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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2019年10月26日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月26日

劇場版「Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌」観了。二期に繋がる物語。最初は歌に違和感ありまくりだったのに終わってみれば「これじゃなきゃダメだ」に変わっているのが恐ろしいw スーパー残酷チャンバラ劇に後半は変身ヒーロー物のノリも加わり控えめに言って最高だった(あと釘宮皇女サマ超可愛い)。

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posted at 20:48:23

2019年10月24日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月24日

本作は前作よりもこなれた分、ようやく作者の本領が発揮され始めた良作である。

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posted at 21:07:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月24日

この設定を巧みに活かしたという点では「双子は入れ替わる」が、狂気の石持節全開という点では「猪狩り」がベストだが、トリを飾る「靴と手袋」では設定を活かした意外な真相だけではなくW殺し屋兼探偵役にしっかり見せ場を用意しつつシリーズの今後に期待を持たせる結末になっているのが素晴らしい。

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posted at 21:07:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月24日

殺し屋が日常の謎を解く連作ミステリシリーズの二作目。前作は設定の割りにそれほど突き抜けていない印象を受けたが、本作では一転、この設定を巧みに活かした意外な真相は勿論のこと、作者らしい狂気すら感じる歪んだ倫理感、更に新たな殺し屋もまた探偵役(!)として活躍するところが実に楽しい。

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posted at 21:07:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月24日

石持浅海「殺し屋、続けてます。」読了。ビジネスとして殺しを請け負う男・富澤は今日も標的の奇妙な行動が気になる。何者かを待ち続ける女子大生、入れ替わる双子の店員、浮気相手の前で結婚指輪を見せつける男、殺害対象が死者という不可解な依頼、そして新たな殺し屋が出現して――。

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posted at 21:07:21

2019年10月23日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月23日

ちなみに次の事件の舞台があの函館異人館ホテルで吹いたw(ただこちらはオペラ座館と違ってまだ二度目だけど←)

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posted at 08:59:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月23日

天樹征丸/さとうふみや「金田一37歳の事件簿」5巻読了。京都美人華道家殺人事件完結。首切りの動機こそ平凡だが、リベンジポルノの使い方や犯人の手掛かり、そして首の隠し場所など全体的に漫画であることを活かした演出が秀逸な佳作だった(あと枯山水ならではの心理的トリックも○)。

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posted at 08:59:32

2019年10月22日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月22日

「かの名作を〈本歌取り〉して、まさかこんな結末を着けるとは。本格ミステリは、なんて美しく共鳴し、響き続けるのだろう。」とは本作に寄せられた有栖川有栖の推薦文だが、本作はその言葉に偽りない本格の美しさを体現してみせた傑作である。

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posted at 14:04:45

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月22日

その美しさと完成度を形成しているもので言えば、単純ながらもよく練られた殺人トリックと犯人を絞り込むロジックも秀逸だが、何より衝撃的なのは殺人の動機であり、それが丹念に描かれた複雑な人間パズルと相俟って犯行のロジックに凄まじい説得力を与えている。

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posted at 14:04:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月22日

美人三姉妹が俳句の見立てによって次々と殺されていく「獄門島」を彷彿とさせる本格ミステリ。尤も探偵の捜査が主軸だった「獄門島」に対し、本作では警察の捜査がメインで探偵役が活躍するのはほぼ終盤という違いはあれど、本作が「獄門島」に匹敵する美しさと完成度を兼ね備えているのは間違いない。

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posted at 14:04:16

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月22日

平石貴樹「潮首岬に郭公の鳴く」読了。函館で有名な岩倉家の美人三姉妹の三女が行方不明になった。海岸で見つかった遺留品の中には血糊のついた鷹のブロンズ像。やがて三女の遺体が見つかっても犯人の手掛かりはないまま事件は新たな展開をみせる。あたかも芭蕉の残した俳句になぞらえるように――。

