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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2013年06月17日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

しかしながらラストのコンゲーム的仕掛けはなかなか面白く、様々なネタで読者を驚かせようという作者のサービス精神は大いに買いたいと思う。

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posted at 19:04:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

ただその反面、作品の性質上仕方ないとはいえ、誰がやったかという点がどうでもよくなってしまうのが難。またこれは好みによるのかもしれないが、バトル描写があまりこなれていないように感じた。

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posted at 19:03:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

イロモノ暗殺者たちが繰り広げるバトルロワイヤルと推理劇を融合させた「夕陽はかえる」の流れを汲む快作。本作の設定は一見するとB級映画を彷彿とさせるバカバカしさだが、それらが後にある大ネタを成立させるために必要不可欠であることが分かり、仰天させられる。

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posted at 19:03:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

霞流一「落日のコンドル」読了。豪華客船のオーナーを暗殺するため、洋上の船に潜入した瀬見塚眠をリーダーとする暗殺チーム。だが、そこで待っていたのは仲間の他殺体と空中殺法を駆使するコンドル三兄弟の襲撃だった。更にオーナーも既に何者かに殺されており、死体からは手首が奪い去られていた。

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posted at 19:02:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

「金星」は漫画ならではのトリックの見せ方が秀逸だが、犯人がそれほど主張していないせいか童話のフォローがあるとはいえ動機にイマイチぴんとこない。対して「初恋」は読後感はいいが計画的というにはあまりに綱渡りすぎる犯行にどうしても引っ掛かってしまう。総じて今回は一長一短な印象を受けた。

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posted at 11:43:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

今回収録された二編に共通して言えるのはミステリ部分よりもその裏にある物語性を重視している点であり、「金星」は思い込みの愚かさを、「初恋」は人が恋に落ちる過程をそれぞれ描いている。

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posted at 11:43:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

「Q.E.D.」45巻読了。学生アパートで起こった密室殺人と宇宙冒険旅行を描いた童話がリンクする「金星」、校内屈指の美少女と付き合うことになった平凡な男子高校生が、自室のベランダで彼女に付きまとっていた男の墜落死体を発見、殺人犯として疑われる「初恋」の二編収録。

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posted at 11:42:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

犯人の特定方法も特殊知識だけではなく、ちゃんと論理的にも絞り込めるようになっているのは○。本作はタイトルにもある薔薇と十字というガジェットが実に効果的に活かされた傑作である。

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posted at 10:08:24

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

前巻から始まった「薔薇十字館殺人事件」完結。金田一少年ではしばしば心理トリックが用いられるが本作で使われた二つのトリック――薔薇密室とアリバイトリックはその中でも上位に入る出来と言っていいだろう。前者の串刺しの理由もさることながら特に後者の騙し絵を思わせる大胆な発想が素晴らしい。

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posted at 10:08:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月17日

「金田一少年の事件簿」5巻読了。「ローゼンクロイツ」と名乗る者から異母妹を守ってほしい――高遠遥一からの依頼を受けて人里離れた山奥にある薔薇十字館にやって来た金田一と深雪。だが周囲を囲む薔薇の棘に毒が塗られたことで館に閉じ込められた挙げ句、恐怖の連続殺人に巻き込まれることに……。

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posted at 10:07:51

2013年06月16日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月16日

尤も丁寧に伏線を張りすぎたせいで真相が分かりやすいきらいはあるが、それを差し引いても、本作はプロットと語りの巧さで充分お釣りがくる秀作である。

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posted at 12:29:34

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月16日

本作に関して作者は「短編(シリーズ一作目は短編集)と違って一段と困難な試みだった」と語っているが、確かに将軍暗殺計画と連続首切り殺人が同時に展開する本作の凝った構成をみると、その苦労が窺われる。

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posted at 12:28:59

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月16日

織田信長が探偵役を務めるシリーズの二作目。「策略の首」もそうだが、このシリーズの長編は首切りテーマとコンゲームの融合が非常に秀逸であり、それを違和感なく成立させるために戦国時代という舞台を持ってきた作者の判断には脱帽と言わざるを得ない。

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posted at 12:28:37

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月16日

井沢元彦「五つの首」読了。将軍・足利義昭を織田家に招くため腐心する信長の許に首狩人と名乗る者から五つの首なし人形が届く。程なくして岐阜城下で瓜商人の首なし死体が発見され、残された白木の札には「一番首頂戴」の文字が――。一方、織田家に向かう義昭には、暗殺者の魔の手が忍び寄っていた。

