麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年09月21日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

とはいえ本作のネタは前例があるものだし、「見えない精霊」に比べると謎の見せ方も巧くいっているとはお世辞にも言い難い。しかしながらタイトルが象徴する結末は作者がこれまで描いてきた風変わりな名探偵譚の一つとして味わい深い作品である。

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posted at 23:01:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

瀕死の名探偵とその相棒が逃げ込んだ古城の隠し部屋で伝説の魔物に襲われる長編ミステリ。前作「オレだけが名探偵を知っている」に引き続き本作もまた相当変な話だがカッパワン第1期20周年に合わせて書かれたためか、どことなく作者のデビュー作である「見えない精霊」を彷彿とさせるものがある。

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posted at 23:00:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

林泰広「魔物が書いた理屈っぽいラヴレター」読了。治療手段のない毒で意識を失った名探偵の君を連れて相棒の俺が数人と共に逃げ込んだのは不死身の魔物が召喚されたという古城の「空中牢獄」だった。その魔物が姿を現し次々に人が殺されていく中、俺は君の命を救うため必死のトリックを仕掛ける。

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posted at 22:58:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

もっとも最終的な真相に関しては途中で読める人もいるかもしれないが、それを差し引いても一体何を読まされているのか分からなくなる展開の連続は一度読んだら忘れられないインパクトがあるだろう。二百頁に満たない短い作品ながらその分作者のヤバさが凝縮された問題作である。

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posted at 22:54:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

しかしながらそんな有り得ない展開こそが石持浅海の真骨頂であり、更にそこから倫理観を置き去りにしてますます加速していくシュールなディスカッションには普通の読者であれば唖然呆然するところだが訓練された(?)石持ファンなら「待ってました!」と拍手喝采すること請け合いである。

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posted at 22:53:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

ツッコミ不可避なシュール過ぎるシチュエーションの長編ミステリ。まず殺人の現場を目撃した人間が多すぎだし(しかも全員目撃したのは別々の場所)その目撃した人間がなぜか全員犯人の殺害を計画し、あろうことか犯人がいる研修所にたまたま全員集結するという展開はもはやコントと言っていいだろう。

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posted at 22:52:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

石持浅海「高島太一を殺したい五人」読了。塾講師の高島太一が人を殺した。偶然その現場を目撃した五人の太一の同僚達はそれぞれの事情から警察には通報せず別々に太一を殺害することを計画。そして五人は太一が研修所で一人になるタイミングを狙って計画を実行に移すがそこでとんでもない事態が……。

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posted at 22:51:55

2022年09月17日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月17日

だがその反面ある程度作者の作品を読んでいる読者からすると展開や「竜舌」の正体に既視感を覚えてしまうかもしれない。しかしながらそれを差し引いても積み重ねてきた物語を纏め上げる作者の確かな手腕に最後まで読ませられる作品である。

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posted at 17:31:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月17日

作者が長年温めていたというホラーラブロマンス作品。悠久の時を超えて巡る愛と禍の因果を全五話の連作形式で描いた本作は大筋だけ見れば定番の伝奇ラブロマンス物ながら、そこに作者がこれまで描いてきたジャンルをこれでもかとぶちこんで壮大な物語に仕上げている点はさすがといったところだろう。

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posted at 17:31:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月17日

宇佐美まこと「ドラゴンズ・タン」読了。古の中国で世界を滅ぼしたいという男の怨念から生まれた「竜舌」。古井戸に宿る奇異な生命体は漢、唐、明……と時代を経ながら歴史のはざまで姿を現しては暗躍し、人知れず不気味な存在へと変貌して行く。そして時は満ち、現代の日本で遂に竜がよみがえる――。

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posted at 17:30:37

2022年09月16日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月16日

そして何より本作が秀逸なのはこの舞台を選んだ必然性であり、それが前述した名探偵テーマと結び付き、最後の最後で○○○○に象徴される究極のホワイダニットを読者に突き付けるのが最高にクールの一言に尽きる。本作は前作から更に完成度を上げた、現時点での作者の最高傑作である。

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posted at 22:43:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月16日

というのも仮に最初の推理で終わったとしても充分良作レベルなのに、そこから推理のビルド&スクラップが展開されるにつれ、意外なところから伏線を回収するだけでなくロジックに奇想まで取り込んで確実に秀作レベル、傑作レベルと段階を経て推理の凄みが増しているのがよく分かるのだ。

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posted at 22:42:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月16日

だがそれ以上に見所なのは帯にも書かれている「圧巻の解決編150ページ!」であり、そこではカルト教団の信仰をロジックで覆すべく作者お馴染みの多重推理が展開するわけだが、これがなかなかどうして、いつも以上に凄まじい切れ味で畏れ入る。

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posted at 22:42:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月16日

「名探偵のはらわた」に続く名探偵をテーマにしたシリーズの二作目。といっても物語としての直接的な繋がりはないので本作から読んでも特に問題はない。それはさておき前作が連作だったのに対し本作は長編で、ある意味タイムリーな(?)カルト教団の本拠地で続発する不可能犯罪の謎で魅せてくれる。

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posted at 22:41:28

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月16日

白井智之「名探偵のいけにえ」読了。病気も怪我も存在せず失われた四肢さえ蘇る奇蹟の楽園ジョーデンタウン。調査に赴いたまま戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒はそこで次々と不可能状況下で起きる連続殺人に遭遇する。奇蹟を信じる人々に現実世界のロジックは通用するのか?