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posted at 14:04:00

2019年10月17日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月17日

感動は落差という言葉があるが本作こそそれに相応しい傑作と言っていいだろう。一方「メモリ」は作者が得意とするコンゲーム物で複雑な構図を漫画であることを活かしたドタバタ劇で分かりやすく見せつつも「Q.E.D.」らしい痛快かつしみじみとした結末が印象的。

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posted at 09:39:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月17日

特筆すべきはやはり「1億円と旅する男」で記憶喪失の男が何者なのかという謎に過去に起きた殺人事件の顛末を絡めながら迫っていく展開は王道ながらそこからの二段構えの真相が実に悪魔的。1億円の意味もさることながら浦島太郎という誰もが知る御伽噺のエッセンスが真相を一層強烈なものにしている。

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posted at 09:38:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月17日

加藤元浩「Q.E.D.iff ―証明終了―」14巻読了。徘徊しているところを保護された記憶喪失の老人は1億円を所持していた。はたして彼の正体は? 「1億円と旅する男」、燈馬の亡くなった研究仲間が遺したあるデータを巡って暗躍する各国と燈馬が騙し合いを繰り広げる「メモリ」の二編収録。

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posted at 09:38:43

2019年10月14日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月14日

収録作のうち良かったものを挙げるとするなら、柄刀一「天地の魔鏡」と秋梨惟喬「鞍馬異聞――もろこし外伝」で、前者は大胆な犯行が、後者は歴史ミステリらしい首切りの動機が○。

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posted at 22:48:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月14日

但し書き手によってキャラやコンセプトに明らかなズレがあり、最後に何とか辻褄を合わせようとしてはいるものの、それでも完全に違和感が拭いきれていないのが難。また大仰な設定のわりにミステリ的仕掛けとしてあまり巧く活かされているとは言い難いのも気になる。

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posted at 22:48:15

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月14日

刀にセーラー服といういかにもな出で立ちの美少女が七つの時代を渡り歩く、一昔前のソノラマ文庫とかで出てそうな異色の歴史ミステリアンソロジー。執筆陣は芦辺拓、獅子宮敏彦、山田彩人、秋梨惟喬、高井忍、安萬純一、柄刀一で、これまでに歴史ミステリを手掛けたことのある作家が大半を占めている。

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posted at 22:48:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月14日

芦辺拓編著「ヤオと七つの時空の謎」読了。歴史を映す〈鏡〉が崩壊した時、世界は狂い始めた。ただ一人異変を免れた本好きの少女ヤオは飛び散った〈鏡〉のかけらを集め平穏を取り戻すべく時空の旅に出発する。飛鳥、平安、鎌倉、戦国、江戸、明治……様々な時代を巡ってヤオが遭遇する七つの謎とは?

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posted at 22:47:52

2019年10月11日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月11日

欲を言えばなぜ二重生活を送ることになったのか、もっと被害者のキャラを掘り下げてほしかったが、奇妙なシチェーションを活かした論理パズルという点では極めて高いレベルで成功している傑作である。

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posted at 15:53:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月11日

尤も決定的な手掛かりがかなり後半にならないと出てこないのには若干不満はあるものの、そこから緻密なロジックによって犯人の条件が次々と判明していく展開はやはり圧巻であり、特にロジックによって反転する犯人像とある証拠品に纏わる伏線が素晴らしい。

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posted at 15:53:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月11日

二重生活を送っていた男が殺された事件を巡る、読者への挑戦付きのフーダニット物。殺人事件は一件のみとはいえ、二重生活を送っていた男が「どちらの人格として殺されたのか?」という謎は魅力的だしクイーン作品ではお馴染みの裁判パートを盛り込みつつ二転三転するプロットは実に読み応えがある。

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posted at 15:53:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月11日

エラリー・クイーン「中途の家」読了。弁護士ビル・エンジェルがその家で見たものは胸を刺されて死にかけた義弟ジョゼフの無残な姿だった。それから間もなく被害者がニューヨークとフィラデルフィアにそれぞれの妻を持つ重婚者だったことが明らかになる。果たして彼はどちらの人格として殺されたのか?

