麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2021年08月14日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月14日

「ドント・ブリーズ2」観了。屈強な盲目老人のアクション映画再び(ある意味間違いではない)。老人と武装集団のどちらに感情移入していいか分からなくなる観客を翻弄する脚本が素晴らしく最終的に少女が選んだ結末に納得がいく形で作られているのもいい。また前作以上に盲目設定を活かした戦闘も○。

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posted at 14:55:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月14日

「フリー・ガイ」観了。ゲームのモブキャラに自我が芽生えたことによる騒動。何と言ってもライアン・レイノルズ演じるガイの一途なキャラクターがいい。一部ご都合主義なところもあるがゲームと現実がリンクするメタ構造の物語が面白かった(あとディズニー傘下であることを活かしたパロディも○)。

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posted at 19:48:17

2021年08月19日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月19日

「魔性のしたたり 屍ガールズ」観了。毒物混入ミルクを飲んで死んだ若い女三人組がゾンビとなって復讐する話。ゾンビなのに車を運転したりレズプレイを始めたりとゾンビ物の常識を覆す内容に唖然。そして何より衝撃のオチでそれまでの物語と思いっきり矛盾させる豪胆さにある意味痺れることだろう。

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posted at 00:14:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月19日

潮谷験「時空犯」読了。私立探偵の姫崎を含む八人の男女は情報工学の権威・北神博士から今日2018年6月1日が既に千回近くも巻き戻されており、それが本当かどうか確認するためにある薬剤を飲んでほしいと頼まれる。果たして6月1日が再び訪れることになるがその直後、博士が他殺体で発見される。

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posted at 23:09:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月19日

「スイッチ 悪意の実験」で第63回メフィスト賞を受賞した作者の二作目は潮谷験版「七回死んだ男」とも言うべきループ物の長編ミステリ。本格度で言えば前作よりも高く、時間を巻き戻して殺人を行っている姿なき犯人「時空犯」探しが本作の眼目となっている。

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posted at 23:10:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月19日

本作が秀逸なのはなんと言っても時空犯探しのフーダニットとループ設定が密接に関わっている点であり、ある人物の言葉を気付きにして展開されるロジックはシンプルながら巧く読者の盲点を突いているし、更に動機もまたループ設定を活かしつつも登場人物の掘り下げに一役買っているのが○。

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posted at 23:10:41

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月19日

加えて主人公の姫崎と彼を慕うヒロイン麻緒の恋の行方が物語のいいアクセントとなっており、前作とはまた違った作風で読ませてくれる特殊設定ミステリの秀作である。

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posted at 23:11:09

2021年08月20日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月20日

深水黎一郎「名画小説」読了。名画をテーマにした全13編の掌編集。さらりと芸術探偵物も混じっているのが何気に嬉しい。ベストは「父の再婚」でオチの名画が話に深みを与えているのがいい。その他「六人姉妹」がホラー的に、「祖母綠の少女II」が「I」のギャップと相俟ってミステリ的に良かった。

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posted at 17:07:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月20日

根本尚「怪奇探偵 ・写楽炎」4巻読了。次々と人を襲う正体も動機も不明の怪人の恐怖「影法師」、おぞましい羽衣伝説に見立てたような足跡なき殺人「羽衣の鬼女」、密室から消えた呪いの宝石「スプリガン」、降霊会の夜に続発する不可解な現象「降霊屋敷」、血を流す刀の謎「妖刀屍丸」の五編を収録。

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posted at 17:51:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月20日

奇怪な不可能犯罪にJC探偵の写楽炎と後輩の空手くんが挑むミステリ漫画シリーズの四作目。「羽衣の鬼女」のみ既読ながらやはり収録作の中でも頭一つ抜き出ており、足跡なき殺人の新機軸ともいうべき前代未聞のトリックを打ち出しつつもそれを違和感なく成立させる事件の背景の作り込みが素晴らしい。

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posted at 17:51:30

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月20日

その他「羽衣の鬼女」に比べると一歩劣るものの「影法師」は良い意味で無茶苦茶な展開が、「スプリガン」は犯人が監視している状況だからこそ成立する仕掛けが、「降霊屋敷」は事件が終わった後の大立ち回りとある人物の正体を示す漫画ならではの伏線が、「妖刀屍丸」は犯人の過去に纏わる外連味が○。

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posted at 17:51:49

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月20日

「バトル・インフェルノ」観了。ヤラセの悪魔祓い配信中に現れた本物の悪魔とニセ神父の60分1本勝負。悪魔祓いに必要な悪魔の名前とその狙いを探り出すまでの過程はホラー映画ながらコンゲームのような面白さがあり緊迫した密室劇からのスケールの大きなオチがある種の爽快感を齎してくれるだろう。

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posted at 21:09:47

2021年08月21日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月21日

「サブライム 白衣に潜む狂気」観了。病院の健康診断を機に主人公の身に降りかかる恐怖。日常の恐怖を描く新感覚ホラーということだがどちらかというと見せ方やオチはミステリに近く、何気に社会派要素もある。ただ全ての伏線が綺麗に回収されるわけでもないのでいまいちスッキリしないところもあり。

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posted at 01:21:20

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月21日

あと内容紹介にも書かれているけど、謎のセクシーな看護師(原文ママ)が妙に浮いているのが気になった。

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posted at 01:30:28

2021年08月22日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

大島清昭「影踏亭の怪談」読了。「塗り込められた空間」のある宿の離れ。複数の「首のない女」が目撃される幽霊トンネル。共同墓地に出現する「泥の怪物」。空から降る冷凍メロンに「殺害」された死体――実話怪談作家・呻木叫子が遭遇する四つの怪異と密室殺人の謎を解いた先に待つものとは?