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posted at 22:41:05

2022年09月15日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月15日

但し表題作のみはミステリでいうところの○○○○○テーマとして捉えることもでき、ちょっとした意外性が味わえるだろう。とはいえ前二作のようなミステリと思って読むと間違いなく肩透かしを覚えることになるので、端から別物として読んだ方が吉な作品である。

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posted at 21:12:44

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9月15日

「黒野葉月は鳥籠で眠らない」「301号室の聖者」に続き新米弁護士の木村が活躍する連作短編集。帯に「連作リーガル・ミステリー」と書かれているが実際読んでみると前二作ほどミステリ寄りではなくどちらかというと弁護士が厄介な依頼を機転を利かせて解決するお仕事小説の色合いが強いように思える。

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posted at 21:12:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月15日

織守きょうや「悲鳴だけ聞こえない」読了。新米弁護士の木村は顧問先の企業からパワハラ調査を依頼される。だがパワハラを訴える投書はあるものの、被害者も加害者もわからず、社員の聞き取り調査を始める。表題作の他、四編収録。

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posted at 21:11:58

2022年09月13日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月13日

しかしながら本作の本領はミステリ部分が絡むことでより際立つドラマ性であり、殺人事件を含めた様々なトラブルを主人公と彼の相棒である沢本がどう乗り越え、タイトルにもある「豪球復活」に繋げていくのか、気付けばその物語の虜になること請け合いの良作である。

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posted at 19:09:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月13日

一方ミステリとしてみると消えるボールの謎は魅力的だが真相を期待すると正直肩透かしと言わざるを得ない。また主人公に隠されたもう一つの秘密に関してもかなり早い段階で読めてしまう人が少なからずいることだろう。

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posted at 19:09:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月13日

再起を目指す記憶喪失の天才投手の前に立ちはだかる奇妙な殺人事件の謎を描いた長編ミステリ。作者が以前書いたゴルフを題材にした「救済のゲーム」はミステリとしては勿論、ゴルフ小説としてもすこぶる面白かったが、野球を題材にした本作もまた野球小説として非常に面白い作品となっている。

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posted at 19:09:14

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9月13日

河合莞爾「豪球復活」読了。記憶障害により全てを忘れてしまった天才投手・矢神大。ブルペンキャッチャーの沢本拓と共に再起を目指す彼はある日、昔の自分が書いたと思しきノートを発見する。そこには失われた豪速球の投げ方と「俺は消えるボールで人を殺した」という奇妙な殺人の告白が書かれていた。

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posted at 19:08:55

2022年09月12日(月)

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9月12日

「屋敷女 ノーカット完全版」観了。妊婦サラを襲う黒衣の女の恐怖。とにかく理不尽かつ衝撃的な出来事の連続で、何気に女がサラを襲う理由に巧さがあるものの、それを霞ませるくらい詰め込まれたグロ描写(しかもノーカット完全版で更にパワーアップ)と徹頭徹尾救いようがない展開は凄まじいの一言。

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posted at 00:29:18

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9月12日

「フランケンフッカー」観了。芝刈機でバラバラになった恋人を甦らせようとする話。一言でいうならお下劣版フランケンシュタインだがなぜか人間爆発シーンが多くしかもそれがやたらとチープなのが却って味わい深い。また演出はコミカルなのに展開やオチがブラックなのも怪作ぶりに拍車をかけていて○。

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posted at 00:28:58

2022年09月10日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月10日

「ブレット・トレイン」観了。原作未読。キル・ビル同様いい意味で金のかかったB級風アクション映画。やたらと伏線やらどんでん返しに凝っているというギャップが面白い(加えてアンチ操り物というオチも○)。個人的には真田広之の殺陣シーンが良かったがどちらかというと会話劇の方が魅力だと思う。

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posted at 20:31:54

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月10日

「夏へのトンネル、さよならの出口」観了。これはいいSF(すこしふしぎ)青春ボーイミーツガール物。時をかけるトンネルというSF的ガジェットを通して主人公とヒロインの抱える問題と二人の関係性の変化を丁寧に描いている点が○。なおお気に入りはヒロインがグーで同級生の女子を殴り飛ばすシーン。

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posted at 20:31:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月10日

これで次回作が出なければ本当の意味で中途半端な作品になってしまうので、何とか無事に次回作が刊行されることを祈りたいと思う。

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posted at 12:43:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月10日

まず恋愛相談パートが悪い意味で普通すぎる上に長すぎてダレるし、謎にしても提示された当初はおっと思うものの真相はあってないようなレベルで、何よりそれが相談者の内面を少しも描くことなく終わってしまうのが非常に物足りない。加えて意味深すぎる終わり方も本作の消化不良感に拍車をかけている。

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posted at 12:42:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月10日

顔に触れた人間の意中の相手が分かる能力を持つ主人公が恋の相談役として活躍するシリーズの三作目。本作もまた構成だけ見れば前作に近いが、前作が普通の恋愛相談物→能力によって判明する謎→謎を通して相談者の内面が描かれるのが見所だったのに対し本作はそれら全てが中途半端なのが気になる。

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posted at 12:42:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月10日

丸深まろやか「天使は炭酸しか飲まない3」読了。御影冴華の問題が一段落し、夏休みを迎えた明石伊緒。彼の前に天使の正体を知る後輩・瀬名光莉が現れる。「相談に乗ってくれないなら、明石先輩が天使だって言っちゃいますよ?」恋愛観のズレを感じつつも、伊緒は天使として依頼を受けるのだが――。

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posted at 12:41:54

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