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posted at 15:52:43

2019年10月10日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月10日

とはいえ破綻は少ないし、何より読者への挑戦をも盛り込んだ本格に賭ける意気込みは好印象。少なくとも次回作も読んでみたいという気にさせてくれる作品である。

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posted at 23:53:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月10日

しかしながら選評で北村薫が指摘している通り、あれこれ詰め込んだせいで作中で作り上げたルールが作品を縛っており、読んでいてどうしても窮屈な感じが否めない。また仕掛けにしても全体的にちまちましており、SF設定を導入した意図は悪くないだけに非常に勿体ない。

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posted at 23:53:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月10日

第29回鮎川哲也賞受賞作。呪われた一族、惨劇の館、不可能犯罪、連続見立て殺人といったいかにもな本格ガジェットにタイムトラベルというSF設定、更に土砂崩れが起きるまでの四日間で犯人を突き止めなければいけないタイムリミットサスペンスと、本作には様々な要素がたっぷりと詰め込まれている。

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posted at 23:52:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月10日

方丈貴恵「時空旅行者の砂時計」読了。謎の声に導かれ、2018年から1960年にタイムトラベルした加茂を待っていたのは今まさに連続見立て殺人の真っ只中にある惨劇の館だった。後に「死野の惨劇」と呼ばれるその事件の真相を解明することが、加茂の瀕死の妻・伶奈の命を救うことに繋がるという――。

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posted at 23:52:33

2019年10月09日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月9日

どちらかというとミステリ的にはその後に用意されたある趣向の方が優れており、後に発表されたクイーンの某中編の原型としても興味深い。個人的には某中編の方が好みだが、本作は本作で長編らしい二転三転するプロットとラブロマンスの要素が読んでいて楽しい良作である。

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posted at 09:16:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月9日

国名シリーズではないにも拘わらず邦題のせいで国名シリーズ扱いされているクイーン中期の作品。和風(といっても、そこはかとなく○トルトウキョー殺人課っぽさがあるが)の密室の謎を扱った本作は不可能状況こそ魅力的だが、それを堅牢にすればするほどこれしかないという真相が見えてしまうのが難。

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posted at 09:16:22

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月9日

エラリー・クイーン「日本庭園の秘密」読了。流行作家カレン・リースがニューヨークの日本庭園をのぞむ一室で怪死を遂げる。窓に鉄格子がはめられ、屋根裏部屋へ通じる扉は開かず、事件現場に出入りした者は誰もいないようにみえた。エラリーの推理は密室状況下の悪夢を解明できるのか?

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posted at 09:15:31

2019年10月06日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月6日

本作の帯には「13年間、眠りつづけていた幻の名作」とあるが、読んでみるとなぜ13年間も眠りつづけていたのか何となく納得してしまう作品である(ただ一部やたらと古臭いと思っていた描写が伏線だったのにはちょっと笑ってしまったが)。

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posted at 18:09:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月6日

更に登場人物の行動一つ取ってもなぜそんなことをするのか理解に苦しむ場面がしばしばあるのはどうかと思う。一応最後はどんでん返しを用意してそれらしく辻褄を合わせているけれど、それまでの過程のひどさが帳消しになるほどかと言われると大いに疑問。

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posted at 18:07:39

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月6日

十三年越しに出版された第16回鮎川哲也賞佳作。あらすじだけ見ると魅力的と言えなくはないが、実際読んでみるとだいぶ粗が目立つ。そもそも作中作の「毒殺倶楽部」がただの出来が悪いミステリでしかない上にその「毒殺倶楽部」を始めとした設定がお世辞にも巧く活かされているとは言い難い。

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posted at 18:07:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

19年10月6日

松下麻理緒「毒殺倶楽部」読了。轢死した推理作家・柏原壮のデビュー作『毒殺倶楽部』。それは毒に魅了された五人の仲間が創作した話をまとめたものだった。だがそれから間もなく「毒殺倶楽部」が実在するという噂が広がり始める。推理作家を殺したのはデビュー作の登場人物たちなのか?

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posted at 18:07:16

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