麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年09月30日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月30日

全編ハズレなしだが特に良かったものを挙げるならロマンティックな真相と収録作中唯一ホロリとさせる読後感の「宇宙倶楽部へようこそ」、シチュエーションコメディとこの設定ならではの意外な犯人が光る「ベッドの下でタップダンスを」だろうか。加えて全編短く纏まっているのも好印象な作品集である。

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posted at 16:56:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月30日

ロックと犯人当てを融合した長編「ネクスト・ギグ」の作者によるミステリ短編集。収録された五編はいずれも個性的な謎をコミカルながらもロジカルに解き明かす内容になっており、作者があとがきで語っている「ミステリって楽しいな」と読者に感じてもらいたいという狙いは成功しているように思う。

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posted at 16:55:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月30日

鵜林伸也「秘境駅のクローズド・サークル」読了。実在のスイッチバック駅を舞台に殺人の謎を描いた表題作、高校野球部の部員たちが推理で見付からないボールの行方を突きとめようとする「ボールがない」、天文部員が天体写真を添付したメールの謎の解明に挑む「宇宙倶楽部へようこそ」など全五編収録。

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posted at 16:55:05

2022年09月29日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月29日

彼らの隠された事情は小説として読み応えがある反面、果たしてこれはミステリとしてちゃんと着地するのか読めば読むほど不安になるかもしれないが、恐らくそれこそ作者の思うつぼなのかもしれない。やがて明らかになる作者の企みと真相に困惑すること請け合いの、実に人を食った作品である。

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posted at 21:36:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月29日

問題作。あらすじだけみるといかにも王道なクローズド・サークル物っぽいが、これまで数々の問題作を手掛けてきた歌野晶午がそんな安易な展開をするわけもなく、ほぼ事件そっちのけで宿にとどまった関係者たちに隠された過去と現代それぞれの事情が事細かに描かれていく。

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posted at 21:35:47

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月29日

歌野晶午「首切り島の一夜」読了。濤海灘に浮かぶ弥陀華島で四十年ぶりに修学旅行を再現した同窓会が開催され参加者の一人である久我陽一郎が当時自分たちの高校をモデルにミステリを書いていたと告白する。その夜、宿泊先で久我の他殺体が発見されるが折悪しく荒天のため捜査員は来られない事態に――。

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posted at 21:35:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月29日

どちらかというとその後に語られる過去の事件の真相の方が読みどころが多く、特にある人物に隠された秘密に関しては時を隔てたことによるギャップ感が実に味わい深くて○。前作同様の仕掛けに期待するとやや肩透かしを覚えるかもしれないが、全体を通してみれば一定の満足感が得られる良作である。

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posted at 21:34:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月29日

作者のデビュー20周年に合わせて刊行された「館島」の続編。前作同様、本作でもかなり大掛かりな仕掛けが用意されてはいるものの、前作に比べるとそれがほんの一部分しか活かされていないため、正直物足りなさが否めない。

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posted at 21:33:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月29日

東川篤哉「仕掛島」読了。瀬戸内の孤島・斜島に建つ巨大な球形展望室を有する異形の館。そこへ遺言に従って岡山の名士の一族の面々が集まった翌朝、相続人の一人が凄惨な死体となって発見される。嵐によって島が外界から隔絶される中、続発する怪事の果てに探偵たちの眼前に現出する驚愕の真相とは?

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posted at 21:32:44

2022年09月28日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月28日

故にもしかするとロマンティスト成分強めな有栖川作品が好きな人であれば本作を楽しめるかもしれない。

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posted at 20:24:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月28日

むしろ犯人の動機の方が現代的な捻りがあり好印象だが、どちらかというと本作の見所はミステリ部分よりも主人公の恋人の死などを絡めた記憶を巡る物語の方であり、その証拠に作者はエピローグを二つも使ってそこを重点的に掘り下げている。

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posted at 20:23:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月28日

深刻な記憶障害を引き起こす難病から回復した患者たちを襲う連続殺人を描いた長編ミステリ。本作もまた作者らしい一風変わった特殊設定とそれを活かしたシンプルなロジックを扱っているが、これまでの作品と比べるとシンプルというよりまんま過ぎるロジックなのでやや物足りなさを覚えるかもしれない。

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posted at 20:23:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月28日

潮谷験「あらゆる薔薇のために」読了。深刻な記憶障害を引き起こす「オスロ昏睡病」から回復した患者は身体の一部に薔薇の形をした腫瘍ができる後遺症を持つ。その難病の治療法を確立した医師や患者が次々と殺される事件に、自身もかつて患者だった京都府警の八嶋警部補が挑む。

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posted at 20:22:50

2022年09月27日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月27日

「ルチオ・フルチのマーダロック」観了。ダンススクールの生徒を襲う連続殺人を描いたジャッロ。フルチなのに残虐描写が殆どない点こそ物足りない反面ミステリとしてみると意外にも真っ当で犯人の手掛かりは勿論のこと途中の「幻想殺人」を彷彿とさせる展開にもちゃんと必然性が用意されているのは○。

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posted at 00:52:30

2022年09月24日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月24日

「LAMB/ラム」観了。羊飼いの夫婦が羊から生まれた何かを育てる話。時折不穏な空気を漂わせつつも基本的には派手な展開もなく静かに物語が進行するが、それも終盤にあるとんでもないものが出てきて一変、唖然呆然のままEDを迎えることになる。とりあえず観たら思わず誰かに語りたくなる作品である。