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posted at 16:58:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

第17回ミステリーズ!新人賞受賞作である表題作含む連作ホラーミステリ。本作を読んだ印象で一番近いのは三津田信三の作家シリーズで、元々幽霊や妖怪の研究をしていた作者らしく怪異の堂に入った描き方もさることながら全編密室殺人を扱っている点に作者の本格に対する並々ならぬ拘りが窺える。

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posted at 16:59:22

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

とはいえ一編目の表題作の時点ではまだ怪異が雰囲気作りとオチにしか活かされておらず、ミステリとしても至って普通という印象だったのに対し、二編目「朧トンネルの怪談」からは一転、怪異がミステリ部分――特に動機にがっつりと関わっており、これぞホラーミステリという真相であっと言わせてくれる。

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posted at 17:01:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

更に三編目の「ドロドロ坂の怪談」は子供の神隠しに密室、死体を泥で汚した謎を巧く繋げた上でオチと絡めているし、トリを飾る「冷凍メロンの怪談」に至っては思わず微笑ましくなる雪密室のバカトリック(!)に連作ならではの仕掛けを絡め、ホラーとしてきっちり着地してみせている点が秀逸。

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posted at 17:03:03

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月22日

本作は表題作よりもむしろ書き下ろしの三編で本格ミステリ×怪談の本領を見せてくれる秀作である。

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posted at 17:03:25

2021年08月24日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月24日

てにをは「また殺されてしまったのですね、探偵様」読了。名探偵を父に持つ追月朔也は半人前の高校生探偵だが、なぜか行く先々で殺人事件に巻き込まれてしまう。そればかりか毎回殺されては特殊体質によって生き返る朔也に対し優秀な助手リリテアは言う。また殺されてしまったのですね、探偵様――と。

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posted at 23:26:16

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月24日

ボカロPとして知られる作者による、殺されても生き返る体質の探偵が活躍する全三話構成の連作ミステリ。本作の内容紹介には本格ミステリーとあるけれど、個人的見解から言えば本作は本格ではないと思う。

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posted at 23:27:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月24日

殺されても生き返る探偵という特殊設定にしてもミステリ的必然性はなく、あとがきで作者が言うように難事件を迅速に、かつ楽に解決するためのただの便利装置でしかない。ぶっちゃけ推理の余地は殆どなく、低レベルなダイイング・メッセージやバレバレの真相でお茶を濁しているだけなのはどうかと思う。

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posted at 23:27:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月24日

唯一第三話の「クーロンズ・ホテルの殺人鬼」だけは探偵の特殊体質を活かしたミステリパロディ的シチュエーションコメディでちょっとニヤリとさせてくれるものの、結局ミステリとしてみると無意味な見立て殺人と推理もへったくれもない解決でゲンナリする。

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posted at 23:28:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月24日

とはいえ同じ作者の女学生探偵シリーズのように続けて読んでいればいつかは当たりに出会える可能性もなくはないので(ついでに言うと明らかに続編を意識した終わり方になっている)、2巻以降の出来に期待したい。

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posted at 23:29:01

2021年08月25日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月25日

細音啓「神は遊戯に飢えている。3」読了。新たにネルを仲間に迎えるべく賭け神(ブックメーカー)との戦いに臨むフェイたちだったが、狡猾な賭け神にネルはあえなく返り討ちに。だがフェイは「想定通り」と賭け神を挑発。天才的な起死回生の策と共にフェイVS賭け神の1VS1の戦いを仕掛ける。

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posted at 02:12:55

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月25日

神々が考案した様々なゲームに挑むファンタジー頭脳戦シリーズの三作目。VS賭け神に関しては前作がかなり気になるところで終わっていたために続きを読むのを楽しみにしていたのだけど、結論から言えばその期待に十分応えてくれる内容で非常に満足した。

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posted at 02:13:25

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月25日

特に秀逸だったのは三つの遊戯に隠されたイカサマ当てであり、何気ない会話の中に織り込まれた伏線は勿論のこと、これまでのシリーズの中で語られてきた設定すらも巧みに使い、シンプルながらも盲点を突いたその答えに辿り着くだけではなく一種の逆トリックをもやってのけた点が素晴らしい。

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posted at 02:16:23

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月25日

そして一転、物語の後半では前半の緻密さとは真逆の恐るべきクソゲーをあえて取り上げているのが面白い。更に豪快な新キャラ(?)まで加わり、ますます今後の展開から目が離せない。

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posted at 02:17:10

2021年08月26日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月26日

似鳥鶏「推理大戦」読了。日本のある富豪が発見したという「聖遺物」を巡り、前代未聞の「推理ゲーム」が行われることとなった。参加者はアメリカ、ウクライナ、日本、ブラジルなど各国から選ばれた論理と「特殊能力」を駆使する超人的な名探偵ばかり。果たして誰が「聖遺物」を手にするのか?

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posted at 20:53:04

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月26日

タイトルに偽りあり。まずゲームに参加する名探偵たちの能力及び実力を短編ミステリのように描いてみせる前半は悪くないが問題は本題の推理ゲームに入ってからである。大戦とは名ばかりのスケールの小さな事件と、前半で見せた実力が嘘のように微妙な推理を連発する名探偵たちには首を傾げてしまう。

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posted at 20:53:20

麻里邑圭人 @mysteryEQ

8月26日

そして名探偵たちが推理を外しまくった先に待つのはどうしてこうなったというべき悪い意味で落差のある明後日の真相であり、正直作者が何をしたかったのかよく分からない。少なくともタイトルや内容紹介に惹かれた人にはお勧めしかねる作品である。

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posted at 20:53:42

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