麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年08月23日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月23日

だがその一方でミステリとしてみると謎解きは良くも悪くもイージーで犯人の動機もありきたりなもので終わってしまっているのが残念。目新しさを求めると物足りなさは否めないが、この手の終末世界を舞台にした物語が好きな人であれば楽しめる作品である。

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posted at 16:34:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月23日

第68回江戸川乱歩賞受賞作。終末世界で起きた殺人事件の謎を扱った本作は教習所の日常風景が静かに崩れていく冒頭から掴みはバッチリ、探偵役であるイサガワを始めとするキャラや終末世界ならではのドラマの見せ方は○で、終始テンポのいい展開でぐいぐいと読ませてくれる。

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posted at 16:34:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月23日

荒木あかね「此の世の果ての殺人」読了。小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表された終末世界。一人太宰府で自動車の教習を受け続けている小春は年末のある日、教習車のトランクの中から滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワと共に彼女は地球最後の謎解きを始める。

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posted at 16:31:50

2022年08月22日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

作者の作品で言えば「揺籠のアディポクル」に近いものがあるが、「揺籠」に比べるとフェアさや仕掛けの作り込みにやや物足りなさが否めない作品である。

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posted at 22:18:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

だがその反面サプライズを重視しすぎたためかどうとでもとれる伏線ばかりで、真相そのものを示唆する決定的な伏線に欠けるのが難。また密室殺人の真相も何とかその後の大仕掛けと繋げてはいるものの、それでも定番のネタの域を出ていないし、どうしても状況の不自然さを感じてしまう。

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posted at 22:18:20

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

目の前に亡くなった大切な人と瓜二つの人物が現れる謎と密室殺人を扱った長編ミステリ。本作の帯には「《世界の色》が豹変する驚愕ミステリ」とあるが、確かにこの真相に関してはある小道具や昨今の社会事情を巧くミスディレクションに活かしたおかげで驚く人もいることだろう。

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posted at 22:17:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

市川憂人「灰かぶりの夕海」読了。波多野千真の前に現れた少女は二年前に死んだ恋人と同じ姿、同じ《夕海》という名前だった。更に仕事中に遭遇した殺人事件――密室の中で死んでいたのは恩師の亡き妻とそっくりな女性だった。彼女たちの正体は? そして、この世界では何が起きているのか?

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posted at 22:17:16

2022年08月10日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

巧くミスディレクションしつつ最後にサプライズを用意する手腕から、かつて「失恋探偵ももせ」シリーズで見せていた作者のミステリセンスが窺えて嬉しくなると共に、全8巻にわたる不思議な三角関係恋物語にこれ以上ない綺麗な着地を見せてくれた作者に対し惜しみない拍手を送りたい。

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posted at 10:10:41

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

そして迎える選択の時――。ちなみに本作に対する唯一の不満は二重人格になった理由が結局最後まで具体的に明かされなかった点だが、これに関してはあくまで恋愛主軸で描きたかったというのもあるかもしれないが、それ以上に最後の選択のサプライズを成立させるためには致し方ないところだったのだろう。

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posted at 10:10:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

二重人格の少女と僕の恋愛模様を描いたシリーズの完結編。いよいよ始まった「秋玻」と「春珂」の人格統合へのカウントダウン。残り少ない時間の中、それでも何とか二人との触れ合いを大切にしつつ、どちらを選ぶべきか必死に考える主人公の健気さが胸を打つ。

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posted at 10:10:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

岬鷺宮「三角の距離は限りないゼロ8」読了。二重人格の終わり。それは「秋玻」と「春珂」、どちらかの人格の消滅を意味していた。いよいよ境界を失いつつある二人と僕は彼女のルーツを探る旅へと出る。その果てに明らかになる二重人格の真実とは? そして僕らが見つけた『答え』とは?

