麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2020年01月30日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月30日

登場人物の一人が語るように本作の展開は実に「あやふやで、切れ切れで、とりとめがな」く、その幻惑感こそ、この作者にしか書けない魅力と言っていいだろう。但しその幻惑感に対し事件の真相の方はそこまで魅力的とは言い難いのがやや残念だが、それさえ割り切れば充分に楽しめる作品である。

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posted at 23:31:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月30日

竹本作品ではお馴染みの探偵役・牧場智久が登場する本作の帯を見ると「『涙香迷宮』の流れを汲む、幻惑のサスペンス・ミステリ」とあるが、怪談の出所を探るその内容はどちらかというと同じく怪談もとい都市伝説の出所を探る「将棋殺人事件」を彷彿とさせるものがある(実際、作中に言及あり)。

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posted at 23:31:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月30日

竹本健治「狐火の辻」読了。「手を返せ」と言いながら襲ってくる黒マントの怨霊。過去の轢き逃げ事件の現場に現れる幽霊。撥ねられた被害者が消えてしまった人身事故。誰かが誰かを尾行している要素を含んだ幾つかの話……湯河原を中心に広がっている怪談から天才棋士・牧場智久は何を見出だすのか?

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posted at 23:31:21

2020年01月29日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月29日

むしろ本作はキャラ小説として良くできていて、収録作はいずれも小鳩君の目から見た小佐内さんというキャラクターが実に可愛く(時に黒く)描けている。少なくともシリーズのファンであれば満足のいく内容と言っていいだろう。

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posted at 20:24:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月29日

小市民シリーズの四作目は番外編的位置付けの連作集。前作から十一年ぶりということもあって過度な期待をする人もいると思うが、ミステリとしてみると伏線がどれも分かりやすいので、それほど難易度は高くないかもしれない。

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posted at 20:24:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月29日

米澤穂信「巴里マカロンの謎」読了。いつの間にか増えたマカロン、拉致された小佐内さんとCDの隠し場所、当たりの揚げパンを食べた人物が名乗り出ない謎、飲酒の濡れ衣を着せた犯人探し。心穏やかで無害で易きに流れる小市民を目指す小鳩君と小佐内さんの二人がお菓子に纏わる四つの謎を解き明かす。

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posted at 20:24:14

2020年01月25日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月25日

尤も真相が明らかになると人によっては登場人物たちがある事実について全く触れないことを不自然に思うかもしれないが、そこは仕掛けを成立させる上で仕方ないものとしてギリギリ良しとしたい。とまれ本作はミステリ的な仕掛けによって人間ドラマを際立たせることに成功した佳作と言っていいだろう。

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posted at 18:00:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月25日

加えて物語の途中で出てくる新たな事実に関して読者はある一つの疑問を抱くことになると思うが、その答えが後にいじめの構図と綺麗に結び付くことで、隠された人間ドラマが浮かび上がるようになっているのも巧い。

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posted at 18:00:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月25日

第18回えんため大賞優秀賞受賞作。基本的には幽霊の主人公といじめられっ子のヒロインのボーイミーツガール物であり、主人公が手を貸すことでヒロインが徐々にいじめを克服していくというのが本作の主な流れになるわけだが特筆すべきはそのいじめと主人公の「死」の謎に密接な繋がりがある点だろう。

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posted at 18:00:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月25日

三田千恵「リンドウにさよならを」読了。想いを寄せていた少女の代わりに死んでしまったらしい神田幸久。二年後、地縛霊として目覚めた彼はクラスでいじめに遭う穂積美咲にだけ存在を気づかれ、友達になることに。少しずつ変わり始める美咲の境遇はやがて幸久が学校に留まる真実に結びついていく――。

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posted at 18:00:20

2020年01月24日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月24日

とはいえ物語としてはベタながらツボを押さえた展開で、仕掛けられたトリックにしても既存のネタを巧く組み合わせており、特に演出の一環と思われたあるシーンが実は巧みなミスディレクションとして機能した後、絶妙な伏線となって回収される点が素晴らしい。本作は作者の新境地というべき良作である。

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posted at 18:27:54

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月24日

作者初の怪盗ミステリ。といっても本作はルパンみたいな怪盗が単独で活躍する外連味のあるタイプではなく、「オーシャンズ11」のようなリアル寄りのチームで盗みを働くタイプであり、タイトルから前者のような内容を期待すると少々がっかりするかもしれない。

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posted at 18:27:41

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月24日

久住四季「怪盗の後継者」読了。平凡な大学生の因幡はある日、謎多き美貌の青年・嵐崎から生き別れの父が大怪盗であり、自分はその後継者だと告げられる。嵐崎の今度の標的は政界の大物。そして因幡の父をはめた男。因幡は嵐崎と共に不可能に近い盗みを仕掛けることになる――。

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posted at 18:27:09

2020年01月19日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月19日

東雅夫編「怪談えほん」シリーズの一作。ホラーを意識したおどろおどろしいイラストがまずインパクト抜群で人ならざるものと出会ってしまった主人公のその時その時の心境を実に巧く表現している。そして何よりタイトルの意味が分かる結末とラストのカットが絶妙で、正に怪談えほんの見本的作品である。

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posted at 22:41:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月19日

