Twitter APIの仕様変更のため、「いいね」の新規取得を終了いたしました

麻里邑圭人

@mysteryEQ

  • いいね数 9,797/10,375
  • フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
並び順 : 新→古 | 古→新

2020年11月10日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月10日

そして同時にそれが主人公に「秋玻」と「春珂」のどちらかを選ばなければいけない時が近付いていることを思い知らせる絶妙な演出としても機能しているのが○。しかしながら一方でこのまま普通には終わらせないという作者の意思を感じさせる最後の思わせ振りな展開もあり、次巻が非常に楽しみになった。

タグ:

posted at 22:27:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月10日

二重人格の少女と僕の恋愛模様を描いたシリーズの五作目。今回のメインは高校二年生の最後にクラスのみんなで何かやりたいという春珂の提案で企画されたクラス会もとい解散会であり、これまでの物語で起こった出来事をクラスメイトたちと共に読者も振り返れるような作りになっているのがいい。

タグ:

posted at 22:26:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月10日

岬鷺宮「三角の距離は限りないゼロ6」読了。一人の中にいる二人の少女「秋玻」と「春珂」の入れ替わりの時間が日を追うごとに短くなっていく。そんな中、企画したクラス会で秋玻と春珂は自分たちの二重人格が終わろうとしている事実を明かす。そして僕もまた二人のうちどちらを選ぶかを迫られていた。

タグ:

posted at 22:26:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月10日

主人公を巡る日和と絵莉の関係もさることながら、日和の「お願い」の変化、気になる新キャラの登場などが今後の物語にどう関わっていくのか、引き続き3巻にも期待したい。

タグ:

posted at 10:08:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月10日

そして、その一方で日和の「お願い」にも拘わらず世界はますます混沌と化し終わりへ向かって加速していく。物語の展開としては前作よりも進んでいないが、どちらかというと今回は終わりゆく世界と身近な恋愛劇の関係性をより明確にするための巻であり、故に最後のアレが次回以降際立っていくのだろう。

タグ:

posted at 10:08:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月10日

どんな「お願い」でも叶えられる少女・葉群日和と主人公によるセカイ系ラブストーリーシリーズの二作目。今回は前作ではいまいち影が薄かった主人公の幼なじみ・卜部絵莉の存在がクローズアップされ、それによって主人公と日和の関係が徐々にぎくしゃくしていく。

タグ:

posted at 10:07:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月10日

岬鷺宮「日和ちゃんのお願いは絶対2」読了。幼なじみの卜部絵莉。男勝りで気安くて、俺にとっては家族みたいな彼女とのつかの間の交流は、それでも日和の心に小さな影を落とし……聞いてしまえば誰も逆らえない日和の持つ「お願い」の力。それを使って誰かの心は変えられても、自分までは騙せない。

タグ:

posted at 10:07:30

2020年11月06日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月6日

とはいえ全てがダメというわけではなく例えば「遊園地に謎解きを」「次女の名前」「警告を受けたリーダー」の三編はいずれも作者らしい暗号物への拘りが窺えて○。しかしながら「警告を受けたリーダー」のある仕掛けに関して前作から間があきすぎているせいで微妙に滑ってしまっているのがやや残念か。

タグ:

posted at 23:36:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月6日

前作から実に八年ぶり(!)のカラット探偵事務所シリーズ三作目。本作もまたこれまでのシリーズ同様全編日常の謎を扱っておりその中で何とかバリエーションをつけようとした苦心の跡が見られるものの、肝心の謎が解かれてもいまいち面白みが感じられないものが収録作の半数以上を占めるのが難。

タグ:

posted at 23:36:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月6日

乾くるみ「カラット探偵事務所3」読了。父親の墓に人知れず花を供える怪しい墓参者の正体を追う「秘密は墓場まで」事件、「謎を〝作ってほしい″」という不思議な依頼に挑む「遊園地に謎解きを」事件など、日常に潜む些細な謎や奇妙な謎を「謎解き専門」を謳うカラット探偵事務所が解き明かす。

タグ:

posted at 23:35:33

2020年11月05日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月5日

そしてその真相もまた絶妙で、取材形式を活かした仕掛けであっと驚かせてからの謎解き――何気ない描写から浮き彫りになる隠された犯罪の構図の畳み掛けが実に素晴らしい。それでいて最後に待ち受ける物語のあり方には胸を打たれること必至の傑作である。

タグ:

posted at 23:53:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月5日

そのために本作では社会派のレッテルを貼られているが、実は本格ミステリとしても秀逸で朝比奈ハルの周りで不可解な死が連続している謎、彼女が刑務所に入ることになった動機なき殺人の謎など、物語の中に幾つもの魅力的な謎が散りばめられ、それが朝比奈ハルの神秘性に一役買っているのが○。