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posted at 10:09:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

その一方で過去のエピソードを踏まえた展開もさることながら、今後の展開に大きく関わってきそうな要素が絡んできて、ますます物語から目が離せない。

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posted at 02:03:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

そしてその賑やかな物語のいいアクセントとして機能しているのが様々な恋の鞘当てであり、それが更なる事件の火種になりそうな気配をひしひしと感じさせてくれる。また主人公であるモニカの人間としての成長が好ましい反面、逆にモニカの弱点となってくる点は何とも悩ましいものがある。

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posted at 02:02:41

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

気弱で臆病だけど最強の引きこもり天才魔女が正体を隠し王子に迫る悪を密かに裁く学園ファンタジーシリーズの四作目は学園祭編。本作について作者は「沢山の登場人物がワイワイしている、お祭り騒ぎみたいに賑やかなお話が好きです」と語っているが、本作はその言葉通りの内容に仕上がっている。

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posted at 02:02:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月10日

依空まつり「サイレント・ウィッチIV 沈黙の魔女の隠しごと」読了。第二王子のお披露目のため強行された学園祭当日の朝、七賢人〈深淵の呪術師〉から学園に呪具が紛れ込んだと報せが舞い込む。殿下の護衛、呪具の回収、正体の秘匿――果たしてモニカは学園祭を無事に乗り切ることはできるのか?

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posted at 02:01:29

2022年08月08日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月8日

「インシディアス」「インシディアス第2章」観了。「ソウ」の監督&脚本家コンビによる心霊ホラー。一作目だけでもホラーとして観れなくもないが「第2章」は言うなれば一作目の解決編であり、一作目で起きた怪現象が絶妙な伏線として回収されていく過程が実に秀逸。やはり二作で一つの作品だと思う。

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posted at 00:01:57

2022年08月06日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月6日

「劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」」観了。五部作完結。戦闘はひたすら熱いがその戦闘に絡めて描かれる愛憎劇がいいアクセントになっていて○。またマスクも大概だがマニィも言ってることが最初と最後で変わりすぎである意味お似合いのカップルだと思う。とりあえず最後まで面白かった。

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posted at 18:33:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月6日

「ONE PIECE FILM RED」観了。予告編から何となく予感はしていたけれど思った以上に○クロスでなぜか○どマギだった(あと最後の戦闘が完全にRPGのラスボス戦)。ワンピース知識が全くない自分としてはそれなりに楽しめたものの、それでもここまで自由にやってファンは怒らないのかと思ってしまった。

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posted at 18:15:24

2022年07月28日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

作者はあとがきで『〈理〉に満ちた話が好きです。(中略)〈理〉によってのみ動く人々、つまり〈情〉のない人しか出てこないミステリというのはどうだろう。そう思って考えたのが「情無」の基本設定』と語っているが本作はその「〈理〉によってのみ動く人々」が織り成す異形の構図が強烈な秀作である。

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posted at 20:04:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

また事件の不可能状況もなかなか魅力的で、特に第一の事件は綾辻行人の某作を思い出す人もいるかもしれない。尤も真相に関してはハウダニットだけ見ればよくあるものながら、特筆すべきは本作ならではの設定と絡めたことで秀逸なホワイダニットとしての意外性を生み出すことに成功している点だろう。

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posted at 20:03:37

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

あらゆる欲求を失い怒りも悲しみも感じない「情無」達が集う屋敷で起きた連続殺人を扱った長編ミステリ。本作は「情無」の設定もさることながら主人公が探偵役を務めることになる理由や「情無」達の中にいる犯人の設定が非常にユニークで、そこだけでも本作が極めて個性的な作品であることが窺える。

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posted at 20:03:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

浅ノ宮遼/眞庵「情無連盟の殺人」読了。徐々に感情が失われていく病「アエルズ」に罹患した元麻酔科医・伝城英二はある日、アエルズ患者八名が共同生活を送る〈情無連盟〉から加入の誘いを受ける。だが英二が彼らの住む屋敷を訪れていた最中、連盟員の一人が半密室状況下で殺害されてしまい……。