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posted at 22:31:20

2022年09月23日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月23日

そういう意味では「『樽の木荘』の悲劇」や「ジェフ・マールの追想」も見逃せないがどちらにしろ本作で作者の作品は最後だと思うとやはり寂しさは否めない。これだけ不可能犯罪に拘った作家は昨今では貴重であり、だからこそ巻末の二階堂黎人による解説や帯の文句が読後に胸に沁みてくる作品集である。

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posted at 19:02:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月23日

加えて作者ならではの豪快なトリックも見所で、個人的には「暗号名『マトリョーシュカ』」と「鉄路に消えた断頭吏」がお気に入り。またたとえトリックが微妙だったとしても前述したミステリマニアならではのサービス精神によって巧くフォローされた作品が幾つかあり、充実した読後感を味わえるのが○。

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posted at 19:01:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月23日

2013年に急逝した作者の未収録中短編全十編を収録した作品集。本作を読んで思うのはバラバラの中短編を集めた作品集であるにも拘わらず不思議と連作のような統一感を感じる点だがそれは単にどの作品も作者の拘りであるパスティーシュとミステリマニアならではのサービス精神が貫かれているからだろう。

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posted at 19:01:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月23日

加賀美雅之「加賀美雅之未収録作品集」読了。五階の密室から燃えながら墜落した男、走行中の列車で起きた首切り殺人と三重密室……該博な知識と驚きに満ちたトリック設計、ゴシック・ミステリの香気をたたえた筆致で独自の地位を築いた作者のデビュー20周年に際して未収録だった中短編全十編を収載。

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posted at 19:00:26

2022年09月22日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月22日

ただどんでん返しで作者が一番見せたかったのは恐らく今後探偵役と敵対するであろうキャラの登場でありそれと前作「忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件」のある事実と結び付けて因縁の深さを強調してみせる。そういった点から本作はシリーズのターニングポイントになりそうな佳作である。

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posted at 23:25:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月22日

尤もそのタイムループの真相に関して言えばホラーとして落とし込むにはそれしかないよねというものながらその事実を示す伏線として単なるキャラ付けと思われたある小道具を活かしたのは面白い。またいいエピソードと思わせておいてどんでん返しでその逆の構図を示してみせるのも実に性格が悪くていい。

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posted at 23:25:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月22日

ホラー作家で怪異譚蒐集家の那々木悠志郎が様々な怪異に遭遇するホラーミステリシリーズの四作目。今回は連続殺人が繰り返されるタイムループの謎という一見するとSF的とも言える現象を扱っているが怪奇現象や不穏なエピソードをそこに絡めることで、きちんとホラーらしい物語に仕上げている点は○。

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posted at 23:24:02

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9月22日

阿泉来堂「邪宗館の惨劇」読了。天田耕平たちが避難した廃墟はかつて信者が大量死した曰く付きの宗教施設だった。そこで耕平は残虐な連続殺人が何度も繰り返される謎のループ現象に陥ってしまうが、そんな彼の前に現れたのは怪異譚蒐集のため、この地を訪れたホラー作家・那々木悠志郎であった。

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posted at 23:23:13

2022年09月21日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

とはいえ本作のネタは前例があるものだし、「見えない精霊」に比べると謎の見せ方も巧くいっているとはお世辞にも言い難い。しかしながらタイトルが象徴する結末は作者がこれまで描いてきた風変わりな名探偵譚の一つとして味わい深い作品である。

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posted at 23:01:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

瀕死の名探偵とその相棒が逃げ込んだ古城の隠し部屋で伝説の魔物に襲われる長編ミステリ。前作「オレだけが名探偵を知っている」に引き続き本作もまた相当変な話だがカッパワン第1期20周年に合わせて書かれたためか、どことなく作者のデビュー作である「見えない精霊」を彷彿とさせるものがある。

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posted at 23:00:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

林泰広「魔物が書いた理屈っぽいラヴレター」読了。治療手段のない毒で意識を失った名探偵の君を連れて相棒の俺が数人と共に逃げ込んだのは不死身の魔物が召喚されたという古城の「空中牢獄」だった。その魔物が姿を現し次々に人が殺されていく中、俺は君の命を救うため必死のトリックを仕掛ける。

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posted at 22:58:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

もっとも最終的な真相に関しては途中で読める人もいるかもしれないが、それを差し引いても一体何を読まされているのか分からなくなる展開の連続は一度読んだら忘れられないインパクトがあるだろう。二百頁に満たない短い作品ながらその分作者のヤバさが凝縮された問題作である。

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posted at 22:54:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

しかしながらそんな有り得ない展開こそが石持浅海の真骨頂であり、更にそこから倫理観を置き去りにしてますます加速していくシュールなディスカッションには普通の読者であれば唖然呆然するところだが訓練された(?)石持ファンなら「待ってました!」と拍手喝采すること請け合いである。

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posted at 22:53:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

ツッコミ不可避なシュール過ぎるシチュエーションの長編ミステリ。まず殺人の現場を目撃した人間が多すぎだし(しかも全員目撃したのは別々の場所)その目撃した人間がなぜか全員犯人の殺害を計画し、あろうことか犯人がいる研修所にたまたま全員集結するという展開はもはやコントと言っていいだろう。

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posted at 22:52:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

9月21日

石持浅海「高島太一を殺したい五人」読了。塾講師の高島太一が人を殺した。偶然その現場を目撃した五人の太一の同僚達はそれぞれの事情から警察には通報せず別々に太一を殺害することを計画。そして五人は太一が研修所で一人になるタイミングを狙って計画を実行に移すがそこでとんでもない事態が……。

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posted at 22:51:55

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