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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2017年02月12日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月12日

しかもこの設定をミステリ部分――ホワイダニットと犯人当てにも巧く活かしており、特に後者における防護服の使い方にはセンスが感じられる。シリーズとしては異色作だが、面白さでいえばシリーズ上位に入るであろう佳作である。

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posted at 21:34:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月12日

京都探偵局シリーズの一作。今回はいつもの不可能犯罪こそないものの、その代わりにパニック物とタイムリミットサスペンスの要素を盛り込み、いつもとはまた違った面白さを生み出している。

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posted at 21:33:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月12日

風見潤「広島地図にない村幽霊事件」読了。地図から消えた村でかつて行われていた細菌兵器実験。その過程で生まれた恐ろしいウイルスに感染した美奈子を助けるため麻衣子たちは問題の村を訪れる。だが、そこで待っていたのは高齢の老人とウイルスに感染した病人が殺されるという奇妙な殺人事件だった。

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posted at 21:33:15

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月12日

また密室トリックに関する決定的な手掛かりの提示がやや遅いものの、それが却って犯人のミスディレクションになっているのが面白い。ミステリとしてみると欠点はあるが、物語的には盛り上がりそうなガジェットがふんだんに盛り込まれた快作である。

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posted at 21:33:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月12日

京都探偵局シリーズの一作。なぞなぞの書かれた手紙によって島に集められた七人の間で三重密室殺人が起きるという設定は魅力的だが、その反面なぞなぞによってわざわざ島に集める必然性がそれほどないのが難。

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posted at 21:32:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月12日

風見潤「横浜三重幽霊事件」読了。東京湾に浮かぶガチョウ島。そこに建つプチホテル「マザーグース」へ呼び集められた接点のない七人の男女の間で三重密室殺人が起き、その直後に島はクローズド・サークルと化する。犯人は誰? そして、その目的は? 最大級のなぞなぞに名探偵・麻衣子が挑む。

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posted at 21:32:15

2017年02月07日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月7日

本作はいつもの作者が見せるやり過ぎミステリとは違う魅力を秘めた佳作である。

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posted at 00:15:39

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月7日

どちらかというと本作の見所は作者らしからぬ水面下に仕掛けられたあるトリックであり、それが倒叙形式と巧く結び付いてサプライズを実に効果的に生み出している。いや、むしろ不可能犯罪すらもそこから目をそらさせるための煙幕と考えた方がいいかもしれない。

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posted at 00:15:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月7日

強運の持ち主・浜中刑事が活躍するシリーズの二作目にして初長編。前作同様、倒叙形式を採用している本作には、一応作者らしい不可能犯罪も盛り込まれてはいるものの、正直独創性という点ではあまりないと言わざるを得ない。

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posted at 00:14:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月7日

小島正樹「浜中刑事の迷走と幸運」読了。鉄柵で囲まれたフリースクールで一人の男性教師が殺された。窓には鉄格子が嵌まり、扉には鍵がかかった個室に閉じ込められていた生徒たちには犯行は不可能。更に凶器の刈込鋏は、何故か学園の遥か外にある街路樹の上方に刺さっていた――。

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posted at 00:14:29

2017年02月05日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月5日

そういえば「ひとり、そしてそれだけ」の作中で、ファミコンのカセットのことをファミコンのテープと書いていて、?となった。

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posted at 19:33:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月5日

特に面白かったのがある人物の過去に纏わる気付きと真相が明らかになるきっかけとなる出来事で、前者は「え、そんな所から持ってくるの!?」というエロミス的見所(?)が、後者は何が幸いするか分からない皮肉が○。真相そのものよりもそこに至るまでの課程に捻りをきかせた作品である。

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posted at 19:32:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月5日

新聞記事や雑誌記事などを引用したり、語り手によって物語の見方がガラリと変わったりする、かなり構成に凝った作品。ただその割りには真相の意外性があまりないのが残念だが、その代わり別の部分に意外性が用意されているのが面白い。

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posted at 19:31:45

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月5日

佐野洋「ひとり、そしてそれだけ」読了。カメラマンらしき一人の男と、彼と関係のある三人の女がいた。彼女たちはそれぞれ何らかの事情で北海道や沖縄へと向かうことになる。そして数ヶ月後、雪解けの北海道札幌市の郊外でキタキツネに食い荒らされた身元不明の女の死体が見付かった。

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posted at 19:31:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月5日

京都探偵局シリーズの一作。今回の目玉はアリバイ崩しだが、そのアリバイをフーダニットの課程のロジックで見事に崩してみせる点が面白い。一部過去作から流用されているネタもあるが犯人を絞り込む条件や古墳ならではのトリックなど見所は多く、それらをバランスよく纏めた佳作と言っていいだろう。

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posted at 19:31:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

17年2月5日

風見潤「博多夜祭幽霊事件」読了。博多祇園山笠見物に出かけた麻衣子たちはそこで懐かしい人物と再会したのも束の間、新たに発見された古墳を巡る連続殺人事件に巻き込まれてしまう。しかも容疑者全員には完璧なアリバイが……。死体の顔に被せられていた佐用姫の面は一体何を意味するのか?

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posted at 19:30:37

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