タグ:

posted at 23:53:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月5日

北浜の魔女と呼ばれた女・朝比奈ハルの人生を関係者への取材形式で綴る長編ミステリ。前作「Blue」では平成という時代を振り返る年代記という側面があったのに対し本作は朝比奈ハルの人生を通して昭和から平成、そしてコロナ禍の令和という時代を作者らしいシニカルかつ鋭い視点で描いていく。

タグ:

posted at 23:52:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月5日

葉真中顕「そして、海の泡になる」読了。バブル期に史上最高額の負債を抱え、自己破産した朝比奈ハル。平成が終わる年、彼女はひっそりと獄死した。その生涯を小説に書こうと決めた"私"は生前の姿を知る関係者に聞き取りを始める。すると彼女の周りでは度々、不可解な死が起きていたことが分かり――。

タグ:

posted at 23:52:22

2020年11月04日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月4日

辺天使/津田穂波「ボクとキミの二重探偵」2巻読了。前巻の最後に明らかになったワトソン役に偽装した探偵vs.隠された過去がある探偵というテーマがより明確になったことでグッと面白くなった。二人が出会う事件もさることながらどちらが先に相手の本性に迫れるか、その頭脳戦に今後も目が離せない。

タグ:

posted at 09:11:35

2020年11月03日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月3日

ただその反面、本作が本格ミステリーのレーベルから出ていることを考えると猟奇シチュエーションや前世の記憶が本格としての仕掛けに全く活かされていないのが気になる(特に前者)。作者おなじみの面白殺人トリックも今回は物足りないし物語としてはともかく本格としてもう少し何とかしてほしかった。

タグ:

posted at 19:13:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月3日

私立探偵・槙野康平と鉄仮面と渾名される女性刑事・東條有紀が活躍するシリーズの六作目。今回は連続逆さ吊り惨殺事件という猟奇シチュエーションに加えて前世の記憶が物語に関わってきてホラーミステリという側面もあるこのシリーズにこれまでにない幻想的ラブストーリー要素を盛り込んだのが面白い。

タグ:

posted at 19:13:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年11月3日

吉田恭教「MEMORY 螺旋の記憶」読了。鏡探偵事務所に九年前、奇妙な依頼を持ち込んだ女性による新たな調査依頼。それは失踪したホラー作家の息子を探してもらいたいというものだった。一方、東條刑事が追う連続逆さ吊り惨殺事件の被害者はいずれも九年前に調査した案件の関係者だった――。

タグ:

posted at 19:11:10

2020年10月31日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月31日

あと下手すると1巻で読むのをやめる人がいてもおかしくないこの構成は素直に凄いと思う(1~6巻纏め読み推奨)。

タグ:

posted at 17:52:54

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月31日

ソウマトウ「シャドーハウス」1~6巻読了。所々諸星大二郎っぽさを感じる特殊設定日常物かと思いきや、途中から約束のネバーランドのような展開になり、最終的にはジョジョ風の能力頭脳バトルと化したのにはビックリ。極めて今の漫画らしいジャンルミックス物であり、今後の展開が非常に楽しみ。

タグ:

posted at 17:49:10

2020年10月29日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月29日

尤も第一話こそやや詰め込みすぎのきらいがあったものの、話が進むにつれ徐々に設定に慣れてきた感があり、それとベタな仕掛けを巧く組み合わせている。その一方で彼らの過去に迫りつつも作者らしい幻想的なボーイミーツガール物としても楽しませてくれる、読みどころの多い作品である。

タグ:

posted at 21:22:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月29日

不思議なものが見えるファーブル君とそれを描くことのできる元美大生の真亜梨が村で起きた不思議な事件を解き明かすファンタジーミステリ連作。基本的にはファーブル君の観察日記が事件を解く鍵となっておりそこに書かれている不思議なものを真亜梨が具現化することで真相が見えてくる構造がユニーク。

タグ:

posted at 21:22:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月29日

井上雅彦「ファーブル君の妖精図鑑」読了。美術大学を中退し母親の地元で働くことになった遠野真亜梨は移動の電車の中で盗難事件の容疑者にされていた全身黒ずくめの青年・ファーブル君と出会う。不思議なもの達が生息する村で、真亜梨とファーブル君のコンビが謎めいた事件の数々を解決する。

タグ:

posted at 21:21:52

2020年10月24日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月24日

とはいえずっとベタなままかといえばさにあらず。第二話終盤以降の展開ではおっと思わせるものの、登場人物の少なさが災いして折角の真相もそれほど意外性が感じられないのが残念。ちょっと捻りのある猟奇サスペンスを読みたい人ならまだしも久住四季らしさを求めるとやや物足りなさが残る作品である。

