が築かれることになると言われ蒼馬は仕方なく参加することに――。

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posted at 21:37:17

2015年04月20日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月20日

とはいえ「最後の海」と「あかずの扉」の二編に関してはバカミス好きならそれなりに楽しめると思う。ただあくまで「それなり」レベルであり、いつもの麻耶クオリティを期待すると、正直がっかり感が否めない作品である。

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posted at 22:55:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月20日

ここ最近の作者の短編集には毎回何らかの縛りがあるのだが、本作ではその縛りがあまりうまく機能していないように思える(そもそも一番出来がいいのが唯一縛りがかかっていない「最後の海」の時点でアレ)。

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posted at 22:55:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月20日

麻耶雄嵩「あぶない叔父さん」読了。四方を山と海に囲まれ、古い慣習が残る霧ヶ町で次々と発生する奇妙な殺人事件。その謎に挑む高校生の俺は離れに住んでいる、なんでも屋を営む叔父さんに相談する。毎回穏やかに真相を語る叔父さんが最後に口にする「ありえない」犯人とは?

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posted at 22:54:48

2015年04月19日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月19日

取り立てて優れた点はないものの、安定した出来の作品である。とはいえ、そろそろ何か捻りがほしい気がする。

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posted at 14:06:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月19日

内容に関していえば、ミステリ部分よりも犯人を魅力的に描くことに注力していた前作「福家警部補の報告」から一転、些細な矛盾の積み重ねでじわじわと犯人を追い詰めていく展開で魅せる従来の形式に戻ったのはいいが、二編とも一番肝心な決め手(着地点)が分かりやすいのが難。

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posted at 14:06:37

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月19日

福家警部補と犯人たちの対決を描くシリーズの四作目。粗筋からも分かるように収録作二編にはいずれも作者が得意とする山岳物とペット物という二つの要素が盛り込まれており、うちペット物の「幸福の代償」には「小鳥を愛した容疑者」等に登場する須藤警部補がさりげなく顔を出すのがファン的に嬉しい。

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posted at 14:06:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月19日

大倉崇裕「福家警部補の追及」読了。引退して息子に未踏峰への夢を託す登山家、動物をこよなく愛するペットショップ経営者――強固な意志を持って犯罪に至った二人を福家警部補が容赦なく追い詰めていく倒叙ミステリ中編集。

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posted at 14:06:03

2015年04月17日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月17日

個人的には近年の作者のやり過ぎ系ミステリより評価したい作品である。

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posted at 22:17:04

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月17日

むしろ本作のメインは「~悲運」の方で、こちらは強運をあまり表に出すことなくちゃんと推理に徹しているのがいい。そして何よりこの形式と作者の持ち味の一つであるどんでん返しが巧く融合している点が秀逸。尤も構図の一部は今年度出た某作品と被る部分があるものの、こちらの方が捻りがきいている。

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posted at 22:16:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月17日

倒叙形式の二編「浜中刑事の強運」と「浜中刑事の悲運」を収録した中編集。まず「~強運」に関していえば浜中刑事が持ち前の強運で万事解決してしまうのがかなり微妙。一応犯人の計画の一部を伏せることで意外性を出そうとはしているものの、肝心の情報まで伏せてしまっているのはいただけない。

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posted at 22:16:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月17日

小島正樹「浜中刑事の妄想と檄運」読了。癇癪持ちの妻と自分を告発しようとしている女を一遍に始末する方法を思い付いた骨董屋の店主。妻に横領の罪を着せ自殺に見せかけて殺した憎き犯人に対する復讐計画を実行に移した男……二つの事件に村の駐在所勤務を夢見る強運の持ち主・浜中刑事が挑む。

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posted at 22:16:13

2015年04月12日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月12日

またあえて一部の真相を早い段階で明かすことにより犯人に感情移入できるような構成になっている点もどこか文学的。ある意味、道尾秀介あたりが目指している作品と言えるかもしれない。

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posted at 19:09:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月12日

文学色の濃い作品。事件そのものはミステリらしい不可解なものだが、推理よりも登場人物たちの心理描写に重点がおかれているため、あまりミステリらしさは感じさせない。とはいえその心理描写があるからこそ真相に説得力があるのも事実。

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posted at 19:09:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月12日

日影丈吉「孤独の罠」読了。肺炎にかかり生後6ヶ月で亡くなった我が子の火葬に立ち会った仰木はそこで奇怪な事件に巻き込まれた。火葬に付した息子の棺から二体の乳児の骨が出てきたのだ。それからしばらくして妹に縁談話が持ち上がったのも束の間、今度は毒殺事件が……。

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posted at 19:08:49

2015年04月11日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月11日

仕掛けそのものよりもむしろ伏線の張り方に見るべきところがある、ダーク系青春本格ミステリの良作である。

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posted at 23:43:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月11日