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posted at 12:28:10

2013年06月15日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月15日

更に「涙なくしては語れない事件」では折角殺人事件まで起きているのに、真下の迷推理がないばかりか、それが一切物語に関わることなく終わってしまっていて残念の一言に尽きる。勿論、そこだけがこのシリーズの見所というわけではないものの、ミステリというからにはそちらにも力を入れてほしかった。

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posted at 20:37:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月15日

似非SFミステリであるこのシリーズの魅力の一つに、自称名探偵の所長・真下による迷推理があるが、そこを期待すると本作は非常に物足りないと言わざるを得ない。一応「UWO現る!!」でやってはいるものの、印象としては悪い意味でこぢんまりとしてしまっている。

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posted at 20:35:06

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月15日

清水義範「新・幻想探偵社」読了。オカルト系の事件ばかり舞い込む幻想探偵社シリーズの四作目。見えない覗き魔の謎「UWO現る!!」、結婚式の参加者全員が理由もなく泣き出す「涙なくしては語れない事件」、千の顔を持つ怪盗との対決「怪人千面鬼」、サイドストーリー「“冬の恋”」の四編収録。

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posted at 20:34:37

2013年06月13日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月13日

他にも若かりし頃の江戸川乱歩が暗号解読に協力したりとミステリファンならニヤニヤできる要素があるのは○。尤もミステリとしてみると密室トリックのアレさもさることながら、犯人特定の仕方があんまり過ぎる点など気になるところはあるが、それさえ割り切れるのであれば、普通に楽しめる作品である。

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posted at 17:31:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月13日

本作は暗号と密室という二つのミステリ的ガジェットを扱っているが、後者に関してはあくまでオマケに過ぎず、そこに期待すると確実に肩透かしを覚えるだろう。むしろ本作が秀逸なのは史実と物語の結び付きであり、伊達騒動の真相を暗号が引き立てるその構成は歴史ミステリ特有のロマンを感じさせる。

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posted at 17:30:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月13日

井沢元彦「ダビデの星の暗号」読了。二十五歳の新進作家・芥川龍之介は伊達騒動の大悪人・原田甲斐の子孫である友人・原田宗助から先祖の恥をすすぐため、掛軸に隠された暗号解読を依頼される。だが程なくして宗助は、密室殺人の被害者となってしまい――。

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posted at 17:29:41

2013年06月12日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月12日

とはいえ仕掛け自体は凝っているので、驚きだけを求めるのであれば充分期待に応えてくれるだろう。また後者についても出来にばらつきはあるが、個人的には第一の事件のさらりと書かれた凶器の伏線には驚かされた。全体的な完成度としては決して高くはないものの、見るべきところは多い作品である。

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posted at 17:39:07

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月12日

日経エコノミステリーという変わったレーベルから出た本作はリゾート計画に纏わる蘊蓄が少々鼻につくものの、作者らしいメタ的仕掛けと殺人トリックの両面から楽しませてくれる。但し前者に関してはそれをやる必然性に乏しく、ただ「読者を驚かせたかったから」だけで終わってしまっているのが残念。

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posted at 17:38:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月12日

辻真先「ユートピア計画殺人事件」読了。事のきっかけは、ある村の祈祷師が村の起死回生の策として言い残した「リゾート……」という言葉だった。それから数年後、キリコと克郎が遭遇したリゾート計画に纏わる二つの殺人事件は、やがて薩次をも巻き込んで、一つの意外な真実を導き出す。

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posted at 17:38:31

2013年06月10日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月10日

他にも作者の都合よく展開し過ぎだったり、無駄に複雑にしただけだったりと欠点が多く、もしかしてあまり練り込む時間がなかったのかしらとつい勘ぐってしまう。また探偵役のぬいぐるみ好きという設定が却って足枷になっている印象もあり、何となくシリーズの今後に不安を覚えてしまった。

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posted at 21:36:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月10日

うーん……。あとがきで作者も語っているようにユーモアという割りにシリアス色が強すぎるのも気になるが、それ以上に気になったのは作者が得意としているはずの論理のアクロバットが不発気味であることで、その結果、全体的に説得力に欠けるのが難。

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posted at 21:36:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月10日

西澤保彦「ぬいぐるみ警部の帰還」読了。「赤い糸の呻き」収録の「お弁当ぐるぐる」で初登場した大のぬいぐるみ好きであるイケメン警部・音無が活躍するユーモアミステリ短編集。令嬢の全裸死体と開かずの金庫が開いていた謎を巡る「ウサギの寝床」含む五編収録。