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posted at 20:02:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

作者が得意とする伏線も残念ながらそれをカバーするまでには至っておらず、無理やり感のある結末含め、全体的に消化不良という印象が否めない作品である。

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posted at 11:35:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

とはいえ一応交換殺人を活かした仕掛けは用意されているもののそれ自体は前例があるものだし、何より問題なのは意外な展開を意識するあまりどんでん返しをする度に偶然の多用と人物の描写不足で説得力に乏しくなるプロットだろう。

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posted at 11:35:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

交換殺人の依頼状を機に始まる奇妙な往復書簡の顛末を描いた長編ミステリ。最初に断っておくと本作のメインは交換殺人ではなくどちらかというと交換殺人計画に関わるようになった男女の背景を描くことにあるため交換殺人目当てに読むといつまで経っても始まらないので肩透かしを覚えるかもしれない。

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posted at 11:35:24

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月28日

天祢涼「拝啓 交換殺人の候」読了。パワハラのトラウマで退職から半年が過ぎても社会復帰できない秀文は首を吊ろうとした桜の木の洞に白い封筒が差し込まれているのを見つける。封筒を開けてみると、中身は交換殺人の依頼状だった。それを機に始まる奇妙な往復書簡。その先に待つ殺人計画の行方は?

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posted at 11:35:12

2022年07月25日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

何も考えずに読む分にはもしかしたら楽しめるのかもしれないが、少なくとも本格ミステリに何かしらの拘りがある人間が読んで手放しで褒められる作品ではないだろう。

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posted at 23:16:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

本格ミステリの王道を逆手に取った作品というのが本作の売り文句だがそもそも設定の時点で無理がありそれに目を瞑ったとしても楽しくないドタバタ劇、名前だけが先行する魅力が全く感じられないミステリ作家とその館、そして本格ミステリの美学を謳う割にショボいトリックはさすがに如何ともしがたい。

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posted at 23:15:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

片岡翔「その殺人、本格ミステリに仕立てます。」読了。音更風゛は「館」シリーズ全十作で知られるミステリ作家の一家にメイドとして就職したが一族は不仲で殺人計画さえ持ち上がる始末。これを止めるべく風゛は計画を請け負った豺と「フェイク殺人計画」を練るが予想外の人物が殺されてしまい……。

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posted at 23:15:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

一方「シャム双子」はフーダニットのロジックで魅せつつも、オリジナルと同じ設定をスリリングな展開とホワイダニット――「なぜこの状況で事件を起こしたのか?」に纏わる奇想に活かしている点が素晴らしい。二編とも甲乙付けがたい秀作であると同時にロジックと奇想で二度美味しい贅沢な作品集である。

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posted at 23:15:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

第二の射撃事件とある人物の失踪事件の裏で何が起きていたか? も実に巧みだが、何よりも凄いのは第二の射撃事件の真相であり、作者らしい奇想が炸裂したその奇跡の構図はミステリファン必読と言っていいだろう。

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posted at 23:14:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

柄刀版国名シリーズの三作目はタイトルからも分かる通り「アメリカ銃」と「シャム双子」をテーマにした二編を収録した中編集。「アメリカ銃」はオリジナル同様どこから撃たれたのか分からない射撃の謎を扱っているが、探偵役が事件に関わってからのリアルタイムで進行するサスペンス劇がまず秀逸。

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posted at 23:13:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

柄刀一「或るアメリカ銃の謎」読了。南美希風とエリザベス・キッドリッジが巻き込まれた二つの事件。愛知県のアメリカ領事私邸で起きた不可思議な連続射殺事件の謎を扱った表題作の他、山火事でクローズド・サークルと化した湖畔の別荘で発生した二ヶ所同時の殺人事件「或るシャム双子の謎」を収録。

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posted at 23:13:25

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