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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2013年05月16日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月16日

ミステリとしてみると釈然としないものがあるが、それさえ割り切れるのであればテンポのいいキワモノストーリー(?)が楽しい作品である。

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posted at 17:46:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月16日

言うなれば本作は、変態 VS 変態の話なのだが、見方によってはただ同類が惹かれ合っただけのような気がしなくもない(爆)。ちなみにメインのミッシング・リンクに関しては手掛かりを出すのが遅すぎる上に、そこまでする意味があったのかというとかなり疑問が残る。

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posted at 17:45:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月16日

連続猟奇殺人と被害者たちに隠されたミッシング・リンクテーマを扱った作品。事件に挑むのは、ひょんなことから甚目寺から挑戦状を受け取った人気ゲームクリエイターなのだが、この彼も実は自宅の地下室に拐ってきた人気女子アナを全裸にして飼っている(!)という何ともアレな性癖を持っている。

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posted at 17:45:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月16日

井沢元彦「死ぬまでの僅かな時間」読了。次々と若い女を拐ってきては自宅に監禁、凌辱の限りを尽くし、その挙げ句に凌辱しながらギロチンで首を切り落とすという残虐な犯行を繰り返す冷血サディスト・甚目寺涼太。だが被害者は偶然選ばれたわけではない。被害者たちを繋ぐミッシング・リンクとは何か?

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posted at 17:45:26

2013年05月15日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

恐らくこのオチに関してはシリーズ読者であればニヤニヤし、そうでなければ唖然となるに違いない。ネタバレになるので詳しくは語れないが、これこそ石持浅海、これこそ碓氷優佳である。とりあえず米澤○信の○典部シリーズのノリで読むと、色々な意味でびっくりする作品と言えるだろう。

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posted at 21:46:28

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

だが、続く二編目からは作者もまずいと思ったのか(?)倫理のアクロバットはなりを潜め、「登場人物の考え方がちょっとおかしい」程度の日常の謎ミステリに軌道修正が図られる。そうして、そのまま最後まで何事もなくいくのかと思いきや、まさか連作のまとめをあんなオチでしめるとは……。

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posted at 21:45:32

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

本作について作者は「ごく普通の学園日常の謎ミステリ」と語っているが、まず一編目の「赤信号」から倫理のアクロバットが炸裂し、「ごく普通」という概念を根底から打ち砕いてみせる。正直たわいもない赤信号に纏わる言い伝えからこんなホラーめいた真相に着地するとは思ってもみなかった(汗)。

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posted at 21:44:58

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

これまでの碓氷優佳が探偵役を務める一連のシリーズからは想像もつかない可愛らしい表紙と「青春は謎に満ちている」という帯の言葉から「これはホントに石持浅海の本なのだろうか?」と不安に思う人もいるかもしれないが、安心してほしい(?)。結論からいうと石持浅海は何を書いても石持浅海だった。

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posted at 21:44:32

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

石持浅海「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」読了。青春は謎に満ちている――新学期、横浜にある女子高の特進クラスで上杉小春は碓氷優佳という美少女と出会う。おしゃべりな小春とクールな優佳はやがて親友になるが……。名探偵・碓氷優佳の高校生時代を七つの日常の謎を通して描く連作ミステリ。

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posted at 21:44:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

事件によってはすぐに仕掛けが分かってしまうものもあるが、手に汗握る謀略戦の面白さがそれを見事に補っている。ある意味、本作は名探偵対怪人(もとい天才犯罪者)のノリを歴史上の人物に置き換えたとも言える秀作である。

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posted at 17:52:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

本作はタイトルにもあるように織田信長と毛利家もとい小早川隆景の「謀略戦」がメインの作品だが、その模様を本格ミステリではお馴染みのガジェットを活かした事件を通して描いている点が非常に面白い。特に首なし死体が出てくる事件に関しては首切りの動機含め謀略と巧く融合しているのが素晴らしい。

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posted at 17:52:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月15日

井沢元彦「謀略の首」読了。天下統一を目前にした織田信長は目下の最大の敵である本願寺を壊滅させるべく鉄甲船の建造に着手。だがそれ妨害しようと本願寺と組む毛利家は密かに間者を送り込み事件を画策する。衆人監視下で起こった殺人、間者が残した暗号、首なし死体……怪事件に信長の推理が冴える。

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posted at 17:50:54

2013年05月14日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月14日

とはいえ本作はまともなミステリ読みには間違ってもお勧めできないが、その代わり草野唯雄や斎藤栄のやっちゃった系が好きな人にはこっそりお勧めしておきたい。←

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posted at 22:09:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月14日

ちなみに粗筋で触れられている鉄壁のアリバイを作り上げたトリックに関しては、某レビューでも言われていたが、悪い意味で非現実的。それよりも個人的にビックリしたのは作中のSM描写が犯人特定に活かされている点で(!)正直この発想はなかった。

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posted at 22:08:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月14日

その挙げ句、よくわかんないけど十三歳美少女の嫁ができていた(ここまで約四十頁)。……とまあ終始こんな調子なので、タイトルから深谷忠記風のミステリと思って本作を手に取った人には御愁傷様というしかない。どちらかというと本作は草野唯雄のやっちゃったオカルトミステリに近いかもしれない。

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posted at 22:08:28

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月14日

津軽に向かう船に乗り込もうとしたら、よくわかんないけど元プロレスラーと共闘してヤクザと大立ち回りを演じ、津軽に着いたと思えば熱を出してふらふらになっているところをよくわかんないけど自分の名前を知っている人妻と中学生の美人姉妹に助けられ、よくわかんないけど全裸でエロい介抱をされる。