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posted at 21:35:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月10日

収録作でベストを選ぶなら文句なくこの作品だが、その他の短編で良作を挙げるなら血の涙を流すブロンズ像の謎とコンゲームが融合した「兵士像の涙」と地方都市の市長選挙に絡んだ騙し合いを新聞記者の視点から描く「やねこい奴」。

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posted at 18:12:58

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月10日

「“現代の死角”に挑んだ」と内容紹介にある通り、収録作はいずれも何らかの盲点を扱っているが、その中でも最も成功しているのは何と言っても表題作だろう。あらゆる可能性を徹底的に潰していった末に明かされる解答はシンプルだが、舞台設定と人間心理の両面から支えられた盲点が実に秀逸。

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posted at 18:12:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月10日

伴野朗「密室球場」読了。夏の全国高校野球大会決勝戦。五万人を超える観衆が観戦する甲子園球場のネット裏で、敗れたチームの投手の姉が心不全で急死する。犯人はどうやって被害者に近付くことなく殺害したのか? 表題作含む六編収録。

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posted at 18:12:26

2013年06月09日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

とはいえ、事件の黒幕が誰かという点ではほぼバレバレであり、どちらかといえば伏線と動機に見るべきところがある。個人的には黒幕の某人物の素性とラストのホラー的な味わいが自分の偏愛する飛鳥部勝則に通じるものがあり、好感度高し。

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posted at 21:38:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

本作は連作ミステリ形式で綴られてはいるものの、個々の事件で見ればブラックユーモア色の方が強く(但し「殺人保険のすすめ」は除く)、ミステリとしては最後の一編「淫らな死神」に入ってからが本番だろう。

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posted at 21:38:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

山田風太郎「誰にでもできる殺人」読了。アパート「人間荘」十二号室の押し入れから発見された一冊のノートには、その部屋の代々の住人に纏わる事件の数々が記されていた。錯覚による殺人、出来心による殺人、善意による犯罪、怠慢による犯罪、正当防衛による殺人――その背後にある恐るべき真実とは?

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posted at 21:37:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

六人のパトロンと五十一人の男に囲まれた生活を送っていた女が殺される「夜の密戯」は実際にあった事件をモチーフにしている為かミステリとしては消化不良のきらいがあるのが難。エラリィ・クィーンがアンソロジーに採用したという「優しい脅迫者」は赤川次郎のサスペンスを彷彿とさせる味わいがある。

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posted at 21:37:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

表題作は謎解きの醍醐味こそないものの警察の地道な捜査が明らかにする少女の心理が印象深い一編。精神分析をテーマにした「黒の記憶」は展開は悪くない反面、オチが苦笑物なのがアレ。雑誌記者が見知らぬ女に刺される「蘇る過去」は今日ではありふれた話だが、当時はまだ目新しかったのかもしれない。

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posted at 21:36:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

西村京太郎「歪んだ朝」読了。浅草署の刑事・田島が隅田川に浮かんでいるところを発見した十歳くらいの少女の他殺体は、奇妙なことに真っ赤な口紅を塗っていた。少女の身に何が起こったのか? 「オール讀物」推理小説新人賞受賞作の表題作や作者のデビュー作「黒の記憶」など五編収録。

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posted at 21:35:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

その他、当時の社会情勢を巧く活かしたサクセスストーリーが痛快な「うらなり出世譚」や、この作者には珍しい怪奇大作戦(!)的な味わいの「夜にうごめく」も個人的には嫌いではない。

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posted at 21:35:19

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

ミステリだけに留まらない、幅広いジャンルの作品を取り揃えた短編集。倒叙物の表題作が一番微妙ではあるが(肝心の伏線に大いに不満あり)、それ以外の収録作はなかなかの出来であり、ミステリとしては「第六太平丸の殺人」における推理のポイントのずらしが秀逸。

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posted at 21:34:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年6月9日

西村京太郎「失踪計画」読了。自尊心の強い男が職場から大金を盗み、その嫌疑を同僚に着せようとする表題作を始め、殺人犯が紛れ込んだ船で新たに殺人事件が起こる犯人当て小説「第六太平丸の殺人」、病弱で何をやっても様にならない不器用な男が成功の道を辿っていく「うらなり出世譚」など七編収録。

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posted at 21:34:33

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