第32回横溝正史ミステリ大賞受賞作。裏サイトの目的自体は分かりやすいものの、身体改造を巧く絡めることにより説得力を高めているのは○。また最後の捻りも定番ながら意外性があるし、何より陰惨な内容とは裏腹に爽やかなラストが印象的。

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posted at 23:43:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月11日

菅原和也「さあ、地獄へ堕ちよう」読了。SMバーのM嬢・ミチはある日、再会した幼馴染みのタミーから残虐な死体写真が集められた《地獄へ堕ちよう》という裏サイトを教えられる。それから間もなく身体改造に凝っているミチの同僚・リストと思われる他殺体の写真が問題の裏サイトにアップされて――。

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posted at 23:43:04

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月11日

ミステリとしての一番の見所は密室殺人の真相だが、それにしても後に作者が同じネタで書いた某作品の方が優れているのがアレだし、タイトルの意味も取って付けた感が否めない。とはいえ作者が書いた数少ない伝奇ミステリという点では興味深い作品である。

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posted at 17:04:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月11日

この作者にしては珍しい、オカルト的題材を扱った作品。相次ぐ変死事件を一つ一つ検証し、呪いではないことを論理的に証明していくという展開自体はいいのだけど、いかんせんこれが何者かによって巧妙に仕組まれた連続殺人というわけでもないので、ミステリとしてはいまいち盛り上がりに欠けるのが難。

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posted at 17:03:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月11日

笹沢左保「日曜日には殺さない」読了。越前大野の旧家・野路家ではこの十年の間に八人も身内が変死を遂げていた。数少ない生き残りである真利子は「我が家は柴田勝家の怨霊に祟られている」と怯えるが、彼女の想い人の御園生光也はそれを受け入れず、真利子に対し呪いの謎を解くことを提案する。

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posted at 17:03:40

2015年04月10日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月10日

一方「哲学的ゾンビ~」はSF的発想から新たなゾンビ物を生み出してみせた点が秀逸。個人的にはこの二編だけでも読む価値がある作品である。

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posted at 19:47:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月10日

その良かった二編のうち「怨霊」は作者の作品ではお馴染みのキャラ・超限探偵Σがストーカー退治をする話なのだが、毒は毒を以て制すというその撃退法が実に奇抜で面白い。しかもそこからあの有名なオチに繋げるとは一体誰が思うだろうかw

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posted at 19:47:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月10日

「セピア色の凄惨」「惨劇アルバム」に続く光文社文庫書き下ろし短編集第三弾。これまでの短編集同様、邪悪で奇妙な物語ばかりが収録されているが、「怨霊」「哲学的ゾンビもしくはある青年の物語」の二編を除くと、他の短編集でも読んだことがあるような話ばかりなのが残念。

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posted at 19:46:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月10日

小林泰三「幸せスイッチ」読了。恋人に財産や将来への希望を奪われ絶望した少女が出会った、全ての苦痛から解放してくれる「幸せスイッチ」とは? 表題作の他、メリーさんと名乗る謎のストーカーを退治すべく超限探偵Σが編み出した驚くべき秘策「怨霊」など六編を収録。

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posted at 19:46:43

2015年04月09日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月9日

特に推理の積み重ねにさりげなく織り込まれたあるミスディレクションが秀逸。次点は「試作車の鍵」でシンプルなロジックによる構図の反転が○。本作は様々な趣向が凝らされたユーモア本格ミステリの良作である。

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posted at 23:44:48

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月9日

そういう点ではこの捕獲屋という設定は非常に便利で、更に三話目から浜谷の知り合いの女刑事・御小曾殿歩(おこそとのほ)が加わることによりコンゲーム的面白さも出てくるのがいい。ベストを挙げるなら「前日譚 夜行怪人」でフーダニットに仕掛けられた構図と伏線の妙に唸らされる。

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posted at 23:44:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月9日

脳の中に3Dプリンターを持つ男・浜谷良和(はまやらわ)と捕獲屋の女社長・阿過沙多菜(あかさたな)のコンビが活躍する連作ミステリ。但し活躍といっても普通に探偵役を務めるだけではない。時には事件の仕掛人として読者に謎解きを挑んでくるのが面白い。

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posted at 23:43:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

15年4月9日

滝田務雄「捕獲屋カメレオンの事件簿」読了。写真を撮ってはいけない絵、檻の中のワイン、廃ビルの幽霊、脅迫者〝夜行奇人〟……ひょんなことから実体のない『タブーの捕獲』を請け負う捕獲屋の仕事をすることになった元刑事の浜谷。彼は持ち前の超空間認識力を駆使して次々と怪事件を解決していく。

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posted at 23:40:58

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