有栖川有栖/市川友章「おろしてください」読了。裏山を探検していた「ぼく」は、道に迷って歩きまわるうちに、小さな駅を見つけた。そこへやってきた列車に乗り込んだ「ぼく」の目に飛びこんで来たものは……。

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posted at 22:41:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月19日

少なくとも国名シリーズに求められる一定水準は充分満たしている良作と言っていいだろう。

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posted at 22:14:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月19日

またクイーン作品を読み慣れているとかなり早い段階で犯人が読めてしまうかもしれない。しかしながらこのロジックを成立させるための設定作りは相変わらず巧妙だし、ミスディレクションを盛り込んだ人間ドラマ部分が後にメインとなって中期以降の作品へと引き継がれていくのが分かるのが興味深い。

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posted at 22:14:20

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月19日

国内シリーズの一作。クイーン作品というと基本的にシンプルなロジックと徹底したミスディレクションで構成されているものが多いが、本作に関してはそのミスディレクションとロジックのバランスが悪く、ミステリとしてはだいぶ遠回りさせられている印象を受けてしまうのが難。

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posted at 22:13:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月19日

エラリー・クイーン「スペイン岬の秘密」読了。北大西洋に突き出したスペイン岬にあるゴドフリー家の別荘で殺人事件が起きた。殺された男はマントにステッキという出で立ちで発見されたが、マントの下はなぜか全裸だった。そして同時に起きていたゴドフリー家の娘・ローザの誘拐事件との関係とは?

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posted at 22:12:39

2020年01月18日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月18日

また本作でも虫の蘊蓄が巧く少年少女たちの悩みを引き立たせており「虫と青春」がテーマという作者の言葉に偽りなしである。その一方で連作という構成を活かしつつ虫の魂が憑く条件の盲点を絶妙についた最終話での意外性も○。ラストの一文に凝縮された主人公の心の変化が沁みる青春小説の良作である。

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posted at 19:28:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月18日

卑屈な少年・有吉羽汰と昆虫マニアの少女・姫宮凪が少年少女に取り憑いた妖怪ならぬ虫の魂を落とす連作シリーズの二作目。本作もまた前作同様「なぜ取り憑かれることになったのか?」を物語の主軸にしており、その見せ方はある種の日常の謎物としても楽しむことができるだろう。

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posted at 19:28:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月18日

手代木正太郎「むしめづる姫宮さん2」読了。虫の魂が漂う浦上町では死んだ虫の魂が人に取り憑くことがあるという。ある日クラスから孤立したギャル。やる気が持続しない女子サッカー部員。そして夜に一人星と会話する少女――虫を引き寄せる少年少女たちの悩みが、彼らをちょっぴり大人にしていく。

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posted at 19:28:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月18日

「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」観了。宿敵黎明卿との対決を描いたTVシリーズの続編。R15+に相応しい劇場クオリティーのグロさと、やっぱり作者は鬼畜だなあ……としみじみと思わせるエグさを存分に堪能した(あと迫力のバトルとコンゲーム)。個人的には満足度高し。

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posted at 15:30:50

2020年01月13日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月13日

加えて犯人の動機が分かると見方が変わってくる皮肉な構成も良く、前述したように割り切って読めば楽しめる佳作である。

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posted at 20:32:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月13日

一方フーダニットとしてはあべこべの謎が解けなくても一応成立はしているが、その謎が巧い目眩ましとなって、おいそれと犯人に辿り着けないようになっているのは○(ちなみに本作の電子書籍版の内容紹介が致命的なネタバレをしているので要注意)。

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posted at 20:32:32

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月13日

国名シリーズの一作。本作のメインである現場にあるもの全てがあべこべになっている謎に関しては日本人には馴染みのないネタのため自力で解くのは些か厳しいと言わざるを得ないが、最初からそういうものと割り切って読めばなかなか面白い着想と言えるだろう。

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posted at 20:32:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月13日

エラリー・クイーン「チャイナ・オレンジの秘密」読了。死体の着衣や絨緞は裏返し、本棚は壁を向いている……男が殺されていたホテルの密室状態となった一室では動かせるものが全てあべこべになっていた。エラリーは調査を始めるが被害者の身元は不明のまま。わざわざ面倒な細工をした犯人の意図とは?

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posted at 20:31:59

2020年01月11日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月11日

だがその一方で騙そうというアイディアだけが先行しすぎて悪い意味でリレー小説を読まされているような錯覚に陥ってしまい、最後に明かされるある仕掛けに関してもお世辞にも成功しているとは言い難い。とはいえ作者らしい企みに満ちた意欲作であるのは間違いないだろう。

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posted at 00:23:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月11日

作者の作品では珍しい雪の山荘物。しかしながらこの作者だけにただの雪の山荘物で終わるはずがない。本作について作者は「ひたすら騙そうというアイディアだけで読者に奉仕するミステリー」であるとあとがきで語っているが、確かに中盤からの展開は読者を翻弄してやろうという意気込みを感じさせる。

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posted at 00:23:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

1月11日

辻真先「風雪殺人警報」読了。雪の夜、中央アルプス山間のホテルで麓の町とを繁ぐゴンドラ乗り場から従業員が次々に墜死した。更に乗り場も時を同じく崩壊。当夜の宿泊客は恩地一家四人のみ。墜死を目撃した娘の遙香は疑心暗鬼にかられつつ、妹の真澄と推理を繰り広げる。

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posted at 00:23:02

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