麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2022年04月28日
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2022年04月28日(木)
個人的なベストを挙げるならトリを飾る「買勉の書記」で時代設定の活かし方もさることながら、これまでに語られた事件の応用編になっているのもいい。次点は「血文字の謎」でシンプルなダイイング・メッセージの真相と特殊な殺人の状況が巧くリンクしている点が○。
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posted at 22:19:49
その理由として作者が生粋のシャーロキアンだからというのも勿論あるのかもしれないが、それ以上に当時の香港の事情に精通していなければ、ここまで原典に忠実な再現は成し得なかったことだろう。と同時にその時代設定がミステリ部分にも活かされている点が○。
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posted at 22:19:22
香港版ホームズとも言うべき全六話構成のホームズパスティーシュ作品集。血文字の謎、親王府の醜聞、買勉の書記といった収録作のタイトルからもわかる通り本作は基本的にホームズ作品を清朝末期の香港に置き換えたものだが、ただ置き換えたのではなくそれらが違和感なく溶け込んでいる点がまず秀逸。
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posted at 22:18:37
莫理斯「辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿」読了。血文字の謎、親王府の醜聞、黄色い顔のねじれた男、買勉の書記……清朝末期・国際色豊かな英国統治下の香港を舞台に、阿片をくゆらし胡琴を奏でる辮髪の探偵福邇(フー・アル)が借間人の医師華笙(ホア・ション)と共に難事件に挑む。
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posted at 22:17:29
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