タグ:

posted at 15:51:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月24日

新人女性刑事・氷膳莉花が未決死刑囚にして天才的な犯罪心理学者・阿良谷静の協力のもと連続猟奇殺人犯を追う長編ミステリ。久住版「羊たちの沈黙」と言えば聞こえはいいが、あまりにもベタな展開かつ件の犯罪心理学者が介入してからのトントン拍子で進みすぎる捜査は正直好みが分かれるところだろう。

タグ:

posted at 15:51:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月24日

久住四季「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき」読了。都内で女性の腹部を切り裂き、臓器を丸ごと奪う連続殺人が発生。指揮を執る皆川管理官は所轄の新人刑事・氷膳莉花にある密命を下す。それは犯罪心理学の若き准教授にして数々の凶悪犯罪を計画した未決死刑囚から助言を得ることだった。

タグ:

posted at 15:50:54

2020年10月23日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

そしてトリを飾る「探偵不十分」ではSNSに投稿された画像から自殺志願者を探すというシリアスな内容そのものをミスディレクションにした大胆さと思春期の生々しい問題を両立させた手腕が素晴らしい。本作は日常の謎と青春小説としての巧さにますます磨きがかかった佳作である。

タグ:

posted at 20:29:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

オンラインRPGの猫キャラプレイヤーを当てる「猫ぞ知る箱の中」は真相こそこの手の設定の定番ながら気付きの部分がだいぶ凝っているし、文芸部の部誌に載る直前に消えた原稿の行方を突き止める「読読者者の密室」も三つの評論に隠された手掛かりとそこから浮き彫りになる人間心理が実に秀逸。

タグ:

posted at 20:28:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

探偵の父を持つ男子高校生の俺が双子姉妹と一緒に日常の謎に挑む連作ミステリシリーズの二作目。収録された三つの事件はいずれも前作同様、高いクオリティーで安定しており、加えて作者が同じパターンにならないよう気を遣っているためかバラエティーに富んだ内容に仕上がっている。

タグ:

posted at 20:28:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

玩具堂「探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる」読了。オンラインRPGの犯人当てならぬプレイヤー当て、文芸部の部誌に載る直前に消えた原稿の行方、SNSの投稿からの自殺志願者探し……今日も寄せられる奇妙な事件(相談事)を山田姉妹と俺が解き明かす。

タグ:

posted at 20:27:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

また「ミモザ」は料理研究家として成功した主人公に付き纏う元不倫相手の何ともねちっこい不快感もさることながら、その行動の理由が見方によっては国内作家Hの某作を思わせて成る程と唸らせてくれる。所謂イヤミスの範疇ながら、良くできた短編が読みたい人であれば本作は一読の価値があるだろう。

タグ:

posted at 15:15:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

基本的には全編ハズレなしのクオリティーではあるが個人的に良かったものを挙げるなら「埋め合わせ」と「ミモザ」になるだろう。「埋め合わせ」は収録作中最もミステリ度が高い一編で、ある失態を誤魔化そうとした教師の偽装工作とそれに気付いた教師のロジックの応酬とタイトルに掛けたオチが秀逸。

タグ:

posted at 15:14:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

ノンシリーズ物のミステリ短編集。収録作五編のうち、前半三編はミステリ寄り、後半二編はサスペンス寄りで、いずれも隠された人間の悪意を浮き彫りにする技巧に優れた内容となっている。

タグ:

posted at 15:14:45

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

芦沢央「汚れた手をそこで拭かない」読了。夫が不治の病に冒された妻に語る過去の罪、自らの失態を誤魔化そうとした教師の偽装工作、隣人の死の秘密を認知症の妻に隠す夫、薬物使用疑惑の俳優を衝動的に殺してしまった映画監督、料理研究家に付き纏う元不倫相手……小さな綻びが破滅へと導く五編収録。

タグ:

posted at 15:14:24

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年10月23日

天樹征丸/さとうふみや「金田一37歳の事件簿」8巻読了。「騒霊館殺人事件」第一の殺人のトリック解明まで。ポルターガイストとしか思えない不可能犯罪の演出や今のところ明かされたトリックはベタだが悪くはないので引き続き期待したい(そして予告を見ると次回いよいよ美雪の登場か……?)

タグ:

posted at 09:23:43

@mysteryEQホーム
スポンサーリンク
▲ページの先頭に戻る
ツイート  タグ  ユーザー

User

» More...

Tag

Recent

Archive

» More...

タグの編集

※タグはスペースで区切ってください

送信中

送信に失敗しました

タグを編集しました