麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2011年12月15日
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2011年12月15日(木)
表題作のシンプルなロジックも素晴らしいが、論理のアクロバットという点では「ドン・ファンの衣装」も見逃せない。犯人が死体の衣服からネームやマークを剥ぎ取った理由について、論理の飛躍と共に意外な犯人へと繋げてみせる作者の技巧ぶりには思わず唸らされること請け合いである。
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posted at 20:05:54
前作「仮面の告発」も高水準な短編集だったが、反転する構図とロジックの上手さは明らかに本作の方が上だろう。収録作はいずれも何らかの童話やおとぎ話をモチーフにしており、それが雰囲気作りだけではなく、ミスディレクションとしても巧妙に活かされている。
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posted at 20:04:39
海渡英祐「死の国のアリス」読了。大学教授とその教え子の女子大生が殺された。奇妙なことに女子大生の死体の周囲にはトランプがばらまかれ、少し離れた床の上には「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の合巻本が落ちていた――空想癖のある刑事・加藤一郎が探偵役を務める連作ミステリ第二弾。
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posted at 20:04:01
「宝石 ザ ミステリー」読了。意外にも正統派犯人当てだった麻耶雄嵩「おみくじと紙切れ」に対し深水黎一郎「大癋見警部の事件簿《番外編》」はとことん捻くれた内容で、読者の予想の斜め上をいく着地っぷりが痛快ですらある。その他、東川篤哉「死に至る全力疾走の謎」は謎と解決の捻りが実に秀逸。
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posted at 00:34:40
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