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posted at 22:08:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月14日

粗筋だけ見るといたって普通のミステリっぽいが、これはあくまでミステリ部分だけ抜き出した粗筋であり、実際はミステリ以外の要素の方が多い……というか支離滅裂といった方が正しいかもしれない(爆)。そもそも序盤からよくわかんないシーンが連発。

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posted at 22:07:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月14日

鷹羽十九哉「津軽逆転の三重殺」読了。仕事で向かった津軽で不思議な力を持つ蘭麝家の美人姉妹と知り合ったフリーライターの梓弓甲矢はやがて姉・紅蘭に絡む殺人事件に巻き込まれる。紅蘭の愛人である画家と別居中の夫が殺し紅蘭にその罪を着せた真犯人の鉄壁のアリバイを甲矢は崩すことができるのか?

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posted at 22:07:36

2013年05月13日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月13日

むしろトリックよりも動機の方が手が込んでいるが、作者の昔書いた某短編とほとんど同じなのが気になる。色々細かく伏線を張ってはいるものの、残念ながらそれに見合った効果をあげられていない作品である。

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posted at 19:07:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月13日

逆に一番マシなのは第三の事件だが、これはこれであるものを出した時点で気付かれてしまう可能性が非常に高いのが難。とはいえ、エレベーターで起こる事件の真相としてはこれが最も自然ではある(逆をいえば、これ以外は全てトリックのためのトリックと化してしまっている)。

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posted at 19:06:39

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月13日

エレベーターという小さな密室で立て続けに起こる不可能犯罪は魅力的だが、その真相はいずれも褒められた出来ではない。特にメインと思われる第二の事件の真相が酷く、正直これは怒る人がいても仕方がないと思う。

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posted at 19:05:54

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月13日

日下圭介「密室(エレベーター)20秒の謎」読了。富士山麓にあるマンションのエレベーター内で首吊り自殺した恋人の死の真相を探るべく鮎子がマンションで働き始めて間もなく住人の一人が十一階から一階までノンストップで降りたエレベーター内で刺殺される。犯人はどこから乗り、どこへ消えたのか?

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posted at 19:05:24

2013年05月12日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月12日

また終盤は一転して倒叙物のような展開になり、犯人をじわじわと追い詰めていく女刑事のサドっぷり(?)が堪能できるのも○。一部、仕掛けの必然性に疑問が残るものの、それ以外の部分で見るべきところが多い良作である。

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posted at 19:40:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月12日

密室トリックにしろ暗号にしろ、作者が自信を持つだけあってよく練られているが、それ以上に目を惹くのがミスディレクションの巧さだろう。特にあるものに関してはミスディレクションの方がメインじゃないか思えるほどの凝りようで、つくづく感心させられる。

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posted at 19:40:09

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月12日

日下圭介「笛の鳴る闇」読了。奥秩父にある山荘の地下室で半裸状態の若い女の絞殺体が発見された。発見時、現場は完全な密室状態で、死体の回りにぶちまけられた青いペンキの海にはあるべきはずの犯人の足跡が存在しなかった。更に被害者は平将門伝説を示していると思しき暗号を残していて……。

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posted at 19:39:32

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月12日

また名探偵が挑むにしては事件に花がなく、動機も前例ありなのがいただけない。更にガジェットやメタ要素にしても雰囲気作り以上の効果はなく、必然性に乏しいのが残念。作者曰く「名探偵がいるから殺人事件がおこる世界」を描きたかったとのことだが、それなら、もっと独自性を出してほしかった。

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posted at 19:39:02

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月12日

第二回富士見ヤングミステリー大賞「竹河聖賞」受賞作。本作もまた「名探偵」テーマを扱った作品であり、そこに「竹河聖賞」らしくファンタジー要素を盛り込んでいるのが特徴。だが、本作での名探偵に対する扱いは定番の域を出ておらず、目新しさは一切感じられない。

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posted at 19:38:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月12日

上田志岐「ぐるぐる渦巻きの名探偵」読了。ぐるぐる渦巻きの中心では全ての謎が謎でなくなりそこにはどんな難事件でも解決できる名探偵が住んでいる――ある日、女子高生の加奈子は迷い込んだ古びた洋館で《カタリ屋》と名乗る不思議な人物と知り合うが、それから間もなく連続殺人に巻き込まれて……。

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posted at 19:37:26

2013年05月10日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月10日

また個人的には「作者ももてあますほどの性悪女」であるヒロインのキャラがかなり辛く、ミステリ以外の部分でも人によって好みが大きく分かれる作品と言えるだろう。

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posted at 17:57:16

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月10日

マスクが外せなくなるというアクシデントのために、ヒロインが目の見えない状態で殺人犯から逃げつつ事件を推理するという一風変わった設定は面白いが、その反面、何故作者がそんな設定を持ち込んだのかという点に着目するとすぐに犯人が分かってしまうのが難。

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posted at 17:56:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年5月10日

辻真先「弔い島殺人ステージ」読了。目の不自由な主人公を描くために自らマスクで目をふさぎ、離れ小島・とむらい島へやって来た推理作家の高篠英麗奈と編集者の浅田。だがその翌日に浅田が何者かに崖から突き落とされ、竹に串刺しになった無残な死体で発見される。そして、殺人の疑いが英麗奈に……!

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posted at 17:56:07

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